長野市川中島町御厨 H様邸 屋根外壁塗装工事
- 長野市
- 外壁塗装
- 屋根塗装
- ベージュ・ブラウン系
施工内容 | 外壁塗装、屋根塗装、付帯部塗装、コーキング打ち替え、雨樋修繕 |
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期 間 | 8週間 |
プラン | ハイクラスシリコンプラン |
価 格 | 130万 |
使用塗料1 | 屋根/アステックペイント/スーパーシャネツサーモSi ラセットブラウン |
使用塗料2 | 外壁/菊水化学工業/キクスイロイヤルシリコン遮熱 KN024A |
遮熱効果の高い塗料で塗装しました
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屋根施工前 屋根は金属屋根で、屋根の重なり部分に軽度な錆の発生が見られました。錆は一箇所発生すると、周囲に一気に広がるので、早めの処置が必要です。
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錆止め塗布 熱伝導率が高い金属屋根は、遮熱性能のある塗料を塗ると効果を発揮します。
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屋根_上塗り 金属屋根は素材が薄く、表面温度がすぐ裏に伝わります。太陽光を効率よく反射させることで、屋根に塗られた塗料や屋根材に太陽の熱が吸収されるのを防ぎ、室内の温度上昇を抑える効果が期待できます。
凍害は防水性能を高めて防ぐ
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外壁_下塗りの様子 外壁材はALCで、一部に割れが発生していました。割れた部分から水分が浸入すると建材の劣化に繋がるため、早期にメンテナンスが必要な状態でした。下塗りは、粘度の高い下塗りを使用することで、細かいひび割れを塗装で埋め整えました。
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外壁_上塗りの様子 洗面所窓上には、凍害による劣化が見られました。建材内部に入った水分が凍結することにより膨張し、爆裂が発生したものです。水分を吸収しやすい性質上、特に寒冷地の場合には、融雪水や結露水、水蒸気などの水分が凍害の原因になります。艶なしの塗料だったため、ローラーのムラが出ないように塗装を行いました。
幕板カバー工法
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施工前 幕板の凍害 幕板部分が凍害により、塗膜だけでなく素材まで劣化が進行していました。
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幕板 施工前 凍害により幕板が著しく劣化していたので、塗装での補修ではなく、金属で幕板を覆うことで補修する、カバー工法を行いました。
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幕板 施工後 幕板の上は雨水が溜まりやすいので、凍害の被害が多い場所の1つです。 凍害の原因の多くは、外壁表面の塗膜劣化によるものなので、ひび割れや剥がれが小さいうちに外壁全体を塗り替えるのがおすすめです。
火災保険を利用して雨樋の修繕
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変形した雨樋 雪が原因で雨樋が変形していたので、火災保険を使用して雨樋を修繕しました
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雨樋 施工後 雨樋は雪や落ち葉など雨以外のものも受け止めてしまい、変形や詰まりの発生しやすい箇所です。 雨樋が歪んでしまった場合、その部分を修正するのは困難なため、新品との交換になります。
担当者コメント
屋根と外壁の劣化についてのお問い合わせをいただいた長野市川中島の戸建て住宅の塗装を行いました。
幕板部分が凍害により、塗膜だけでなく素材まで劣化が進行していました。外壁の塗膜性能が低下していたため凍害が発生したようです。
雨だれの跡も見られるなど、塗膜性能の低下が顕著に現れていました。屋根は色褪せと錆が発生している部分がありました。
ALCという外壁材は、それ自体に防水性がなく、むしろ雨水や湿気を吸い込みやすい素材です。
外壁材自体に雨水が浸み込むと、劣化が加速度的に進行し、内部にまで浸入すると雨漏りやカビ、白アリなどの発生原因に。
そのため、定期的な塗装によって防水性を維持する必要があるのです。
雨樋の変形は雪が原因でしたので、火災保険を使用して雨樋を修繕しました。
雨樋が歪んでしまうと、うまく水を流せなくなり堆積物が蓄積したり、接続部がずれてしまったりします。
堆積物や雨水の重みでさらに歪みが悪化する恐れもあり、その結果、外壁に直接雨が伝って破風板や外壁が傷んでしまうことがあります。
雨樋に歪みや変形が見られたら業者に修繕を依頼しましょう。