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【要チェック】外壁塗装が「必要ない」サイディングとは?本当にメンテナンス不要なのか徹底解説
2025.07.13
外壁塗装
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外壁塗装の検討中に、「サイディングって塗装が必要ない種類もあるの?」
「うちの家、塗装しなくても大丈夫?」
といった疑問をお持ちではありませんか?
実は、サイディングには種類があり、その中の「樹脂系サイディング」は原則として外壁塗装が不要と言われています。
しかし、日本国内で使用されている多くの外壁材は、窯業系サイディングや金属系サイディングが主流です。これらには定期的な塗装が必要ですし、放置すれば家の寿命や価値に悪影響が出てしまいます。
この記事では、「塗装が不要なサイディングの種類とその理由」「外壁塗装が必要なサイディングの特徴」「正しいメンテナンス周期」などを、具体例とともにわかりやすく解説します。
☑ サイディング外壁は、樹脂系、窯業系、金属系、木質系の4種
☑ 樹脂系サイディングは「外壁塗装が不要」
☑ 外壁塗装が本当に必要かどうかを見極めるポイントとは
☑ 塗装が必要ない=メンテナンス不要 ではない理由
サイディング外壁とは?4つの種類と基本知識

「サイディング」とは、建物の外壁に貼り付けて仕上げる板状の外装材のことです。工場で生産されるため品質が安定しており、施工性にも優れています。
日本で使われている主なサイディングには、以下の4種類があります。
種類 | 主な素材 | 塗装の必要性 | 特徴 |
樹脂系サイディング | 塩化ビニルなどのプラスチック | 基本的に不要 | 耐水性・耐候性に優れる |
窯業系サイディング | セメント+繊維質 | 必要あり | 日本で最も普及、耐火性あり |
金属系サイディング | アルミ・ガルバリウムなど | 必要あり | 軽量・耐久性に優れる |
木質系サイディング | 天然木・集成材など | 必要あり | 自然な風合い、美観性に優れる |
このうち、「樹脂系サイディング」のみが塗装の必要がない素材として知られています。
外壁塗装が「原則不要」な樹脂系サイディングとは?
樹脂系サイディングの特徴

● 素材:塩化ビニルなどのプラスチック製
● 塗膜で色をつけているのではなく、素材自体に色が練り込まれている
● 耐水性・耐候性が高く、寒冷地に強い
● 水を吸わないため、凍害や膨張によるひび割れが起こりにくい
● 目地が少なく、シーリングメンテナンスの手間も抑えられる
このように、素材の構造自体に塗装の耐久性を兼ね備えており、基本的に外壁塗装による再仕上げが不要とされています。
ただし注意点もあります。
メンテナンスが「一切不要」なわけではない!
● 紫外線で柔軟性が失われると、割れや欠けが発生しやすくなる
● 20〜30年ほど経過すると、補修や張り替えが必要になるケースも
また、日本国内ではこの樹脂系サイディングはほとんど普及しておらず、全体の1〜2%以下とも言われています。
日本で主流の窯業系・金属系・木質系サイディングとは?
日本の住宅で90%以上のシェアを占めているのが「窯業系サイディング」です。

窯業系サイディング
- 主成分はセメント+繊維質
- 初期費用が比較的安く、デザインも豊富
- 表面は塗装仕上げされており、塗膜が劣化すると防水性が失われる

金属系サイディング
- アルミやガルバリウム鋼板などを使用
- 軽量で地震に強く、断熱材一体型も多い
- 金属の劣化やサビ対策のために塗装が必要

木質系サイディング
- 天然木の自然な風合いが魅力
- 水分を吸いやすいため、塗膜での防水保護が不可欠
これら3種類のサイディングはすべて、塗装によるメンテナンスが必要不可欠です。
なぜ多くのサイディングに外壁塗装が必要なのか?
サイディングは紫外線や雨風などの外的要因にさらされ、時間とともに劣化していきます。
塗装が必要な理由は、以下のような「保護効果」が塗膜にあるからです。
外壁塗装の役割

●防水性を維持する:雨水の浸透を防ぐ
●外壁材を紫外線から保護する:色あせ・割れを防止
●美観を保つ:色褪せやカビの発生を抑える
●資産価値の維持:メンテナンスされている家は評価が高い
塗装を怠ると、サイディングの基材自体が劣化し、補修費用が高額になるリスクもあります。
塗装が必要ない=メンテナンス不要ではない!

たとえ樹脂系サイディングで「塗装は不要」とされていても、点検や補修が完全に不要なわけではありません。
●樹脂は紫外線に弱く、色あせや硬化が起こる
●風雨によるひび割れや欠けが起こる可能性もある
●接合部や下地は劣化するため点検が必要
つまり、「塗装の必要はない」と言われていても、外壁全体としてのメンテナンスは定期的に行う必要があるのです。
外壁塗装を怠るとどうなる?3つの重大リスク

サイディングが塗装を必要とするタイプだった場合、放置すると以下のような問題が発生します。
リスク1:雨水が侵入し、内部が腐食する
防水性が落ちることで、外壁の内側や構造材まで水が入り、木部の腐食やカビ、シロアリ被害につながる恐れがあります。
リスク2:住宅の資産価値が大きく下がる
見た目の劣化だけでなく、「きちんと手入れされていない家」と評価されることで、将来の売却価格に大きな影響を及ぼします。
リスク3:将来のメンテナンス費用が跳ね上がる
定期的に塗装していれば数十万円で済むところが、劣化が進行して張り替え工事(100万円超)になるケースも珍しくありません。
サイディング別・適切な塗装周期とメンテナンスの目安
サイディングの種類 | 初回塗装の目安時期 | その後の塗装周期 |
窯業系サイディング | 築10年頃 | 10〜15年ごと |
金属系サイディング | 築10〜15年頃 | 15〜20年ごと |
木質系サイディング | 築7〜10年頃 | 7〜10年ごと |
樹脂系サイディング | 原則不要(20〜30年で点検) | 状況に応じて補修 |
外壁塗装が本当に必要かどうかを見極めるポイント

「うちは塗装が必要?それとも不要?」を判断するには、以下をチェックしましょう。
✅ 自宅のサイディング材の種類を確認する
→ 建築図面や工事記録、または外壁材メーカーの刻印を確認。
✅ 外壁に劣化症状が出ていないか観察する
→ チョーキング、ひび割れ、剥がれ、カビ、コケなど。
✅ シーリングの劣化がないか
→ シーリング材が割れている、隙間ができているならメンテナンスが必要です。
✅ 専門業者に外壁診断を依頼する
→ 正確な判断が難しい場合は、無料の外壁点検サービスを活用しましょう。
まとめ|「必要ない」と思い込む前に、まず確認を!

外壁塗装が「本当に必要ない」サイディングは、樹脂系のみ。
しかし日本の住宅では、窯業系や金属系が圧倒的に多く、それらには定期的な塗装が必要です。
「うちは塗装しなくて大丈夫」と思い込んで放置してしまうと、
住宅の寿命を縮めたり、将来的に高額な補修費用が発生したりするリスクがあるため、慎重な判断が求められます。
自分で確認できない場所や、塗装が必要か判断に迷ったら、専門家に調査を依頼しよう
プロタイムズ長野若里店では、専門家による屋根外壁の無料診断を実施しています。
外装劣化診断士が劣化状況を正確に診断し、診断結果は分かりやすい写真付きの報告書でお伝えします。まずはお住まいの劣化状況を調べてみましょう。
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