スタッフブログ

雨風をしのぐためだけでなく、防犯対策としても注目されている雨戸。普段は使っていないけれど、真冬や台風シーズンだけは閉めるという方も多いのではないでしょうか。

そんな雨戸、実は外壁や屋根と同じように、経年劣化により塗膜が傷みやすい場所でもあるんです。しかし、どのタイミングで塗装が必要なのか、自分でできるのか悩む方も多いはず。
メンテナンスを怠ると、いざ使いたい時に開け閉めがしづらいなど、機能面にまで悪影響を及ぼします。

この記事では雨戸の塗装のタイミングや放置した場合のリスクについて、また、外壁リフォームとあわせて検討すべき理由についても解説していきます。

この記事のPOINT

☑ 雨戸に塗装が必要なのは、劣化を防ぐため
☑ 雨戸に劣化症状が現れたら塗装のタイミング
☑ 木製の雨戸は頻繁な塗装が必要
☑ 雨戸の塗装を依頼する際は、外壁や屋根の塗装と併せておこなう

どうして雨戸にも塗装が必要?

それは、塗装で雨戸の寿命を延ばすことができるから。
雨戸は金属や木材で出来ていることが多いので、塗装をして素材の保護をすることで買い替える頻度を減らすことができます。

塗装前(左)と塗装後(右)

雨戸の劣化を防ぐための塗装

塗装により、雨戸にどんな効果があるのか見ていきましょう。
塗装することで雨水の浸透を防ぎ、腐食やサビを予防する防水効果があります。
雨戸の耐用年数は一般的に10~15年と言われていますが、適切なメンテナンスで雨戸自体の寿命が延ばすことができます。紫外線による色褪せ・劣化を防ぐ効果もあるので、きれいな色を長く維持することができるでしょう。
金属製の雨戸にはサビ止め、木製には腐朽防止の効果がある塗料を使用し、錆の発生・拡大を防ぎます。

怪我や汚れを防止する役割

雨戸の塗装は怪我や汚れを防止する重要な役割を果たします。
日常的に使用していると、どうしてもキズや小さな錆、塗装の剥がれなどが発生します。これらは塗装することでまだまだ安全に使用することができます。

また、雨戸は外部に露出しているため、雨や風で汚れが付着しやすいです。適切な塗料を使用することで、汚れや錆が発生しにくくなるので、日々のメンテナンスが簡単になります。「掃除が大変…」と感じている方には、塗装は大きな助けとなるでしょう。

メンテナンスをしても、永遠には持たない

雨戸の塗装は見た目だけでなく、機能面でも大切な役割を果たしています。しかし、メンテナンスをしっかりと行っていても、永遠に使えるわけではありません。雨戸の耐用年数は10~15年ほど。破損や開閉が難しいなど、機能を果たせていない場合は取り換えが必要です。

雨戸の塗装が必要なタイミング

雨戸の塗装が必要なタイミングは、雨戸の状態を見極めることで判断できます。適切なタイミングで塗装を行うことで、雨戸の寿命を延ばし、美観を保つことが可能です。

チョーキング現象が見られるとき

チョーキング現象とは、塗料が劣化して表面に白い粉が現れる状態を指します。これは紫外線や雨風による塗膜の劣化が原因で、塗料の成分が粉状になって表面に浮き出てきます。
この状態を放置すると、塗膜がさらに劣化し、雨戸自体の素材も傷んでしまう可能性があります。特に金属製の雨戸では、錆が発生しやすくなるため注意が必要です。
この現象が現れたら、塗り替えのタイミングといえます。

変色や色あせが進行している

色あせや変色は、紫外線や雨風による劣化のサインです。特に南や西面は日差しの影響が強く、変色が早く進みます。
色あせが進行すると、雨戸の素材が直接紫外線や水分にさらされるため、腐食や錆の原因にもなります。塗装を施すことで、これらのリスクを軽減し、美観を取り戻すことができます。

金属製雨戸に錆が見られる

錆は金属を腐食させ、強度を低下させる原因となります。錆は一度発生するとどんどん広がるので見た目も悪くなり、家全体の印象を損なうことがあります。
塗装を施すことで、錆の進行を防ぎ、雨戸の寿命を延ばすことができます。また、適切な塗料を使用することで、防錆効果が高まり、長期間にわたって雨戸を保護することが可能です。錆が広範囲に広がる前に、早めの塗装が雨戸の美観と機能を維持するために不可欠です。

雨戸の素材と塗装に関する注意点

雨戸の塗装はDIY自分でできる?

