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家の基礎にひび割れ発見!ひび割れ放置のリスクと補修方法を徹底解説
2026.05.19
外壁・屋根塗装のタイミング
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「家の基礎部分のひび割れ、放置しておいて大丈夫かな…」
「地震で倒壊しないだろうか…」
など、基礎のひび割れを補修すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
家の基礎に見つかるひび割れは、放置すると建物全体の安全性に影響を及ぼす可能性もあります。
この記事では、ひび割れの原因と放置するリスク、さらに補修時の注意点について詳しく説明します。適切な対策を行い、安心して暮らせる住環境を保つためのポイントを押さえていきましょう。
☑ 建物を支える基礎の重要性
☑ 基礎の寿命は30年~40年。適切な補強で耐久性の低下を防ぐ
☑ 基礎に起こるひび割れの原因と特徴を紹介
☑ 代表的な基礎のひび割れ補修方法3つ
☑ 基礎のひび割れ補修を依頼する前に覚えておくこと
建物の命、基礎の役割とは

基礎とは構造物からの力を地盤に伝え、構造物を安全に支える機能を持っています。
住宅の基礎は、家全体の耐久性と安全性を大きく左右する部分であり、その機能は単に建物を支えることだけではありません。
基礎は湿気から建物を守り、さらには地震などの自然災害にも耐える、建物の安全性において非常に重要な役割を担っています。
その役割を十分果たすためには、基礎自体が堅牢である必要があります。
基礎の寿命はどのくらい?
しかし、この重要な基礎も永遠に持つわけではありません。一般的に、鉄筋コンクリート製の基礎は30年から60年程が寿命とされていますが、これはコンクリートの中性化や鉄筋の腐食が進行することによって決まります。
現在の基礎は、主に鉄筋とコンクリートで構成されています。
コンクリートは本来アルカリ性ですが、長期間にわたり外気の二酸化炭素と反応することで、徐々に中性に変わる「中性化」という現象が生じます。この中性化は避けがたく、建築物の耐久性に重大な影響を及ぼす可能性があります。
中性化のメカニズム
中性化が進行しコンクリート内部まで影響が及ぶと、内部にある鉄筋の錆びが始まります。鉄筋が錆びると体積が増加し、コンクリートにひびが入ります。このひび割れがさらに進行すると、外部の空気や水分が内部に侵入しやすくなり、鉄筋の錆びが加速されるという悪循環に陥ります。
最終的にはコンクリート外部に鉄筋が露出する「爆裂」現象が起こります。コンクリートが部分的に欠落し、構造的な強度が低下するので、建築物の安全性が著しく損なわれることになります。
鉄筋の約20%が錆びてしまうと、基礎は寿命を迎えるといわれています。
住宅の基礎は、一度劣化が進んでしまうと立て直しが難しい部分です。建物の寿命を短くするだけでなく、使用中の安全にも直接的な影響を与えるため、適切な補強工事と定期的なメンテナンスが必要です。
適切な補修や補強が施されれば、基礎の構造を強化し、住宅の耐久性が低下するのを防ぐことができます。

基礎のひび割れについての基本知識
基礎のひび割れは補修が必要か
住宅の基礎は、コンクリート基礎の表面にモルタルを薄く塗るか防水塗装をして仕上げています。上記で説明したコンクリートの中性化は、二酸化炭素によってもたらされるので、二酸化炭素や水との接触を防ぐことでコンクリートを保護しています。
この表面のモルタルや塗料の塗膜にひび割れができたとしても、すぐに構造にダメージを受けることはありませんが、進行すると、コンクリートと空気や水との接触が増し、中性化や鉄筋の錆びへと移行します。
基礎部分にひび割れが見られたら、まずは専門家に相談し、ダメージの程度を確認してもらうとよいでしょう。
基礎のひび割れが起こる主な原因
基礎のひび割れは様々な要因によって引き起こされますが、主に以下が挙げられます。
乾燥収縮は、コンクリートの水分が時間とともに蒸発し、それによって基礎が収縮する現象です。
この収縮が原因で基礎には微細なひびが入りやすくなります。基礎に発生するひび割れの多くが、この乾燥収縮によるものです。
気温の変化による影響も無視できません。
コンクリートは温度が上昇すると膨張し、降下すると収縮します。特に、急激な温度低下はコンクリートの収縮を促し、それがひび割れを生じさせることがあります。
不同沈下は、建築物が建てられている地盤が軟弱である場合に見られる現象です。
地盤の一部が他の部分よりも速くまたは深く沈下すると、基礎に不均等な圧力がかかり、ひび割れが発生します。進行すると家が傾き、建具の開閉に支障が出たり健康面にも影響が出ることがあります。
地震の強い揺れは、建物の基礎に大きな負荷を与え、ひび割れの原因となることがあります。
特に地震が頻繁に発生する地域では、このリスクは高まります。地震発生後のひび割れは、専門家による点検を受けるべきです。
施工不良もひび割れの一因となります。
適切な厚みや強度が確保されていない場合、時間とともに材料の劣化が進みやすく、それがひび割れにつながることがあります。建物の耐久性に影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
最後に、コンクリートの中性化も重要な要因です。
中性化により腐食した内部の鉄筋が膨張し、ひび割れが発生します。ここまで劣化が進行するとコンクリートの耐久性が一気に低下するため非常に危険です。早急に対策を取るべきです。

