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ウッドデッキの傷を簡単補修!プロもやっている傷直し【凹み傷・打痕傷用】
2023.03.14
外構工事のDIY
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ウッドデッキは屋外に設置されているため、手入れが十分にできず、大掛かりなメンテナンスが必要になるケースが少なくありません。
しかし、使用されている木材の種類や地域の気候条件に合ったメンテナンスを行うと、ウッドデッキを長持ちさせることができます。
安全に使用するために、傷ができる原因や補修方法を理解しておきましょう。
☑ ウッドデッキの傷の原因とは?
☑ ウッドデッキの種類
☑ ウッドデッキの傷を自分で補修する方法
☑ ウッドデッキのお手入れ方法とは
ウッドデッキの傷の原因とは?
ウッドデッキの傷の原因は、日常の使用によるものがほとんどです。
日常の使用による傷には、BBQ用品やアウトドア用品による傷、そして落下物による傷が挙げられます。
傷は新設時ほど気になりますが、利用し始めれば、それほど気にならなくなる場合もあります。
問題なのは、傷が原因でデッキ材が割れてしまったり、傷によって塗膜が剥がれ雨が浸透するようになることです。腐食が進むと脆くなり事故につながります。安全に利用するためにも傷を放置せず定期的なメンテナンスを行いましょう。
ウッドデッキの種類
ウッドデッキ材は、主に「天然木」と「人工木」の2種類です。
これらの木材は、外観だけでなく異なる特徴を持っています。
メンテナンスは使用している木材の種類や、設置場所の環境に影響を受けて劣化の進み方も異なります。そのため、適切な木材を選ぶ際には、それぞれの特性を理解することが重要です。
無垢材デッキの特徴
天然木を切り出して加工した一枚板を「無垢材」といいます。無垢のウッドデッキは、自然のままの木材を使用しており、その特徴的な質感や美しさが魅力です。
各材に固有の色や木目があり、一つ一つが個性的。
また、天然ならではの心地よさがあり、意匠性、変形や割れにも強いですが、天然素材ゆえに紫外線や湿度に影響を受け、経年変化が見られます。
耐久性がありつつも、時間とともに表情が変わるのも特徴です。
定期的なメンテナンスが必要ですが、適切な手入れをしていくことで長持ちします。
代表的な天然木としては、杉、ヒノキ、マホガニーなどが挙げられます。
人工木ウッドデッキの特徴
人工木、または樹脂木と呼ばれる素材で、天然木をベースにした工業製品です。
厳密には、木粉を含まないものが樹脂木であり、樹脂と木粉を組み合わせたものが人工木に分類されます。
人工木は再生素材を使用しており、環境に優しいエコな素材として評価されています。
耐久性の強さが特長であり、天然木のウッドデッキが劣化しやすい中で、人工木や樹脂木が長寿命であること、環境課題にも貢献できることを理由に採用される方も少なくありません。
また、腐食や虫害への抵抗力が強く、塗装などのメンテナンスがほとんど必要ないことから人気を集めています。
人工木デッキは傷が付きにくいが・・床が暑くなって裸足で歩けない・・
人工木デッキは、無垢のデッキと比較して、経年劣化による腐りや・ササクレ・バリの発生がないという利点があります。人工木の素材は、プラスチックのように硬い性質があります。耐久性や耐候性に優れており、無垢のデッキよりも耐久性が高いです。
一方で、人工木の欠点は、熱がこもりやすくデッキ表面の温度が高くなることです。直射日光が当たる場所では素足で歩くと暑く感じます。
実際に、施工後のお客様から「夏場かなり暑くなるけど、どうすればいいの・・」と相談を受ける事も少なくありません。
日中ペットを歩かせない、子供たちも素足で利用させない、そんな対策が必要かもしれません。
ただし、人工木ほどではないものの無垢で作るウッドデッキも温度上昇は避けられません。
対策としてはシェードやパラソルで直射日光を防ぐ、遮熱マットを敷くなどの方法があります。
傷の種類
凹み傷・打痕傷
