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外壁塗装の価格ってどれくらい?2023年最新版、坪数ごとの相場は?資材高騰の影響は?
2023.03.21
外壁塗装
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外壁塗装を検討する際、多くの方が「どれくらいの費用がかかるのか?」という疑問を持つことでしょう。
最近では原材料の価格上昇が影響して、塗料のコストも上がっています。これにより、外壁塗装の市場価格も上昇傾向にあるため、早めの対応が賢明かもしれません。
この記事では、外壁塗装にかかる費用の概算、費用の内訳や単価、そして実際の見積もり例に至るまで、詳細にわたって解説していきます。塗装業者に見積もりを依頼する前に、ここで得た知識を活かして、適正価格で質の高い工事を実現しましょう。
☑ 外壁塗装の費用の相場
☑ 塗装にかかる費用は、塗料だけではない。足場代から人件費まで詳しく解説
☑ 外壁塗装の見積もり参考例
☑ 外壁塗装の支払い方法はどんな方法がある?
☑ 外壁塗装にかかる費用を安く抑えるコツとは
☑ 外壁塗装の業者を選ぶ際の注意点をお伝えします
☑ 信頼できる外壁塗装業者の特徴とは
外壁塗装の費用相場
外壁塗装を検討する際、塗装面積による費用の違いを把握することは大変重要です。ここでは、塗装面積を基準にした外壁塗装の費用の概算をお伝えします。
塗装を行う際の費用は、建物の延床面積に基づいて計算されることが一般的です。延床面積とは、家の各階の床面積の合計を指し、屋根裏や地下室などの面積は含まれません。外壁の塗装面積は、この延床面積に基づき、おおよそ1.2倍することで算出されます。
たとえば20坪の家の場合、床面積は約66平方メートル(20坪×3.3平方メートル/坪)となります。この数値に1.2を乗じることで、塗装面積は約79.2平方メートルと見積もることができます。そして、この面積に応じた費用相場は、約40万円から70万円程度となることが多いです。
以下に、塗装面積別の費用相場を示します。これはあくまで目安であり、使用する塗料の種類や塗装の難易度、業者の選定などによって変動することがありますので、詳細は見積もりを取ることをお勧めします。
- 10坪(約40平方メートル): 約20万円から40万円
- 20坪(約79平方メートル): 約40万円から70万円
- 30坪(約119平方メートル): 約60万円から100万円
- 40坪(約158平方メートル): 約80万円から130万円
- 50坪(約198平方メートル): 約100万円から160万円
- 60坪(約238平方メートル): 約120万円から200万円
- 70坪(約277平方メートル): 約140万円から230万円
- 100坪(約396平方メートル): 約200万円から320万円
一般的に、30坪の家は戸建て住宅の平均的な延床面積とされており、外壁塗装には少なくとも60万円程度が必要と見積もられます。しかし、これは最低限の金額であり、実際には多くの要因によって費用は変動します。
外壁塗装を行う際は、複数の業者から見積もりを取り、費用とサービスを比較することが賢明です。また、塗装面積だけでなく、使用する塗料の品質や塗装の技術も価格に影響を与えるため、コストと品質のバランスを考慮した上で業者を選定することが大切です。
坪の塗装面積はどのくらいなのか?1平方メートル(1㎡)に換算すると?
外壁塗装を検討する際、塗装面積を把握することはコストを算出する上で非常に重要です。
しかし、多くの方が坪数や平方メートルといった単位に馴染みが薄く、実際の面積を想像するのが難しいかもしれません。
そこで、坪を平方メートルに換算して塗装面積を計算する簡易的な方法をご紹介します。
㎡とは?
「平米(㎡)」とは、メートル法における面積の単位です。具体的には、1辺が1メートルの正方形が、1平米(1㎡)となります。メートル法は学校で使う標準的な単位であるので、坪数よりなじみがあり理解しやすい単位なのではないでしょうか?
