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ケレン作業

塗装工事をする際に必ず行われるケレン清掃。その目的は、下地をきれいにするだけでなく、下地と塗料の密着度を上げて、塗料本来の効果を引き出すことにあります。今回は、ケレン清掃を行う目的や重要性、ケレン清掃を依頼したときの費用相場など、ケレン清掃について分かりやすく解説していきます。

この記事のPOINT

☑ ケレン清掃とは何か、その目的と重要性
☑ ケレンの種類
☑ ケレン清掃の費用相場
☑ ケレンのの作業内容と必要な道具
☑ ケレン清掃はDIYできる?

ケレン清掃とは

ケレン清掃とは塗料の密着度と耐久性を上げるために行う事前清掃のことです。塗装する部分の汚れを落とし、不要な凹凸があれば削って平らにする、いわゆる下地処理にあたります。ちなみにケレンの語源は英語の「Clean(クリーン)」が鈍ったものだと言われています。

ケレン清掃を行う目的

ケレン清掃を行う目的は2つあります。

  • 下地の付着物を取り除き、塗料の密着度を上げる
  • 下地に凹凸を付けて塗料の密着を強化する

そもそも塗料には、建物を錆や汚れから守る役割があります。しかし、塗料を塗る前の下地に汚れや不要な凹凸があると、その効果を最大限に引き出せません。また、下地から汚れを取り除き、平らにしたあとはわざと「目荒し」という凹凸を付ける作業を行います。塗料は全くの平らな面に塗っても密着度が低下。そのため、あえて凹凸をつけることで、密着度の強化を図ります。

ケレン清掃を行う重要性

ケレン清掃を行わなかった場合、下地と塗料の密着度が下がります。塗料がしっかり密着していないと簡単に剥離してしまうため、見た目やその効果、耐用年数に悪影響がでてきます。

塗膜(塗料が乾燥して膜状になったもの)が剥がれた場所からは水が浸入し、錆が発生します。錆を放置してしまうと、建物自体が弱くなり、劣化や損傷が激しくなります。劣化や損傷部分からひび割れが発生すれば、雨漏りや隙間風の原因となり居住性が悪化。修繕に多額の費用を要することになるので、定期的なメンテナンスや剥離箇所を早急に修繕することはもちろん、そもそも塗料の密着度を上げてその効果を強化するためにもケレン清掃を丁寧に行うことが重要です。

ケレンの種類

ケレン清掃は4つの種類があり、それぞれ作業の強さが異なります。

  • 1種ケレン
  • 2種ケレン
  • 3種ケレン
  • 4種ケレン

1種ケレンが最も強力で、2種ケレン、3種ケレンと数が大きくなるごとに作業が軽くなります。このうち、一般住宅に用いられるのは2種ケレンと3種ケレンで、軽めの錆落とし程度であれば4種ケレンでも対応可能。場所に応じて複数のケレンを使い分けて作業を行います。

1種ケレン

4種類ある中で最も効果が優れているケレンです。錆や旧塗膜を完全に除去して鋼材面を露出させます。
1種ケレンでは特殊な工法である「ブラスト法」や特殊な薬剤である「剥離剤」を用い、錆や古い塗料を完全に取り除きます。
作業は大がかりになるため、道路橋などの大きな構造物にのみ用いられ、一般住宅に使用されることは基本的にありません。

2種ケレン

2種ケレンでは、「ディスクサンダー」や「ワイヤーブラシ」などの電動工具を使用して、錆や古い塗料を落とします。錆の状況が深刻な状況で行われるケレンです。
塗装面の30%以上を錆が覆っている場合は、古い塗膜とは違う塗料を使用する場合に2種ケレンが用いられます。
2種ケレンで錆や旧塗膜を除去して鋼材面を露出させます。

