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家の外壁をふと眺めたとき、「なんだか色が薄くなってきた気がする」「触ると白い粉がつく」「ひびがあるかも」と感じたことはありませんか?
その小さな違和感こそが、外壁塗装を検討すべきサインかもしれません。

外壁は年中、紫外線・雨・風・雪などの厳しい環境にさらされています。
新築当初はきれいでも、年月が経つと少しずつ劣化が進み、防水機能が低下していきます。
放っておくと、見た目の問題だけでなく、内部の木材や断熱材まで傷んでしまい、結果的に大規模な修繕が必要になることもあります。

この記事では、「どんな状態なら塗装を考えるべきか」「そのまま放置するとどうなるのか」を、現場経験に基づいて詳しく解説します。

この記事のPOINT

☑ 外壁が古くなって気だけどいつ塗る替える?
☑ 塗り替え目安の10年ではない見極め方法
☑ 外壁を見て判断する6つの劣化
☑ 劣化の危険度とは

外壁の状態を見極めるポイント

外壁の塗装は“美観を保つため”だけのものではなく、“建物を守るため”の重要なメンテナンスです。
外壁の劣化は、ある日突然現れるわけではなく、少しずつ進行していきます。
次のようなサインが現れたら、早めの塗装を検討しましょう。

塗装を検討すべき6つの劣化サイン

チョーキング(白い粉が手につく現象)

外壁を手で触ったとき、白い粉が手につくことがあります。これは「チョーキング現象」と呼ばれ、塗料に含まれる樹脂が紫外線や雨で分解され、顔料が粉として表面に浮き出ている状態です。

この現象が起きているということは、すでに塗膜の防水性能が低下している証拠。
そのままにしておくと、外壁材が水を吸い込み、内部の木部や鉄部が劣化してしまいます。
チョーキングは、塗装の寿命が近づいているサインです。

ひび割れ(クラック)

外壁に幅0.3mm以上のひび割れがある場合は、要注意です。
髪の毛ほどの細いひびでも、放置すると雨水が内部に浸透し、断熱材や柱を傷める原因になります。

ひび割れの原因には、経年劣化、地震、乾燥による収縮、下地の動きなどさまざまあります。
特にモルタル外壁では、日射による温度変化で膨張・収縮を繰り返すため、クラックが入りやすくなります。

また、コーキング(シーリング)部分にできたひびは、防水層の機能が低下しているサイン。
ひびが広がる前に補修し、塗装で保護膜を作ることが重要です。

コーキングの劣化・ひび割れ

外壁材のつなぎ目を埋めているゴム状の部分(コーキングやシーリング)は、家の防水に欠かせないパーツです。
しかし、紫外線や気温の変化によって、時間とともに硬化・ひび割れ・剥離が起こります。

コーキングが劣化すると、そこから雨水が侵入し、サイディングの反りや膨れ、内部の腐食を引き起こします。
劣化初期では表面のひびだけですが、進行すると隙間が空き、内部の防水シートにまで影響が及ぶ危険があります。

再塗装の際には、古いコーキングをすべて撤去して新しく打ち替える「打ち替え工法」がおすすめです。

塗膜の剥がれ・膨れ

外壁の表面が剥がれていたり、部分的に膨らんでいるのは、塗膜が密着していないサインです。
原因として多いのが、下地の湿気や施工時の下地処理不足です。

塗膜が剥がれると、外壁が直接雨や紫外線を受けることになり、劣化が一気に進行します。
また、膨れは内部に湿気がこもっている証拠でもあり、放置すると外壁の内部腐食やカビの発生につながります。

剥がれや膨れを見つけたら、再塗装ではなく下地からの補修を含めた工事が必要になるケースもあります。

変色・色あせ

外壁の色が薄くなったり、部分的に色ムラができている場合も、塗膜の劣化が進んでいる証拠です。
特に南面や西面など、日差しが強く当たる場所ほど早く色あせが進行します。

変色自体はすぐに大きな問題ではありませんが、塗膜の防水機能が低下していることを意味します。
放置すれば汚れやカビが付着しやすくなり、外観の印象も悪くなってしまいます。

「見た目が気になる」段階で塗り替えを行えば、美観と防水を同時に回復できます。

カビ・藻・苔の発生

北面や湿気の多い場所に多いのが、カビや藻、苔の発生です。
これは塗膜の防水機能が弱まり、外壁が水分を保持しやすくなっている証拠です。

見た目の問題だけでなく、放っておくと外壁材自体が湿気を吸って脆くなり、
最悪の場合は剥離や腐食が起こることもあります。

外壁洗浄や防カビ塗料による再塗装で、根本的な再発防止対策を行うことが大切です。

劣化症状と危険度の比較表

劣化サイン主な原因危険度対応時期の目安
チョーキング紫外線・雨風による塗膜劣化3〜10年経過で発生、塗装目安
ひび割れ経年・地震・乾燥収縮早急に補修・再塗装を検討
コーキング劣化紫外線・温度変化ひび・隙間を発見次第補修
塗膜剥がれ下地不良・湿気放置厳禁、下地補修必須
変色・色あせ紫外線・風雨美観維持のため早めの塗装推奨
カビ・苔防水性能低下・湿気中〜高防カビ塗料で早期対処

劣化サインを放置するとどうなる?

劣化の初期段階では「見た目だけの問題」に見えますが、放置すれば確実に構造体の劣化に繋がります。

塗膜が剥がれた箇所から雨が入り込み、木部が腐り、鉄部が錆び、内部結露を起こす…。
このような被害が進行すると、塗装だけでは済まず、外壁材の張り替えや防水層の補修が必要になります。

塗装費用は一般的な戸建てで80〜150万円ほどですが、張り替えや防水工事になると200万円を超えるケースも珍しくありません。
つまり、早期発見・早期対応こそが、最も賢いメンテナンスなのです。

専門家に相談すべきタイミング

「うちの外壁はまだ大丈夫かな?」
そう思ったら、まずは専門業者による無料点検を受けてみましょう。

外壁のひび割れの幅や、チョーキングの程度などは一般の方では判断が難しいことも多く、
専門家が赤外線カメラや打診検査などを使って、劣化の深さを調べてくれます。

特に、次のような状態に心当たりがある場合は早めの相談をおすすめします。

  • 10年以上塗装していない
  • 北側の壁に緑の苔がある
  • 触ると粉がつく
  • 雨の後、外壁にシミが残る
  • コーキングが切れている

これらはいずれも、塗膜の防水力が限界に達しているサインです。

まとめ:外壁の状態の見極めが家を長持ちさせる

外壁は家の“顔”であると同時に、“バリア”でもあります。
そのバリアに傷や劣化のサインが出たら、早めの点検と塗り替えが必要です。

  • 白い粉(チョーキング)
  • ひび割れや剥がれ
  • コーキングの劣化
  • カビや苔の発生

これらを見つけたら、放置せずに専門業者に相談することで、余計な修繕費を防げます。
外壁塗装は「まだ大丈夫」と思ったときが、ちょうど塗り替えどき

大切な家を長く守るためにも、今一度、外壁の状態をチェックしてみましょう。
そして、どんな小さな不安でも、外壁診断のプロである私たちにお気軽にご相談ください。
家を見守る第一歩は、「気づいたときに動くこと」から始まります。

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