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家のメンテナンスは、年数が経つにつれて避けられない課題です。10年程度が経過すると、特に外部環境にさらされる部分の劣化が目立ち始めます。その中でも雨どいは、風雨の影響を直接受けるため、損傷が進行しやすい箇所です。雨水の流れが悪くなると、建物へのダメージが拡大する恐れがあるため、早めの対応が必要になります。

しかし、専門業者に依頼すると高額な費用がかかることから、DIYでの補修を検討する方も少なくありません。自分で行う場合、その利点と欠点をきちんと理解し、自身に修理が可能かどうかを見極めることが肝心です。今回は、雨どいのDIY補修を成功させるために押さえておくべき3つのポイントと、必要な修理道具や材料についてご紹介します。これらの情報をもとに、雨どいの状態をチェックし、適切な修理を行いましょう。

この記事のPOINT

☑ 雨どいの修理は難しい?
☑ 高所作業を伴い場合は安全対策が必要
☑ 自分で直せる?どの程度なら自分で直せるか
☑ DIYで施工する際の注意点

雨どい修理は難しい?

雨どいの正しい補修方法を知ることは、家のメンテナンスにおいて非常に重要です。
雨水を効率的に排水する雨どいは、屋根や壁を保護し、家全体の耐久性を高めるために役立ちます。しかし、適切な知識がなければ、DIYでの修理は思わぬ失敗を招く可能性があります。

まず、雨どいの勾配は水がスムーズに流れるように計算されています。この勾配が狂ってしまうと、水が滞留し、漏水や破損の原因となるため、修理時には細心の注意を払う必要があります。また、降雪地域では雨どいが雪の重みに耐えられるように設計されているため、これを考慮した補修が求められます。

DIYでの修理に挑む前に、自分のスキルや修理に必要な道具、材料を十分に理解し、計画を立てることが重要です。適切な修理を行うことで、雨どいの機能を長持ちさせ、家全体を守ることができます。修理後に水がうまく流れないといったトラブルを避けるためにも、事前のチェックと準備を怠らないようにしましょう。

高所作業を伴う場合は安全対策が必要

雨どいの補修をDIYで行う際、高い位置での作業が伴うケースでは、安全が最優先です。
まず理解すべきは、高所での作業は特別な注意が必要であるということです。
自宅の雨どいが地上から離れた場所にある場合、落下や転倒のリスクが高まります。そのため、専門の足場や高所作業車の利用、そして適切な保護具の着用が不可欠です。さらに、高所作業車を操作する際には免許が必要となり、電線に触れる危険性も考慮する必要があります。
これらの点を踏まえ、専門家に依頼することで、知識と技術を持った職人が安全に作業を完遂できることを念頭に置きましょう。自身での補修を検討する際は、これらの安全対策を十分に理解し、適切に対応することが重要です。

DIYに向く雨どい補修の範囲とは

雨どいのDIY補修に適した範囲を見極める

雨どいの補修をDIYで行う際は、自分で安全に手が届き、かつ破損が少ない場合に限定されます。
具体的には、壊れている部分が1〜2ヶ所程度の場合が理想的です。しかし、雨どいが20年以上使われている場合は、見た目に問題がなくとも、紫外線の影響で材質が劣化している可能性が高いです。そのため、力を加えた際に予期せぬ破損を引き起こすリスクがあります。
将来的に全体の交換が必要になることも視野に入れ、慎重にDIY補修を検討することが重要です。

割れていないか?詰まっていないか確認する

篠ノ井施工前 雨どいの錆

雨どいの補修をDIYで行う時、まずは損傷具合を把握しましょう。
雨どいは経年と共に様々なダメージを受けるため、ひび割れや詰まりの程度をしっかりと確認することが重要です。小さなひびならば、専用の修理テープを使用して一時的に対処することができます。しかし、テープでは対応できないほどの大きな損傷や、全体的な劣化が見られる場合は、悪化する前に該当部分を交換することをお勧めします。

雨どいの接合部が取り外し可能なら、それを外して新しい部品に交換することが理想です。
もし接合部がなく、部品を外せない場合は、のこぎりを使って損傷部分を切り取る必要があります。この際、切断位置はひび割れから適切な距離を取り、雨どいが崩れないよう注意深く作業を行ってください。
切り取った後は、新しいパーツを取り付け、接合部にはシーリング材を塗布して水密性を確保します。これにより、雨水が漏れるのを防ぎ、雨どいの機能を回復させることができます。

大掛かりな交換には様々な道具が必要になる?