坪数(延坪) | 延床面積 | 塗装面積 |
20坪 | 66㎡ | 73〜112㎡ |
30坪 | 99㎡ | 109〜168㎡ |
40坪 | 132㎡ | 145〜224㎡ |
50坪 | 165㎡ | 182〜281㎡ |
60坪 | 198㎡ | 218〜337㎡ |
70坪 | 231㎡ | 254〜393㎡ |
100坪 | 330㎡ | 363〜561㎡ |
まず、坪数とは1坪が約3.3平方メートルであるということを覚えておくと便利です。
例えば、15坪の家であれば、延床面積は15坪×3.3平方メートル=約49.5平方メートルとなります。
この延床面積に係数1.2を乗じることで、おおまかな塗装面積が求められます。この係数は建物の形状や窓の大きさなどによって変動する可能性があるため、一般的には1.1から1.7の範囲で考えると良いでしょう。
塗装面積の計算式は以下の通りです:
塗装面積(平方メートル) = 延床面積(平方メートル) × 係数1.2
具体的に計算してみましょう。2階建ての家が1階15坪、2階15坪の場合、延床面積は合計で30坪となります。30坪を平方メートルに換算すると、30×3.3=約99平方メートルです。この99平方メートルに係数1.2をかけると、塗装面積は約118.8平方メートルとなります。
畳や坪といった単位は日本独自のものであり、海外では一般的に平方メートルが使用されます。したがって、坪数から平方メートルへの換算は、不動産の比較やリフォームの際にも役立つ知識です。
このように、塗装面積の計算は単純な換算と係数の使用によって、簡単に行うことができます。この方法を用いれば、外壁塗装の見積もりを取る際にも、より正確な価格の把握に繋がるでしょう。
塗装費用は塗料だけでなく手間や足場が掛かる?その内訳
外壁塗装を検討する際、費用の明細を理解することは非常に重要です。見積もりをただ受け取るだけでなく、各項目の内容を把握することで、適正価格かどうかの判断材料になります。
外壁塗装の費用は大きく分けて、塗料の質や量に関わる「塗料・材料費」、職人の技術や作業時間を反映する「工事代・人件費」、作業を行うために必要な「足場代」、そして見落としがちですが重要な「その他の費用」から成り立っています。
これらの費用項目を一つ一つ確認し、不明点があれば業者に質問することで、納得のいく外壁塗装を実現することができるでしょう。
アクリル塗料
アクリル塗料は、軽量で経済的な選択肢として知られています。
その主要成分であるアクリル樹脂は、1950年代に開発され、その発色の良さから注目されました。
現在では、ウレタン樹脂塗料やアクリルシリコン樹脂塗料などの新しい塗料に市場を奪われつつありますが、DIY愛好家の間では依然として人気があります。その理由の一つは、1㎡あたりのコストが1,000~1,800円と手頃であることです。さらに、豊富なカラーバリエーションと簡単な取り扱いが魅力です。
ただし、耐用年数は3~8年と短めなので、頻繁なメンテナンスが必要になることを考慮する必要があります。それでも、特定の用途や箇所にはアクリル塗料が最適な選択となることもあります。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は、その優れた密着性から多くの表面に適応し、複雑な形状にも対応可能な塗料として知られています。
主成分のウレタン樹脂は、しなやかで耐久性があり、剥がれにくい特性を持っており、長年にわたって幅広い用途で利用されてきました。特にアクリルウレタン樹脂塗料は、その仕上がりの美しさと耐久性で人気を誇ります。
市場には様々なウレタン塗料がリーズナブルな価格で提供されており、選択肢の多さも魅力の一つです。しかし、シリコン塗料のような新しい塗料が登場し、外壁塗装の主流は変化しつつあります。それでも、ウレタン塗料を選ぶことは、確かな技術を持つ職人による施工が可能であり、コストパフォーマンスの面でも優れているため、依然としてその価値は高いです。
塗装費用は1㎡あたり1,400~2,500円で、耐用年数は5~10年とされています。
シリコン塗料
シリコン塗料は、アクリル塗料に比べて耐久性が高いのが魅力です。
正式にはアクリルシリコン塗料と呼ばれ、アクリルをベースにシリコン樹脂を配合しています。
シリコンの含有量によって性能が異なるため、選択には注意が必要です。特に、建築物の外壁塗装においては、その耐久性とコストパフォーマンスから多くの戸建て住宅で採用されています。また、耐水性にも優れているため、日本の多湿な気候にも適しています。
一般的には水性1液型、溶剤1液型、溶剤2液型という3つのタイプがあり、硬化剤を混ぜる溶剤2液型は高品質でありながらも価格が高めです。
塗装の費用は1㎡あたり1,800~3,500円程度で、耐用年数は7~15年とされています。高い耐久性とコストパフォーマンスを考慮すれば、シリコン塗料は外壁塗装の選択肢として非常に優れた選択です。
ラジカル塗料
ラジカル塗料は革新的な塗料技術の一つで、シリコン樹脂を基にしたこの塗料は、紫外線による劣化の原因となるラジカルを制御します。