ひび割れの種類と特徴

ひび割れはその種類によって補修方法も異なります。
主に見られるのは「ヘアークラック」と「構造クラック」です。
ヘアークラックと呼ばる幅0.3mm未満・深さ4mm未満のひび割れは、乾燥や収縮により生じる細かいひびで、通常、建物に大きな影響はありません。
一方、幅0.3mm以上・深さ4mm以上の構造クラックは、地盤沈下や建築上の問題から発生し、建物の安全性に直接影響を与える可能性があるため、適切な補修が必要です。
ヘアークラックがある場合、これ自体は一般的に構造上の大きな問題ではないとされていますが、これが1か所に集中している場所は注意が必要です。
特定のエリアにひび割れが集中しているということは、そこに異常な力や負荷が働いている可能性があるからです。具体的には、1メートル以内に3箇所以上のひび割れが見られる場合は、ただの表面的な問題ではなく、構造的な問題を疑うべき重要なサインです。
各ひび割れは見た目や発生原因が異なるため、気になるひび割れがある場合は専門家に相談するのが良いでしょう。専門家による詳細な調査を行えば、問題の原因が明確になるので、適切な修復方法や予防策を講じることができます。
基礎のひび割れ補修方法
ひび割れの補修は、コンクリートの防水性・耐久性を回復させ、見た目を美しく整えます。
補修方法は、まずひび割れの深さと幅を正確に測定することから始めます。
浅いひび割れは、専用のシーリング材を用いて充填します。
深いひび割れの場合は、エポキシ樹脂やポリウレタン樹脂を注入して補強する方法が効果的です。
また、ひび割れの原因によっては、地盤改良や排水対策が必要になることもあります。
十分な補修効果が得られるよう、材料の基本特性を十分に把握した上で適切な補修を行うことで、建物を長持ちさせることができます。
代表的なひび割れ補修方法とその特徴
● Uカット(Vカット)シール材充填工法

「Uカット(Vカット)シール材充填工法」は、電動工具とカッターを使ってひび割れ部分を特定の形状に切り、専用のシール材を充填することで補修を行う方法です。ひび割れの幅が広い場合や、ひびが深くシーリング材が奥まで届きにくい場合の補修方法です。
この工法は、ひび割れが進行するのを防ぎ、さらに構造体を保護する効果が期待できます。適切な施工を行うことで、建物全体の安全性を高めることが可能です。
● ビックス工法(低圧注入工法)

ビックス工法、または低圧注入工法は、コンクリートのひび割れ補修に特化した技術です。この方法は、少ない圧力で特殊な樹脂を基礎内部のひびにゆっくり注入し、内部からしっかりと補強します。
小さなひび割れにも対応可能で、ひび割れの原因や状況に応じて、最適な樹脂が選ばれ、耐久性と安全性を高めることができます。
● アラミド繊維シートとエポキシ樹脂のハイブリッド工法

アラミド繊維シートとエポキシ樹脂を用いたハイブリッド工法は、基礎に貼りつけて強度を高める方法です。この技術は、高い引張強度を持つアラミド繊維と、優れた接着性のエポキシ樹脂を組み合わせることで、耐久性と補強効果を大幅に向上させます。
特に、地震や長期的な使用によるダメージが懸念される建物において、このハイブリッド工法は効果的です。
ひび割れ補修にかかる費用の目安
基礎のひび割れ補修にかかる費用は、その範囲や深さによって大きく異なります。
ヘアークラックの場合、専用の補修材を使用して自分で見た目を整えることも可能ですが、その場合、数千円程度の材料費が必要です。
一方、深いひび割れや広範囲にわたるダメージがある場合は、専門の業者に依頼することをお勧めします。この場合の費用は、補修の範囲に応じて数万円から数十万円となることが一般的です。適切な診断と適切な方法で補修を行うことが、建物の安全を保つ上で非常に重要です。
基礎のひび割れ補修を専門業者に依頼する際のポイント

補修の依頼前に確認すべきこと
補修を依頼する前に、まず基礎の状態を確認しましょう。ひび割れがある場合、その範囲と深さを把握することが重要です。
ひび割れの幅は「クラックスケール」と呼ばれる道具で測定できます。ホームセンターなどで購入することができます。深さは針金などを用いると凡その深さを計測できます。
ひび割れが浅い場合は、自身で補修キットを使っての修復が可能ですが、深いひび割れや広範囲にわたるものは専門家に依頼しましょう。自身で行う際は、補修箇所の清掃も忘れずに行い、補修材がしっかりと定着するようにしてください。正確な補修を行うためには、補修材の選定も重要です。適切な材料を選び、耐久性を確保しましょう。
複数の業者から見積もりを取る
基礎のひび割れは、家の安全に直結する重要な問題です。専門業者に依頼する際には、その業者が持つ資格や経験を確認することが肝心です。
また、見積もりは複数の業者から取ることで、コストとサービスのバランスを比較検討できます。業者選びに際しては、過去の修復事例や口コミも参考にし、信頼できる業者に依頼しましょう。最後に、修理後のアフターケアや保証内容も確認しておくことが大切です。
まとめ

基礎部分は家の下部や床下にあるため、日常的に目にする機会が少く、ひび割れに気が付かないことも多いかもしれません。また、ひび割れの発生場所が暗くて見えにくい場所にあることもあるので定期的な点検が必要です。
基礎にひび割れを見つけた場合はまず、ひびの幅と深さを確認し、表面的なものか構造的な問題かを判断します。
浅いひび割れは、建物に大きな影響はありません。気になるようであれば専用の補修材を用いて自分で修復することが可能です。
しかし、深いひび割れは建物の安全に関わるため、専門の業者に診断を依頼することをお勧めします。
定期的な点検を行い、早期発見・早期対応を心がけることが、基礎を長持ちさせる秘訣です。
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