スタッフブログ
【台風時の雨漏り】その原因とは?家を守る応急処置ガイド
2023.02.23
雨漏り・雨漏する理由
お役立ち記事・工事Howto
スタッフブログ
台風が接近し、突風とともに激しい雨が打ち付ける夜。そんな時に限って、家の中からポタポタと不安な音が…「それって雨漏りしているかもしれません」
日常の雨では気づかない雨漏りも、台風のような極端な天候下では発生しやすくなります。
では、なぜ台風の際に限って雨漏りが発生するのでしょうか?
台風の脅威は、風だけではありません。雨漏りのリスクもしっかりと認識し、家を守る準備をしておくことが大切です。安心して台風を乗り切るためにも、今回ご紹介する内容ををぜひ参考にしてください。
☑ 台風の時だけ雨漏りする原因とは?
☑ 雨漏りしやすい場所と対策
☑ 台風時に発生した雨漏りへの対処方法
まずは応急処置を
雨漏りを発見したら、まずは応急処置を施しましょう。
バケツやタオルを使って水を受け、家財への被害を最小限に抑えます。次に、屋根や壁の状況を確認し、緊急の修理が必要か判断してください。
台風が去った後には、専門家による詳細な点検と修理を行うことが肝心です。
台風の時だけ雨漏りする原因とは?
台風の襲来は、多くの家庭にとって試練の時です。特に、台風がもたらす強風と集中豪雨は、家屋にとって厳しい環境になります。普段は問題なく過ごせる家でも、台風の際には雨漏りが発生することがありますが、その原因は何でしょうか?
その主な原因は、強風が屋根の隙間を広げたり、瓦やシートのズレを引き起こしたりするためです。また、風向きの変化により、普段は雨が当たらない部分に水が侵入することも。これらの状況は、通常の雨天時には見られない特有のものです。
家の構造は完璧ではありません。どんなに丁寧に建てられた住宅であっても、微細な隙間が存在します。普通の雨では問題ないこれらの隙間も、台風による激しい風と雨が組み合わさることで、弱点となり得るのです。台風特有の横殴りの雨は、通常では考えられない角度や強さで建物を打ち、微細な隙間から侵入し、家の内部へと浸透していきます。
このような状況が発生すると、雨漏りのリスクは格段に高まります。強風が屋根や壁の隙間を通じて雨水を押し込むことにより、内部に水が溜まり、最終的には雨漏りという形で現れるのです。台風は一時的な現象であるため、このような雨漏りも台風の時に限って発生することが多いのです。
しかし、台風が去った後にも雨漏りの問題は残ります。
そのため、台風が過ぎ去った後は、速やかに住宅の点検を行い、必要であれば修繕を行うことが重要です。これにより、次の台風が来る前に、家の防水性を高め、家族と財産を守ることができるのです。
早期発見のためのポイント!台風で雨漏りしやすい場所とは
雨漏りは家の安全と快適性を脅かす問題です。特に、屋根や窓、壁の接合部などは、雨水の侵入が起こりやすい箇所です。雨漏りの原因を突き止める際には、まずこれらの場所を慎重に調査しましょう。
屋根は雨や風に直接晒されるため、瓦のずれや劣化した防水層が雨漏りの原因になりがちです。
次に、窓の周りではシーリング材の劣化や、フレームの隙間から水が浸入することがあります。そして、壁と壁が接合するコーナー部分では、ひび割れや隙間が生じやすく、そこから水が侵入する可能性があります。
これらの場所を定期的にチェックし、早期発見と対策を行うことで、雨漏りによる被害を最小限に抑えられるでしょう。
屋根
屋根は家を守る重要な要素ですが、時間の経過と共に劣化が進むため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。特に、屋根材は日々の気象条件に直接晒されるため、10年ごとのチェックが推奨されています。見落としがちな屋根のトラブルは、ひび割れや割れなど、小さな損傷から徐々に大きな問題へと発展することがあります。
また、既に劣化が進んでいる屋根材は、強風時に飛来物によるダメージを受けやすく、予期せぬ破損のリスクを抱えています。晴れた日には問題なくても、台風などの激しい雨が降った際に初めて雨漏りが顕在化することも少なくありません。
そのため、定期的なメンテナンスを行い、屋根の状態を把握しておくことが、雨漏りを未然に防ぐ鍵となります。
外壁のひび割れ
外壁の塗装は、家を守る大切なバリアのような役割を果たしています。しかし、この防護層も時間が経過すると劣化してしまい、10年から15年ごとの塗り替えが一般的に推奨されています。
メンテナンスを怠ると、外壁に細かいひび割れが生じることがあります。これらのひびから雨水が侵入し、やがては雨漏りへとつながるリスクが高まります。
ひび割れ以外にも、塗膜が剥がれ落ちた箇所は雨漏りの原因となり得ます。一度水分が外壁を通過し内部に侵入すると、構造体の腐食やカビの発生など、住宅の健康を脅かす事態に陥りかねません。そのため、定期的な点検と適切な時期に塗装のメンテナンスを行うことは、家の長期的な安全と快適性を守る上で非常に重要です。
台風シーズンに限らず、気候変動による突発的な悪天候も増えている今日、外壁のメンテナンスはさらに重要性を増しています。適切なタイミングでの対策が、住まいの寿命を延ばし、家族を守るための賢い選択と言えるでしょう。