塗膜が長期間にわたってその性能を保持できるように設計されており、チョーキング現象と呼ばれる塗膜の白化や粉化を抑制することが可能です。
ラジカル制御型酸化チタンを配合することで、その耐候性は更に向上し、紫外線に強い塗料としての性能を発揮します。
コストパフォーマンスも優れており、1平方メートルあたりの施工費用は約2,200円から2,800円となっており、10年以上の耐久性を誇ります。このように、ラジカル塗料は建物の美観を長期にわたって保ちつつ、メンテナンスコストを抑えるための理想的な選択肢と言えるでしょう。
フッ素塗料
フッ素塗料は、耐久性と耐候性に優れた高機能塗料として知られています。
その秘密は、蛍石から作られるフッ素樹脂の配合にあります。この塗料は、紫外線や酸性雨といった厳しい環境下でも性能を維持することで、建築物の長期的な保護に貢献します。
特に屋根や外壁に使用することで、色褪せや劣化を抑え、常に美しい外観を保つことが可能です。
さらに、汚れが付きにくく、雨水とともに簡単に落ちるセルフクリーニング機能も魅力の一つです。そのため、一般住宅から大型建造物、さらには航空機や調理器具など、幅広い分野での利用が見られます。
コストパフォーマンスも優れており、初期投資は1㎡あたり3,000~5,000円と高めですが、15~20年という長い耐用年数を考慮すれば、長期間にわたってその価値を享受できるでしょう。
無機塗料
無機塗料は、セラミックやケイ素などの無機物質を主要成分として使用しています。
これらの成分は、紫外線や外部環境にさらされても劣化しにくい特性を持っており、その結果、無機塗料は15年以上にわたる長期的な耐候性を提供します。
外壁などの外装用塗料として特に重宝され、紫外線による塗膜の劣化という共通の問題に対する効果的な解決策として開発されました。無機塗料の耐久性は、無機物の配合比率によっても異なりますが、一般的には耐久性が非常に高いとされています。
価格は2,500~3,000円/m2の範囲で、その長寿命とメンテナンスコストの削減を考慮すれば、非常に経済的な選択肢と言えるでしょう。
遮熱塗料
遮熱塗料は、太陽の近赤外線を効果的に反射し、屋根や建物の表面温度の上昇を抑制することで、室内温度の上昇を防ぐ役割を果たします。この塗料は、特に夏場の冷房費削減に寄与し、エネルギー効率の向上にも貢献するため、多くの家庭で採用されています。
遮熱効果を持つ他の選択肢には、特殊な屋根材や遮熱シートがありますが、遮熱塗料はコストパフォーマンスに優れ、施工も容易であるため、手軽に遮熱対策を施したい場合には最適です。
市場にはさまざまな遮熱塗料が存在し、価格や性能も様々です。最近では原材料の価格上昇が影響し、以前に比べて価格が上昇している傾向にありますが、それでも屋根の塗り替えにかかる費用は、1平方メートルあたりおよそ2,700円から5,000円とされています。遮熱塗料を選ぶ際は、性能とコストのバランスを考慮して、最適な製品を選定することが重要です。
足場代の内訳と目安
塗装工事を行う際には、作業員の安全を守り、塗料の飛散を防ぐため足場の設置が欠かせません。足場設置の費用は、住宅の外壁面積に余裕を持たせた数値を基に計算されます。具体的には、家の外周に8mを加えた数値と高さを掛け合わせ、その面積に足場と飛散防止ネットの単価を乗じて算出します。
足場の単価は一般的に平米あたり600円から800円、飛散防止ネットは100円から200円が相場です。例えば、外壁面積が66平米の住宅では、85.8平米の足場面積を想定し、それに単価を乗じることで、足場設置費用が出ます。これにより、20坪の家であれば、大体6万円から9万円が足場設置の目安となりますが、これはあくまで概算であり、実際の費用は設置場所や住宅の構造によって変わることがあります。
足場設置には、材料の運搬費や施工費、解体費などが含まれるため、無料になることはありません。無料と謳う業者には注意が必要で、他の費用が不当に高く設定されている可能性があります。塗装工事の全費用に占める足場代の割合は、約20%と見積もられています。二階建ての戸建住宅の場合、15万円から20万円が足場設置の平均的な相場です。これらの情報を踏まえ、見積もりが妥当かどうかを判断する際の参考にしてください。
人件費の内訳と目安
外壁塗装のコストを検討する際、最も重要な要素の一つが人件費です。この費用は、工事に参加する職人や作業員の労力に対する対価であり、その経験と技術の豊かさが直接的に費用に反映されます。経験豊かな職人を雇用することは、作業の質と耐久性を保証するために不可欠ですが、それには相応の費用が必要になります。
業界内での一般的な目安として、外壁塗装の総コストに占める人件費の割合は約30%とされています。この割合は、職人の日給がおおよそ15,000円から20,000円の範囲であることを考慮すると、地域や経験によって変動する可能性があります。それに加えて、人件費は「人工」という単位で計算されます。これは、1人の職人が1日で行える作業量を基準としており、作業にかかる総日数ではなく、必要な労働力に基づいて決定されます。
