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外壁塗装の検討中に、「サイディングって塗装が必要ない種類もあるの?」
「うちの家、塗装しなくても大丈夫?」
といった疑問をお持ちではありませんか?

実は、サイディングには種類があり、その中の「樹脂系サイディング」は原則として外壁塗装が不要と言われています。

しかし、日本国内で使用されている多くの外壁材は、窯業系サイディングや金属系サイディングが主流です。これらには定期的な塗装が必要ですし、放置すれば家の寿命や価値に悪影響が出てしまいます。

この記事では、「塗装が不要なサイディングの種類とその理由」「外壁塗装が必要なサイディングの特徴」「正しいメンテナンス周期」などを、具体例とともにわかりやすく解説します。

この記事のPOINT

☑ サイディング外壁は、樹脂系、窯業系、金属系、木質系の4種
☑ 樹脂系サイディングは「外壁塗装が不要」
☑ 外壁塗装が本当に必要かどうかを見極めるポイントとは
☑ 塗装が必要ない=メンテナンス不要 ではない理由

サイディング外壁とは?4つの種類と基本知識

「サイディング」とは、建物の外壁に貼り付けて仕上げる板状の外装材のことです。工場で生産されるため品質が安定しており、施工性にも優れています。

日本で使われている主なサイディングには、以下の4種類があります。

種類主な素材塗装の必要性特徴
樹脂系サイディング塩化ビニルなどのプラスチック基本的に不要耐水性・耐候性に優れる
窯業系サイディングセメント+繊維質必要あり日本で最も普及、耐火性あり
金属系サイディングアルミ・ガルバリウムなど必要あり軽量・耐久性に優れる
木質系サイディング天然木・集成材など必要あり自然な風合い、美観性に優れる

このうち、「樹脂系サイディング」のみが塗装の必要がない素材として知られています。

外壁塗装が「原則不要」な樹脂系サイディングとは?

樹脂系サイディングの特徴

● 素材:塩化ビニルなどのプラスチック製
● 塗膜で色をつけているのではなく、素材自体に色が練り込まれている
● 耐水性・耐候性が高く、寒冷地に強い
● 水を吸わないため、凍害や膨張によるひび割れが起こりにくい
● 目地が少なく、シーリングメンテナンスの手間も抑えられる

このように、素材の構造自体に塗装の耐久性を兼ね備えており、基本的に外壁塗装による再仕上げが不要とされています。

ただし注意点もあります。

メンテナンスが「一切不要」なわけではない!

● 紫外線で柔軟性が失われると、割れや欠けが発生しやすくなる
● 20〜30年ほど経過すると、補修や張り替えが必要になるケースも

また、日本国内ではこの樹脂系サイディングはほとんど普及しておらず、全体の1〜2%以下とも言われています。

日本で主流の窯業系・金属系・木質系サイディングとは?

日本の住宅で90%以上のシェアを占めているのが「窯業系サイディング」です。

窯業系サイディング

窯業系サイディング

  • 主成分はセメント+繊維質
  • 初期費用が比較的安く、デザインも豊富
  • 表面は塗装仕上げされており、塗膜が劣化すると防水性が失われる
金属系サイディング

金属系サイディング

  • アルミやガルバリウム鋼板などを使用
  • 軽量で地震に強く、断熱材一体型も多い
  • 金属の劣化やサビ対策のために塗装が必要
木質サイディング

木質系サイディング

  • 天然木の自然な風合いが魅力
  • 水分を吸いやすいため、塗膜での防水保護が不可欠

これら3種類のサイディングはすべて、塗装によるメンテナンスが必要不可欠です。

なぜ多くのサイディングに外壁塗装が必要なのか?

サイディングは紫外線や雨風などの外的要因にさらされ、時間とともに劣化していきます。
塗装が必要な理由は、以下のような「保護効果」が塗膜にあるからです。

防水性を維持する:雨水の浸透を防ぐ
外壁材を紫外線から保護する:色あせ・割れを防止
美観を保つ:色褪せやカビの発生を抑える
資産価値の維持:メンテナンスされている家は評価が高い

塗装を怠ると、サイディングの基材自体が劣化し、補修費用が高額になるリスクもあります。

塗装が必要ない=メンテナンス不要ではない!

たとえ樹脂系サイディングで「塗装は不要」とされていても、点検や補修が完全に不要なわけではありません。

●樹脂は紫外線に弱く、色あせや硬化が起こる
●風雨によるひび割れや欠けが起こる可能性もある
●接合部や下地は劣化するため点検が必要

つまり、「塗装の必要はない」と言われていても、外壁全体としてのメンテナンスは定期的に行う必要があるのです。

外壁塗装を怠るとどうなる?3つの重大リスク

サイディングが塗装を必要とするタイプだった場合、放置すると以下のような問題が発生します。

防水性が落ちることで、外壁の内側や構造材まで水が入り、木部の腐食やカビ、シロアリ被害につながる恐れがあります。

見た目の劣化だけでなく、「きちんと手入れされていない家」と評価されることで、将来の売却価格に大きな影響を及ぼします。

定期的に塗装していれば数十万円で済むところが、劣化が進行して張り替え工事(100万円超)になるケースも珍しくありません。

サイディング別・適切な塗装周期とメンテナンスの目安

サイディングの種類初回塗装の目安時期その後の塗装周期
窯業系サイディング築10年頃10〜15年ごと
金属系サイディング築10〜15年頃15〜20年ごと
木質系サイディング築7〜10年頃7〜10年ごと
樹脂系サイディング原則不要(20〜30年で点検)状況に応じて補修

外壁塗装が本当に必要かどうかを見極めるポイント

「うちは塗装が必要?それとも不要?」を判断するには、以下をチェックしましょう。

✅ 自宅のサイディング材の種類を確認する
→ 建築図面や工事記録、または外壁材メーカーの刻印を確認。

✅ 外壁に劣化症状が出ていないか観察する
→ チョーキング、ひび割れ、剥がれ、カビ、コケなど。

✅ シーリングの劣化がないか
→ シーリング材が割れている、隙間ができているならメンテナンスが必要です。

✅ 専門業者に外壁診断を依頼する
→ 正確な判断が難しい場合は、無料の外壁点検サービスを活用しましょう。

まとめ|「必要ない」と思い込む前に、まず確認を!

外壁塗装が「本当に必要ない」サイディングは、樹脂系のみ。
しかし日本の住宅では、窯業系や金属系が圧倒的に多く、それらには定期的な塗装が必要です。

「うちは塗装しなくて大丈夫」と思い込んで放置してしまうと、
住宅の寿命を縮めたり、将来的に高額な補修費用が発生したりするリスクがあるため、慎重な判断が求められます。

自分で確認できない場所や、塗装が必要か判断に迷ったら、専門家に調査を依頼しよう

プロタイムズ長野若里店では、専門家による屋根外壁の無料診断を実施しています。
外装劣化診断士が劣化状況を正確に診断し、診断結果は分かりやすい写真付きの報告書でお伝えします。まずはお住まいの劣化状況を調べてみましょう。

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