雨どいの詰まり|排水箇所の損傷
雨樋が詰まると、家屋にとって重大な問題が起こるリスクがあります。特に、落ち葉や枝、ゴミなどが原因で雨樋内に詰まりが生じ、本来スムーズに排水されるべき雨水が外に溢れ出してしまうことがあります。この状態が続くと、溢れた水が家の外壁を伝い、コーキングの隙間や亀裂から侵入し、最終的には室内に雨漏りを引き起こす原因になりかねません。
雨樋のメンテナンスは、このようなトラブルを未然に防ぐためにも非常に重要です。定期的に雨樋内を点検し、詰まりを取り除く清掃を行うことが推奨されます。
また、雨樋そのものが劣化している場合は、外壁や屋根の塗装工事と同時に、新しいものに交換することも検討しましょう。足場を組む機会を利用して雨樋を新しくすることで、作業効率も上がり、コストも抑えられる可能性があります。
このように、雨樋の状態を常に良好に保つことは、建物を守る上で欠かせないポイントです。
定期的な清掃や適切な時期における交換が、雨漏りという深刻な問題を防ぐ鍵となるでしょう。
台風時に発生した雨漏りへの対処方法
万が一、雨漏りが発生した場合、専門業者の到着を待つ間にも室内への被害は進行してしまいます。そこで、応急処置が重要になってきます。安全を最優先に、台風の勢いが衰え、状況が安定してから行動しましょう。
まずは雨水の侵入経路を特定することが肝心です。屋根や壁のひび割れ、破損した部分が一般的な侵入ポイントです。目視で確認できる場合もあれば、雨水が内部に滴り落ちる音や湿った壁を手掛かりに見つけることもあります。屋根や壁の損傷部分を見つけ出し、そこからの水の流れを追跡します。
室内に滴り落ちる雨水を受け止めるために、バケツやタオル、ビニールシートなどを利用して床や貴重品を保護します。
屋根の穴や亀裂が原因であれば、防水シートやビニールテープを使って仮のカバーを作り、雨水の侵入を防ぎます。ただし、これはあくまで一時的な処置であり、台風が去った後には速やかに専門業者による修理が必要です。
応急的な防水シートの使用
雨水の侵入を食い止めるための応急処置として、防水シートを使用する方法が有効です。
まず、雨漏りしている箇所を特定します。見つけたら、その部分をしっかりとカバーすることが肝心です。
ホームセンターでは、防水シートがロール状に販売されており、これが応急処置には最適です。防水シートは、粘着性があり、雨水の浸入を防ぐために設計されています。適切なサイズにカットし、雨漏りの原因となっている箇所をしっかりと覆い、端を密着させることで、一時的ながらも雨水の侵入を防ぐことができます。
ただし、この方法はあくまで応急処置であり、台風が過ぎ去った後には、専門家による適切な修理を行う必要があります。応急処置は一時的な解決策に過ぎず、根本的な問題解決にはつながりません。安心して生活を送るためにも、早めの修理を心がけましょう。
ブルーシートを使用して雨水の侵入を防ぐ
ブルーシートを使用して雨水の侵入を防ぐ方法をご紹介します。
ブルーシートは、雨水が直接屋根に当たるのを防ぎ、室内への浸水を最小限に抑える効果があります。応急処置として、雨漏りが疑われる箇所をブルーシートで覆うことは、非常に有効な方法です。ただし、この作業を行う際には、安全対策を徹底することが重要です。
屋根の上は滑りやすく、風が強い時には特に危険が伴います。プロの業者に依頼するか、万が一自分で行う場合は、安全帯の着用や落下防止ネットの設置など、転落事故を防ぐための対策をしっかりと取りましょう。
また、ブルーシートを固定する際には、風によるシートのめくれを防ぐため、しっかりと重しを置くか、強固に固定することが肝心です。台風時には、瞬間的に風向きが変わることもあるため、四隅だけでなく、可能な限り多くの箇所を固定することをおすすめします。
台風による雨漏りは、家屋への長期的なダメージにつながることもあるため、応急処置後は、天候が回復した際に、専門家による適切な修理を行うことを忘れないでください。
最後に
雨漏りの原因とその応急処置についてお伝えしてきましたが、応急処置はあくまで一時的なもの。高いところでの作業はリスクを伴いますし、見た目の問題だけでなく、隠された原因があることも少なくありません。
万が一の事を避け、雨漏りを根本から解決するためには、専門家に依頼することが賢明です。
私たちプロタイムズ長野若里店では、雨漏りの修復に関するご相談も承っております。経験豊富なプロフェッショナルが、問題の箇所を特定し、適切な修復方法をご提案します。
安心してお任せいただけるよう、現場調査や見積もりは無料で実施しており、費用や作業内容についても明確にご説明いたします。単に情報を得たいという方も、気軽にお問い合わせください。雨漏りの悩みを解消するために、私たちは全力でサポートいたします。
◇外壁塗装の疑問や施工のこと、価格などお気軽にお問い合わせください◇
フリーダイヤル 0120-460-461
メールでのお問い合わせはこちら⇩から
・お問い合わせフォームに必要事項をご入力の上「送信する」ボタンをクリックしてください。
・メールアドレスは正しくご入力下さい(弊社より返信メールをお送りします。)
・【必須】の項目は必ず入力してください。