雨戸が取り外し可能で、地面に置いて塗装できるタイプであればDIYも可能です。
ただし、アルミやステンレス製の場合、塗装が難しいため、おすすめしません。
雨戸が高所にある場合や錆が進行している場合は専門業者に依頼するのが安心です。

木製の雨戸は塗装が必要か?

木製の雨戸はとりわけ塗装が重要です。
木材は時間とともに劣化しやすく、特に雨や湿気によって腐食やカビの発生が懸念されます。塗装を施すことで、木材を保護し、長持ちさせることができます。
特に、木製の雨戸は外部からの影響を受けやすいため、約5年ごとの再塗装が目安です。

塗装の注意点

木材は呼吸する素材のため、呼吸を妨げない「浸透型」の塗料が適しています。加えて、防腐機能を備えたものを選びましょう。

金属製の雨戸は塗装が必要か?

金属製の雨戸には、スチール、アルミ、ステンレス、塩ビ鋼板などがあります。
アルミやステンレス製の雨戸は錆びにくいため、塗装の必要性は低いです。
スチール製は耐久性に優れていますが、錆びやすいので、定期的な塗装で雨戸をメンテナンスすれば、長期的に使用できます。

塗料は素材によって選び分ける

金属製の雨戸には下塗りに錆止め機能のある塗料で塗装します。
塩ビ鋼板に普通の下塗り材を使用するとブリード現象(黒ずみやベタつき、変色)を起こしてしまいます。必ず塩ビ鋼板専用の下塗り材を使用するようにしましょう。

雨戸は外壁や屋根の塗装と併せて行うべき

雨戸の塗装は1枚あたり数千円で塗装が可能です。
しかし2階以上にある雨戸の塗装には足場が必要になることがあります。足場の建設・解体にかかる費用は、それだけで約15~20万も。
そのため、雨戸のみの塗装を行うのは現実的ではありません。屋根や外壁塗装のついでに行うのが良いでしょう。
雨戸の劣化が気になってきたら、屋根や外壁など、他にメンテナンスする場所がないか検討してみてください。

まとめ

雨戸は、外壁や屋根と同じように、定期的な塗装が必要な部材です。
特に木製の雨戸は劣化しやすく、また金属製の雨戸は錆の発生に注意が必要です。適切なタイミングで塗装することにより、雨戸を長く安全に使用していくことができるでしょう。

ただし塗装によるメンテナンスは屋根や外壁の塗装と併せて行うのがおすすめ。普段、雨戸は使わないという方も、いざ必要になった時に使えるよう、メンテナンスをしておきましょう。

プロタイムズ長野若里店では、雨戸の塗装や補修、修繕のご相談も承っています。雨戸の動きが悪い、シャッターのタイプに変更したいなどのリフォームもご相談ください。
状態をしっかり確認し、必要な処置をわかりやすくご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

◇外壁塗装の疑問や施工のこと、価格などお気軽にお問い合わせください◇


フリーダイヤル 0120-460-461

メールでのお問い合わせはこちら⇩から


・お問い合わせフォームに必要事項をご入力の上「送信する」ボタンをクリックしてください。
・メールアドレスは正しくご入力下さい(弊社より返信メールをお送りします。)
・【必須】の項目は必ず入力してください。

    お申し込みフォーム

    お名前 必須

    例:塗装 太郎

    住所

    例:000-0000

    例:例:○○県○○市○○0丁目00-00

    例:〇〇マンション000 ※空欄可

    電話番号

    例:09000000000

    メールアドレス 必須

    例:xxx@xxx.com

    お問い合わせ内容
    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Google プライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。
    ブログをご覧いただき ありがとうございます。
    長野市・須坂市の塗装会社
    株式会社霜鳥(プロタイムズ 長野若里店)です。
    長野市・須坂市・千曲市・中野市・小布施町の
    屋根塗装・外壁塗装ならお任せください!
    塗装以外の内装リフォーム・お家のお悩み事も、
    株式会社霜鳥にお任せ下さい!

    ピックアップPICKUP