物を落としたり、軽くても鋭利なものをぶつけるなどの理由で、床の表面が凹んでしまうことがあります。
特に、小さなお子様がいたり、ペットを飼っているご家庭では、物理的な衝撃を避けることが難しく、知らず知らずのうちに床に傷ができてしまうことがあります。
経年劣化・既存傷の広がり
ウッドデッキは、時の経過に共に傷んでいきます。
古くなったデッキは、外部からの衝撃に弱くなり、以前は耐えられた衝撃でも凹み傷ができる可能性があります。
また、大した傷ではなかったものでも、使用によって徐々に悪化していきます。何かをぶつけたり、物を落としてなくても、時間が経つにつれて徐々に床が傷みが広がっていくことがあります。
ウッドデッキの傷を自分で補修する方法
ウッドデッキにできる傷は、擦り傷や凹み傷です。
擦り傷の場合には、塗装などで補修できます。また打痕傷であればパテや補修材を使う事で直すことができます。
ただし、直しやすいものと、直しにくい傷があります。
例えば、1cm程度の凹み傷であれば、自分で補修することが可能です。しかし、より大きな傷や剥がれついては、ウッドデッキ業者に依頼し適切な補修をしてもらいましょう。
必要な補修材料と道具
ホームセンターで購入できる商品にはクレヨンタイプと樹脂を溶かして埋める蝋タイプのものがあります。
蝋での補修は、クレヨンよりも難しいです。また、普通の蝋では色がありません。ホームセンターによっては、色付きのものが売っていますので、それを選びましょう。
① クレヨンタイプ
<利点>
● 素材が柔らかいため、削ったり練ったり掻き出したりが容易
● 布やカッターなどで取り除き、やり直しが可能
<欠点>
● 耐久性に欠ける
② 蝋タイプ
<利点>
● 耐久性があり、長持ちする
● 拭き取りが可能で、やり直しが可能
● プロ用品に比べて扱いやすく、短時間で多くの箇所を作業できるため、プロも使用することがある
<欠点>
● 電気コテが別に必要
● 熱を加えて使用するためやけどに注意
蝋を使った傷の補修手順
傷のある部分に、既存のウッドデッキと同じ色調の補修用蝋を充填して、凹みや傷を目立たなくします。
補修用蝋を温め、傷に均等に充填するようにします。
平らなヘラなどを使用して余分な材料を取り除きます。
さらに、木目模様を描くことで、綺麗に仕上げることができます。
1.凹み傷へのペーパー掛け
2.マスキングテープで養生する
3.補修用蝋を使って凹み傷を埋める
4.ヘラを使って余分な補修材を取る
補修後の仕上げとメンテナンスのポイント
補修した後にコーティングすることが理想です。全体にするのが面倒だという方は、色の違いが気にならなければ、部分的にでもコーティングした方がそのままの状態よりは長持ちします。
もし、直ぐに取れてしまうようであれば、下処理が上手くできていないのかもしれません。
何回やっても上手くいかないようであれば、業者に依頼する事をおすすめします。
ウッドデッキのお手入れ方法
無垢のウッドデッキは定期的な塗装メンテナンスが必要です。
デッキ材の状態を確認し、塗り替えの必要性を見極めることが重要です。
無垢のウッドデッキは定期的な塗装メンテナンスが必要です。
ウッドデッキの表面に保護塗料を塗ることで、耐久性が向上し、木材の腐食を大幅に遅らせることができるからです。
通常、保護塗料を塗り直す目安は1〜2年ですが、居住地の気候や環境によってデッキ材の傷み具合や進行速度は異なります。そのため、個々の状況に合わせて最適な塗り替えタイミングを見極める必要があります。
デッキの地肌である木地が表面に現れてくると、塗り直す目安となります。
最後に
もし、ウッドデッキにできた傷を、目立たせたくないという方には専門業者がおすすめです。
凹み傷の跡も気づかれないように直してくれます。
専門業者は日頃から補修を行っているので、やはり卓越した技術があります。
また、様々な建材知識を持っているので、ウッドデッキだけでなく、住まい全体にできた傷やシミを補修することができます。
DIYしてみたけど、手に負えなかった、そんな方は専門業者に依頼してみてはいかがでしょうか?
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