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天井や壁や床の断熱リフォームの費用相場とは?場所別のコストと安く済ませる方法
2023.04.04
外壁材のこと
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室内の暑さや寒さは建てた時代でも変わる?
断熱は、住まいで快適に過ごすために大切な役割を持っています。もし、断熱が考えられていなかったら、雨や風は防げるものの暑さや寒さは外気と同じような状態になってしまうでしょう。
夏は暑く、冬は寒い、そんな住まいになります。
一昔のことを考えてみましょう。
昭和の平屋建ての家です。
柱と柱、そこに漆喰の壁で、ガラスはすりガラスといった作りです。
隙間風も、冷気も普通に室内に流入してきました。今、思い浮かべても決して快適であるとは言えませんでした。
住まいが断熱という快適さを手にいれたのは何時からなのでしょうか⁉
断熱に対しての基準ができたのは昭和55年になります。当初は、まだそれほど高い性能ではなく、50mmの断熱材に、シングルガラスといったものでした。
その後、2回の改正によりだいぶ快適さが上がりました。今では、断熱性及び気密性を高めた家があり、少しの空調で年中快適に過ごせるようになっています。しかし、前述した基準が成立する以前の建物には断熱材が入っていなくてもおかしくありません。
そういった住まいは、どのように改善すればよいのでしょうか⁉
住まいを快適にする断熱リフォームの価格帯とは⁉
考え方としては、冷暖房を強化する、断熱リフォームを行うといったことが挙げられますが、前者は光熱費などのことを考えると適切ではありません。
断熱リフォームを行ったうえで、冷暖房を効率よく利用することが必要です。断熱リフォームを行うと言っても、住宅の状態もありますし、費用の問題があります。
そこで、どのような状態であれば、どのようなリフォームが必要なのかをご紹介します。
屋根・壁・天井へ断熱リフォーム
古い家は無断熱の場合があります。また、断熱材が薄かったり、劣化により性能が落ちていることもあります。断熱材を天井だけでなく床下、壁に行うことで暑さや寒さ対策を行います。
ただ、既存の床や壁なども同時にリフォームする必要があります。そのため、費用も高くなります。
工事内容 | 価格 |
床・壁・天井への断熱リフォーム (既存建材の撤去・更新含む) | 約270万円 |
天井への断熱リフォーム
比較的簡単にできる工事です。
基本的には、それなりに断熱材が入っていることが条件となります。
同時に冷房効率を上げることができます。
工事内容 | 価格 |
天井への断熱リフォーム | 約30万円 |
断熱塗料による内装・屋根塗装
断熱塗装は塗ることによって、屋根や外壁、内壁に断熱性能を付加することができます。建築には、季節による太陽の位置が考慮される必要があります。
夏は、高度の高い位置に太陽があります。その、日差しを受ける屋根は特に暑さの原因にもなります。
屋根裏部屋や上層の階の温度が高くなるのも、そういった理由があります。
断熱塗料を屋根に塗ることで、太陽光を反射すると共に熱の流入を防ぐことができます。
工事内容 | 価格 |
屋根への断熱塗装 | 約60万円(足場設置費込み) |
断熱塗料を内壁に塗布
断熱塗料を内壁に塗布することで、冷暖房効果を高めることができます。
断熱効果を発揮します。
ただ、太陽光の反射はありません。
工事内容 | 価格 |
内壁への断熱塗装(8畳) | 20万円~30万円 |
※業者や仕上げ方によって異なります。
二重窓の設置
窓を二重にして既存の窓との空間に空気層を設けます。
住まいの熱の出入りは開口部が一番大きいです。
その窓を断熱することで熱の出入りを小さくします。
外の暑い空気を入れにくくして、中の冷房を逃がしにくくします。
断熱材を設置するリフォームなどと比べ簡単です。
工事内容 | 価格 |
窓への内窓の設置(二重窓) | 10万円 |
断熱塗料とは⁉
断熱塗料は、塗ることで対象物に断熱性能を与えることができる塗料です。
