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近年人気を集めているシンプルでスタイリッシュなキューブ型住宅や、ビルの屋上などでよく見られるのが「パラペット」です。
屋上を囲むように立ち上がっている壁で、デザイン性や安全性を高める一方で、実は雨漏りの原因になりやすい場所でもあります。

パラペットが付いた屋根や屋上は人が立ち入らない構造になっている場合が多く、メンテナンスを放置しがちです。そうして気づかないうちに被害が拡大してしまうケースも見られます。

この記事では、パラペットが雨漏りしやすい理由とその防水対策、さらに適切なメンテナンス方法について解説していきます。
定期的にメンテナンスを行い、長く安心して住み続けられる家を目指しましょう。

この記事のPOINT

☑ パラペットとは、屋上やバルコニーなどの外周部先端に設置された低い壁
☑ パラペットは構造上、雨漏りしやすい場所
☑ 排水口は詰まりやすいので、定期的に清掃する必要がある
☑ 笠木に浮きや剥がれ、立ち上がりにひび割れがないか注意する
☑ 防水工事は構造や予算、求める耐久年数によって適切なものを選ぶ

パラペットとは?その役割を解説

パラペットとは、建物の屋上やバルコニーの外周に立ち上がる低い壁のことを指します。
雨風や外部からの侵入を防ぐだけでなく、建物の安全性やデザイン性を高める重要な役割を担っています。

一般的に見られるのは「陸屋根(フラット屋根)の周囲」に設けられるパラペットです。これは屋上からの転落防止や適切に排水するために欠かせない構造となっています。

ほかにもバルコニーの外周に立ち上がる低い壁もパラペットに含まれます。勾配屋根の建物でも、外壁を屋根より高く立ち上げて笠木を取り付けている場合、その部分はパラペットと呼ばれます。

パラペットの基本的な役割とは

屋上

パラペットの基本的な役割は、建物の屋上やバルコニーなどの端に設けられ、屋根に降った雨水が直接外壁に流れ落ちるのを防いでいます。屋根と外壁の接合部を強化する役目も果たしています。
また、屋上から人や物が落ちないようにする安全対策としての機能もあります。

建物の外観デザインを整える役割も持っており、屋根の構造や設置された機器を隠して外観をすっきり見せたりと、デザイン性の向上にも大きく貢献します。

パラペットがしっかり機能していれば、建物内部への雨水の浸入リスクを大きく減らせます。つまりパラペットは雨漏り防止と安全性、そして見た目の美しさを同時に支えている存在なのです。

パラペットからの雨漏りが多い?

パラペットは、雨漏りしやすい場所の1つです。それは構造的な問題が大きいです。
一般的な勾配屋根は「自然の重力と勾配」による単純な排水で済みますが、パラペットのある陸屋根は雨水を内樋や排水口に集める特殊な仕組みが必要になります。
「内樋」とは、屋根や壁の内側に作られる、外から見えない樋のことで、屋根の外観をすっきりと見せることができる一方、滞留や点検の難しさから雨漏りリスクが高まります。

陸屋根やバルコニーに降った雨は、床面に僅かに付けられた勾配やパラペットに沿って設けられた排水溝に沿って排水口に集まってきます。
この排水構造は、水が滞留しやすく、排水不良が起きると雨漏りのリスクが高まります。
また、内樋は点検や清掃が難しいため、排水不良や防水性能の低下を早期に発見しにくく、結果的に雨漏りが発生しやすいのです。

その他、パラペットからの雨漏りは以下の理由によることが多いです。

内樋や排水溝の不具合による雨漏り

パラペットと屋根のつなぎ目には内樋と呼ばれる排水構造があり、雨水を安全に排水する仕組みになっています。ここは落ち葉や土砂が溜まりやすく、ゴミや枯れ葉が詰まって排水がうまくいかなくなると、雨水があふれて屋上がプールのような状態になってしまい、雨漏りの原因になります。

また、排水溝自体の劣化や破損が進むと、隙間から水が建物内部に侵入しやすくなります。
落ち葉や土砂を溜めないためには、定期的な内樋の清掃が必要になります。

パラペットの継ぎ目やクラックの劣化

パラペットの継ぎ目やクラック(ひび割れ)が劣化すると、そこから雨水が侵入しやすくなり、雨漏りの大きな原因となります。

パラペットは複数の部材を組み合わせて作られるため、継ぎ目やつなぎ目が必ず発生します。これらの部分は、建物の動きや温度変化によって徐々に隙間が生じたり、シーリング材が硬くなって割れたりしやすいのが特徴です。
パラペットの継ぎ目やひび割れは、定期的にチェックすることが大切です。