雨どいのDIY補修を始める前に、失敗を避けるために重要なポイントを押さえておきましょう。
まず、自分で修理を試みる際には、手順を間違えないように注意しましょう。また、適切な道具と材料を用意することが成功の鍵を握ります。しかし、作業が大掛かりになると、専門的な知識や機材が必要となるため、プロの業者に依頼するのが賢明です。

大規模な修理では、単純なのこぎりやハンマーを超え、電動ドライバーやバール、水平器、墨糸など様々な専門工具が必要となります。さらに、コーキングや専用の接着剤といった材料も欠かせません。作業はしばしば高所で行われるため、安全に作業を行うための脚立や梯子は必須です。最も高い場所での作業には、足場や高所作業車の使用も考慮しなければならないでしょう。

これらの道具や材料を一から揃えると、コストはかさんでしまいます。また、専門的な技術が求められることも多く、DIYによる補修が結局はコストパフォーマンスに優れないという結論に至ることも少なくありません。
安全性を確保し、無駄な出費を避けるためにも、大がかりな補修作業は専門の業者に任せることをお勧めします。

DIYで施工する際の注意点とは?

たとえば、損傷部分をヘラで外す作業に関しても、素人が行うと根元から折ってしまうリスクがあります。微妙な力加減が求められるため、経験が豊かな職人が少しずつ進めていくことが理想です。
強度は老朽化によって著しくダウンしていることも理解しなければなりません。
雨樋修理テープに関しても雑に貼ってしまうと、風雨や紫外線の影響ですぐに剥がれしまいます。対象の箇所の汚れを拭き取って、異物が間に入らない状態にすることが重要です。
パイプを繋ぐ接着剤の耐久性は高いですが、しっかりと密着させないと接合部が弱くなり、直ぐに外れてしまうことがあります。
コーキングによる補修に関しても、隙間が完全に埋まっているかの最終チェックも欠かせません。確認を怠らないことも、DIYを成功させるためにも必要です。

また、怪我のリスクがあることも覚えておきましょう。私たち職人が施工を行う場合には、適切な作業で進めていきます。通常、2m以上で作業を行う場合には、適切な作業場を設置しなければなりません。
ただ、足場の設置をどこに頼めばよいのか分からなかったり、足場代が高いだけに設置しないで作業したいといった、気持ちもあるでしょう。しかし、梯子だけでは、転落しやすい状態で作業することになってしまします。
安全を十分に確保したいなら、足場などの高所で作業できる環境の整備が前提になるのです。

まとめ

ちょっとした雨どいの修理は、工具があれば自分でもできますが、作業に専門性や技術が必要になると専門家に任せるのが安心です。DIYすると程度が分からないため、「このくらいでいっか」となりがち。せっかく直しても直ぐに再発してしまうことにもなりかねないので、大掛かりな、雨どい工事はプロに任せましょう。

また、塗装や屋根工事、外装リフォームをご検討の方はぜひプロタイムズ長野若里店をご利用ください。一軒一軒状態が異なる屋根や外壁にあわせて、最適な塗装を提案いたします。使用する素材のメリットはもちろん、デメリットまで説明し、真摯にお客様と向き合います。また、「想像と違う」を減らすために、画像データを利用したカラーシュミュレーションも実施し、実際のお家の写真を使用することで、後悔のない工事を提供します。

創業以来50年。これまでさまざま現場に立ち会い、多くの経験を積んできているので、技術力に関しても自信があります。塗装や外装リフォーム、防水工事などにお悩みの方はぜひ、プロタイムズ長野若里店までご相談ください。

外壁塗装の疑問や施工のこと、価格などお気軽にお問い合わせください◇

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