3種ケレン

3種ケレンも2種ケレンと同様に「ディスクサンダー」や「ワイヤーブラシ」などの電動工具を用いて、錆や古い塗料を落とします。
これらの工具が入らない部分においては、研磨スポンジを使用。
2種ケレンと違い、3種ケレンでは古い塗膜のうち、しっかり密着している「活膜」を残し、ひび割れや膨れを起こしている「死膜」のみを取り除きます。
4種類のケレンのうち、一般住宅に最も用いられるのがこの3種ケレンです。

4種ケレン

4種ケレンでは、紙ヤスリや研磨スポンジを用いて死膜を除去します。錆や膨れなどの異常がある部分が、全体の5%以下の場合に用いられます。
基本的に「活膜」は残し、剥がれや膨れている「膜」を取り除きます。
全体的に汚れを落とすだけでなく、目荒らしとしての役割もあります。
最も簡単なケレン作業です。

ケレン清掃の費用相場

ケレン清掃を事業者に依頼した場合の費用相場は次のとおりです。

  • 1種ケレン:3,000~4,000円
  • 2種ケレン:1,500~2,000円
  • 3種ケレン:600~1,000円
  • 4種ケレン:200~400円

※単価(/㎡)

数字が増えるごとに劣化の程度も軽くなり、工程も減るので金額が安くなります。実際どのくらいの金額が発生するかは「(坪数×3.3)×1.2=塗装面積」で塗装面積を割り出せば計算可能。たとえば30坪の家で3種ケレン作業を行う場合は、71,280円~118,800円程度の費用がかかります。

ケレン清掃の作業内容

ケレン清掃は次の流れで行います。

  1. 汚れを落とす

高圧洗浄、洗剤洗い、薬品洗い、水拭き・雑巾がけなどで、汚れを落とします。

  1. 下地に付着した不要なものを取り除く

剥離した塗膜、付着しているゴミ、植物の跡、荒れた表面の研磨などを行います。

  1. 錆落とし

建物の劣化、損傷の元となる錆をきれいに落とします。

  1. 目荒し

次に塗布する塗料の密着度を上げるために均した下地に凹凸を付けます。

ケレン清掃に必要な道具

ケレン清掃を行う際は、それぞれの作業内容に応じて次のような道具を用います。

【ケレン清掃に必要な道具】

作業内容道具
取り除く皮スキ、カッター、スクレーパー
研磨手作業サンドペーパー、布やすり、ワイヤーブラシ、ナイロンたわし、マジックロン
電動工具ディクレサンダー、パワーブラシ
清掃ラスター、ウエス、掃除機、ブロア

ケレン清掃はDIYできる?

ケレン清掃は道具さえあれば、自分でもできます。しかし、錆や汚れの程度や落とし方など、専門家でないと分からないことも多くあります。自分でケレン清掃を行った結果、汚れやホコリなどが残っていたことにより塗料の密着度が足りず、すぐに塗膜が剥離し、再度、作業を行うことになり、二度手間三度手間となることも考えられるでしょう。

最終的に事業者に依頼することになれば、費用も無駄に発生するため、自分で行うことはおすすめできません。最初から信頼できる業者を見つけて依頼する方が、手間も省けて費用もおさえられるので、一石二鳥と言えるでしょう。

まとめ

塗装前の重要な工程であるケレン清掃は、工具があれば自分でもできますが、作業の丁寧さを考えると専門家に任せるのが安心です。DIYすると程度が分からないため、「このくらいでいっか」となりがち。せっかくの塗装がすぐに剥がれてしまうことになりかねないので、ケレン清掃をはじめ、塗装工事はプロに任せましょう。

塗装や屋根工事、外装リフォームをご検討の方はぜひプロタイムズ長野若里店をご利用ください。一軒一軒状態が異なる屋根や外壁にあわせて、最適な塗装を提案。使用する素材のメリットはもちろん、デメリットまで説明して、真摯にお客様と向き合います。

創業以来50年。これまでさまざま現場に立ち会い、多くの経験を積んできているので、技術力に関しても自信があります。塗装や外装リフォーム、防水工事などにお悩みの方はぜひ、しろくまペイントまでご相談ください。

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