笠木の浮きや外れ

パラペットの最上部に取り付けられる水切り用の覆いのことを「笠木」と呼びます。笠木の浮きや外れは、パラペットからの雨漏りを引き起こす主な原因の一つです。

雨風に直接さらされるため笠木は劣化しやすく、この笠木が浮いたり外れたりすると、隙間から雨水が侵入しやすくなります。

特に、笠木の取り付け部のビスや固定金具のサビ、コーキング(すき間を埋める素材)の劣化が進むと、さらに雨水が入り込みやすくなります。

パラペットの防水対策とメンテナンス方法

防水層の劣化を防ぐためには、日常的な点検と早期対応が最も重要です。
パラペットは雨や紫外線の影響を受けやすく、年月が経つとどうしても防水層が傷みやすくなります。
特に、ひび割れや膨れ、色あせなどの小さな変化を見逃さず、気付いた時点で専門業者に相談することが大切です。
こうした対策を怠ると、建物内部への雨水浸入や構造体の腐食など、深刻な被害につながる恐れがあります。

内樋と排水溝

ベランダ掃除

排水口周りにゴミや落ち葉が溜まっていると、雨水がうまく流れず、劣化が早まる原因になります。定期的に清掃を行い、排水経路を確保しましょう。定期的な排水口の清掃は、雨漏りを防ぐための基本的なメンテナンスです。

内樋に穴あきやサビなどが進行している場合は、部分交換や全交換が必要になることもあります。

陸屋根のパラペット内側にある排水溝は、防水工事と同様のメンテナンスが必要です。剥がれやひび割れがないかチェックします。
表面のトップコートの色が褪せてきたら塗り替えのサインで、一般的には5~7年ごとにトップコートを塗り直すことが推奨されています。

シーリング材の再施工

シーリング材にひび割れや剥がれがないか確認します。
パラペットの隙間や外壁の目地を埋めるシーリング材が劣化するとパラペットの継ぎ目やつなぎ目から雨水が浸入しやすくなり、結果として建物内部に水が入り込む原因となります。

シーリングは紫外線や風雨にさらされることで徐々に硬くなり、ひび割れや剥がれが発生します。
メンテナンスの際は、古いシーリング材をしっかりと除去し、新しい材料を隙間なく充填することが大切です。

笠木のメンテナンス

パラペットの最上部を覆う笠木は、雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。
劣化しやすい場所なので、金属製笠木のビスや釘が浮いていたり、シーリングのひび割れや剥離が見られた場合は早めに専門業者へ相談しましょう。
腐食や大きな歪みがある場合は、笠木全体を交換することもあります。
築10年以上が経過している場合はメンテナンスを検討しましょう。

立ち上がり部分のメンテナンス

パラペットの立ち上がり部分は、建物の防水性能にとって非常に重要な箇所です。
基本的には外壁と同じ素材か金属製のため、防水性を保つためには定期的な塗り替えが必要です。

ひび割れから雨漏りに繋がることも多いので、ひび割れがみられる場合にはすぐに補修を行います。

適切な防水工事の選び方

陸屋根や屋上の防水方法は多様で、建物ごとの状況や要望に合わせて選ぶ必要があります。

ウレタン防水工事
シート防水工事
アスファルト防水工事

パラペットの雨漏り対策として最も重要なのは、建物の状態や使用環境に合った防水工事を選ぶことです。なぜなら、パラペットの素材や形状、そして既存の防水層の種類によって、最適な工法や材料が異なるためです。

陸屋根や屋上の防水工事には、主に3つの種類があります。最も一般的なのが「ウレタン防水工事」です。これは液状の防水材を塗り重ねて防水層を作る方法で、複雑な形状のパラペットにも柔軟に対応できるため、多くの建物で採用されています。

次に「シート防水工事」があり、ゴムや塩化ビニール製のシートを貼り付けて防水する方法です。耐久性が高く、比較的短期間で施工できるのが特徴でしょう。

最後に「アスファルト防水工事」がありますが、これは熱で溶かしたアスファルトを何層にも重ねる方法で、主に大型建築物に使われます。

建物の構造や予算、求める耐久年数によって最適な工法は異なります。防水工事の選択は、専門業者とよく相談しながら進めることが大切です。

まとめ

パラペットは建物のデザイン性を高めるだけでなく、安全や防水の観点からも欠かせない存在です。しかし、その構造上、雨漏りのリスクが高いことも事実です。

雨漏りが起こってからでは、建物補修に多くの費用がかかります。定期的な清掃や再塗装、補修などにより防水性を向上させる必要があります。

パラペットの点検は、自分でできる部分もありますが、安全な場所から目視で確認できる範囲に限定し、屋上に登ることは危険なため避けるべきでしょう。

また内側や詳しい防水層の劣化状態を見るためには、専門業者による点検が必要となります。
ベランダの防水工事に関して気になる点があれば、私たちプロタイムズ長野若里店に遠慮なくお問い合わせください。防水のプロフェッショナルとして、お客様の建物に最適な調査法を選び、安心と信頼の防水工事を実現します。

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