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家の外観で、実は一番先に傷む場所とは | 外壁より劣化が早い「見落とされやすい部位」
2026.01.22
外壁・屋根塗装のタイミング
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人が「そろそろメンテナンスが必要かな」と感じるタイミングには、ある程度はっきりとした傾向があります。
ひび割れや汚れが目立つようになってきたとき。
塗装が明らかに剥がれてきたとき。
外壁材そのものが欠けているのに気づいたとき。
こうした、誰が見ても異変だと分かる状態になって、初めて行動を考える人がほとんどです。
一方で、色あせやチョーキング、軽い汚れといった塗膜劣化の初期サインは、「劣化してきたな」という感覚はあっても、すぐにメンテナンスを決断するほどの材料にはなりにくいのです。
その結果、本来であれば最も効率よく建物を守れたはずの「塗装に適した時期」を逃してしまうケースが少なくありません。
☑ 外壁塗装を同じタイミングではメンテナンスが間に合わない部材がある
☑ 外壁よりも早く劣化しやすいのは、シーリング、幕板、軒天
☑ 外壁のメンテナンスは、劣化が進行する前に行うのがベストタイミング
☑ 外壁の劣化サインをしることが、住まいを長持ちさせる秘訣
外壁より先に寿命を迎える部材がある

もうひとつ見逃されがちなのが、「外壁そのものを定期的にチェックしている人は少ない」という点です。
多くの場合、外回りを決まった頻度で確認しているわけではなく、たまたま目に入った変化をきっかけに「気づく」という流れになります。
当然、普段あまり意識しない場所や、見上げないと分からない部位は、判断の対象にすらなりません。
一般的に、初めての外壁塗装は築10年前後が目安とされています。
しかし一方で、外壁と組み合わされて使われている部材の中には、それよりも短い耐用年数を前提にしているものが存在します。
代表的なのが、シーリングです。
外壁が「まだきれい」に見えている時点で、シーリングはすでに限界に近づいている。
このような状態は、構造的に決して珍しいものではありません。
見落とされやすい代表例① シーリング

シーリングは、外壁材の継ぎ目やサッシまわりなどに充填されている、ゴム状の防水材です。
窯業系サイディングやALCパネル同士の継ぎ目、窓枠と外壁の取り合い部分、幕板や換気フードの周囲など、雨水が侵入しやすい場所のほとんどに使用されています。
外壁が「面」で雨を防ぐのに対し、シーリングは「隙間」を塞ぐ役割を担っています。
この隙間のどこか一か所でも機能しなくなると、そこから雨水が入り込み、建物内部に影響を及ぼします。
素材そのものにある「寿命の差」
シーリングが外壁より早く劣化しやすい理由は、施工不良や管理不足以前に、素材としての耐用年数が短く設定されている点にあります。
多くの住宅で使われている一般的なシーリング材の耐用年数は、おおよそ7年前後。
特にコストを抑えた仕様や、ひと昔前の標準的な材料では、10年以上の性能維持は想定されていません。
一方、外壁塗装に使われる塗料は、シリコンで10年前後、フッ素や無機塗料であれば15〜20年程度の耐用年数が一般的です。
つまり、外壁は「長く持つ前提」で設計されているのに対し、シーリングは「先に傷む前提」で使われている。
この時点で、両者の寿命には明確な差が生まれています。
見落とされやすい代表例② 幕板

幕板は、1階と2階の間や外壁の途中に水平に取り付けられている部材です。
装飾的な印象を持たれがちですが、実際には外壁の継ぎ目を隠し、雨水の流れを整えるという機能的な役割も担っています。
幕板は外壁の中でも、比較的劣化が早く表れやすい部位です。
その理由のひとつが、構造的に水が溜まりやすい点にあります。
幕板は外壁よりわずかに出っ張っていることが多く、上端の段差部分に雨水が滞留しやすい形状になっています。
さらに、幕板は木材製や窯業系など、吸水しやすい素材で作られているケースが多く、吸水と乾燥を繰り返すことで割れや欠損が起こりやすくなります。
特に長野市のように、冬場の冷え込みが厳しい地域では、吸い込んだ水分が凍結・融解を繰り返すことで、凍害による劣化が進行しているケースが多く見られます。
幕板は建物の中央付近に位置するため、劣化が目につきやすく、外観全体の印象を大きく左右する部位でもあります。
見落とされやすい代表例③ 軒天

軒天とは、屋根の軒先の裏側、外から見上げたときに見える天井部分のことです。
直射日光や雨が直接当たりにくいため、「外壁より守られている」「劣化しにくそう」と思われがちですが、実際には劣化に気づくのが遅れやすく、外壁より先に傷みが進んでいることも多い部位です。
軒天は小屋裏からの湿気が伝わりやすく、湿気がこもりやすい環境にあります。
また、多くの住宅で使われているケイカル板は、不燃材でコストを抑えやすい反面、水分に弱く、吸水すると劣化が一気に進行します。
カビなど見た目の悪化だけでなく、隙間が生じることで害獣の侵入経路になったり、気づかないうちに雨漏りや、木材の腐食を進行させてしまう可能性もあります。
自然の多い長野市では、実際に軒天裏の隙間からハクビシンやコウモリが住み着いてしまった、というご相談を受けることも珍しくありません。
外壁メンテナンスは「問題が見えてから」になりやすい

外壁のメンテナンスは、多くの方にとって「あらかじめ計画して行うもの」ではなく、汚れやひび割れなど、目に見える変化が出てから考えるものになりがちです。
外壁塗装は「10年経ったら考えればいい」と思われがちですが、実際には外壁よりも先に、シーリングや幕板、軒天といった部分から劣化が始まるケースも少なくありません。目に見える不具合が出てからでは、塗装だけでは済まず、下地補修や修理が必要になることもあります。
一方で、劣化が進行する前のタイミングでご相談いただいた住宅では、サビや大きな損傷がほとんどなく、色褪せ程度の状態で塗装が行えた例もあります。その場合、下地調整にかかる手間が最小限で済み、工事費用を抑えながら、性能や耐久性の高い塗料を選ぶことができました。
このように、同じ面積の住宅でも劣化の進行度によって工事内容や費用には大きな差が生まれます。
外壁だけでなく、傷みが先に出やすい部分も含めて劣化サインを正しく知り、早めに状態を確認することが、結果として住まいを長持ちさせ、将来的な修繕費用を抑えることにつながります。
外壁の劣化サインを知ることが、住まいを長持ちさせる

外壁塗装は、決して安いメンテナンスではありません。
だからこそ大切なのは、「いつ塗るか」「どの状態で塗るか」です。
外壁の劣化は、ある日突然大きなトラブルとして現れるものではなく、色あせやチョーキング、細かなひび割れといった小さなサインから少しずつ進行していきます。
この段階で気づき、塗装などのメンテナンスを行えれば、建物へのダメージを最小限に抑えることができます。
また、外壁だけでなく、シーリングや幕板、軒天など、先に傷みが出やすい部分にも目を向けることが重要です。
ときどき住まい全体を見渡し、気になる変化があれば早めに確認する。
劣化サインを知り、進行する前に対応することが、住まいを長く大切に使うための近道だと私たちは考えています。
「これって劣化なのかな?」と迷った時点が、実は一番ちょうどいいタイミングです。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
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