元々はJAXAに使われた技術を応用したものであり、大気圏突入の高温や宇宙空間の低温からロケット機体を守るために開発されました。
ただ、住宅には、それほどまでの性能が必要がないため、ある一定レベルまで下げて使用されています。
断熱塗料にはどれほどの性能があるのか⁉
断熱塗料を外壁や内壁に塗ることで、特殊なセラミックが断熱効果を発揮します。
また、太陽光を効率よく反射すると同時に吸収した熱も遠赤外線に換えて空気中に放射するので、室内に暑さを伝えにくくします。
夏場、家に帰宅しエアコンを付けたとき、部屋の空気中の温度が下がっても、天井や壁が熱を帯びているので『むっ』とした感じが残ります。体感温度は、室内の温度だけでなく天井や壁の温度にも影響されるため、部屋の温度が下がっても涼しく感じない時があります。
断熱塗料を天井や壁に塗ることによって、エアコンで冷やされた空気中の温度がいち早く天井や壁に移行するため、室内の温度と同じ体感温度が得られるようになります。
実際の効果を確認しよう‼
◆1度塗れば10年経っても効果は持続
10年間の合計で約820万円の経費削減になりました
【施工時期】 | 2000年5月 |
【地域】 | 埼玉県志木市 |
【塗布個所】 | 瓦棒屋根(1300㎡) |
【塗布色】 | ライトブルー(69-70L) |
【効果】 | 2階温度が15℃低下 夏季の屋根への散水が不要に エアコンの稼働が4台から1台に 冬季の暖房効率が上昇 塗替えのサイクルを長期化 |
10年後のトータルコスト比較(塗布コストから省エネ効果を差し引く)
ガイナは、初期費用はかかりますが、省エネ効果により、設備(倉庫・建物等)の維持費用は下がります。さらに、見えない経済効果として、この倉庫では、エアコン設備の台数を減らすことができ、夏季の屋根への散水も不要となり、建物に対する負荷も軽減されました。
また、省エネ効果による10年間のCO2削減量は、一般家庭の年間のCO2排出量40世帯分に相当し、送料は、189.6tとなりました。
【出典:(独)国立環境研究所】
– | 塗布コスト | 耐用年数 | 夏季省エネ効果 | 冬季省エネ効果 | 年間省エネ効果 | 10年後の経費差 |
ガイナ | 494万円 | 15年 | 60万円 | 22万円 | 82万円 | +326万円 |
遮熱塗料 | 494万円 | 8年 | 60万円 | 0万円 | 60万円 | -388万円 |
一般塗料 | 260万円 | 10年 | 0万円 | 0万円 | 0万円 | -520万円 |
※倉庫・瓦棒屋根(1300㎡)塗布した際の実測値を基に算出。
※塗布コストにおいては、ガイナ・遮熱・一般塗料とも平均的な単価で計算【ガイナ.3800円×1300㎡】【遮熱塗料.3800円×1300㎡】【一般塗料.2000円×1300㎡】
◆冬にも発揮!ガイナの効果
暖房にかかる電気使用量を27.1%削減しました
【施工時期】 | 2008年8月 |
【地域】 | 東京都渋谷区 |
【塗布個所】 | 屋根(193㎡) |
【塗布色】 | 白(N-95)、ベージュ(17-60H) |
【効果】 | 築10年の家が美しい仕上がりに(白壁のイメージ) |
ガイナ断熱事例
◆冷房なくても涼しい室内
塗布前は室温が外気温よりも約4℃高い状態だったが、塗布後は室温が外気温以下まで低下
【施工時期】 | 2010年8月 |
【地域】 | 沖縄県宜野湾市 |
【塗布個所】 | 屋上・外壁・内装 |
【塗布色】 | 白(N-90)、黄緑(32-90D) |
【効果】 | 外気温より高かった室温が、外気温より低くなった。 キッチンの油のニオイを感じにくくなった |
ガイナ魔法瓶効果
◆同じ暖房設備のままで室内温度が7.7℃上昇!
スキー場ロッジ”グリーン”さまの寒さ対策のため客室の内装仕上げ材としてガイナを塗布。
内装壁に塗り室温3℃上昇!内装壁と天井に塗り7.7℃上昇。
暖房設備はそのままでした。
最後に
いかがだったでしょうか⁉
何とも凄い塗料なんです。
試しに、実験動画もあるので見てみれば、もっとその凄さがわかるでしょう‼
ご覧いただきありがとうございました。
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