外壁塗装のプロセスにおいて、住宅の規模や採用される技術によって必要な人工の量は変わりますが、一般的な作業に必要な人工の量はある程度予測可能です。しかし、住宅リフォーム業界は技術の価値が高く評価されるため、他の産業のように単純なコスト削減を目指すのではなく、適切な人件費を確保することが品質維持のために重要です。
結局のところ、外壁塗装における人件費は、単なる数値以上の価値を持っています。職人の技術力と経験は、最終的な仕上がりの品質を左右し、長期的な住まいの保護に貢献します。したがって、人件費を適切に評価し、その内訳を理解することは、外壁塗装プロジェクトを成功に導くために不可欠です。
飛散防止ネット張り
飛散防止ネット張りとは、塗装作業や高圧洗浄を実施する際に、液体や汚れが周囲に散らばるのを防ぐために用いられる養生の一種です。このネットは、作業現場の近くにある住宅や車両、さらには歩行者を塗料や汚れから守る重要な役割を果たします。
施工の際の単価は、1平方メートルにつき100円から200円が相場とされており、これによりコストを見積もることができます。
適切な飛散防止ネットの使用は、安全な作業環境を確保し、塗装作業の品質を保持する上で不可欠なプロセスとなるため、施工計画には欠かせない要素です。
高圧洗浄
外壁塗装において、塗料の密着度を最大限に引き出すためには高圧洗浄が欠かせません。この手順を怠ると、たとえ新鮮な色彩で仕上がった外壁でも、剥がれや亀裂が生じやすくなり、塗料の耐久性が著しく損なわれる可能性があります。
一般的な費用は、面積1㎡あたり200〜500円とされていますが、状況によって変動することがあります。
特に、狭小地や傾斜地に建つ建物では、機械を使った作業が難しく、手作業が必要になることが多く、その結果、費用が上昇する場合があります。
さらに、外壁にコケやカビが生じている場合、通常の高圧洗浄に加えてバイオ洗浄が推奨されます。これはコケやカビを根本から除去し、再発を防ぐための特別な洗浄方法であり、通常よりも高額ですが、その効果は長期にわたって持続します。
養生
外壁塗装を行う際、大切なのは塗料が不要な場所に付かないようにすることです。これを防ぐために、玄関ドアや窓のサッシなど、塗料が付着してはいけない部分を丁寧に養生する作業が必要になります。この作業には専用のマスキングテープを使用し、慎重に保護していくことが求められます。
養生の作業は外壁の面積に基づいて費用が算出されることが一般的で、その価格は1平方メートルあたり平均で300~500円程度となっています。ただし、塗装業者によっては異なる計算方法を採用している場合もあるため、具体的な価格については事前に見積もりを取ることが重要です。
養生作業は外壁塗装の品質を保つために欠かせない工程であり、その費用も全体のコストに影響を与えます。適切な養生を行うことで、仕上がりの美しさを保ちつつ、塗装作業の効率も良くなるため、コストパフォーマンスを考慮した上で適切な業者選びが求められるでしょう。
シーリング補修
シーリング補修は、建物の継ぎ目やひび割れを修復し、防水性を高めるために不可欠な作業です。
この工事には、劣化したシーリング材を新しいものに交換する「打ち替え」と、既存のシーリング材の上に新しい材料を重ねる「増し打ち」という二つの方法があります。どちらの手法を選択するかは、シーリング材の劣化具合や工事の範囲によって決まります。
打ち替えは、既存のシーリング材を完全に取り除いてから新しい材料を充填するため、より長持ちする補強が期待できます。そのため、劣化が著しい場合や完全な防水性を確保したい場合に適しています。一方、増し打ちは、既存の材料を残したまま新しいシーリング材を上から塗布するため、費用が抑えられるという利点がありますが、補強の効果は打ち替えに比べて若干劣ることがあります。
価格に関しては、増し打ちが1メートルあたり約500円から1,000円、打ち替えが1メートルあたり約900円から1,500円となることが一般的です。ただし、これらの価格はあくまで目安であり、使用するシーリング材の種類や施工環境、必要な足場の有無などによって変動します。
また、シーリングの劣化は紫外線の影響を受けやすく、約5年を目安に点検を行うことが推奨されています。
シーリング補強工事を検討する際は、専門業者による診断を受け、適切な方法と費用を見積もってもらうことが大切です。定期的なメンテナンスにより、建物の耐久性を保ち、快適な居住空間を維持することができます。
下地補修
外壁塗装を行う際、下地補修は非常に重要な工程となります。
この作業は、塗料の密着を高め、建物の劣化した部分を修復することで、最終的な塗装の品質を大きく左右するからです。下地補修が適切に行われない場合、たとえ高品質の塗料を使用しても、外壁塗装の効果は半減してしまいます。
下地補修の作業内容には様々なものがあり、それぞれに相場費用が設定されています。
一般的に、1平方メートルあたりの単価は200円~2,000円 作業の内容によって異なります。例えば、古い塗膜やサビを取り除くケレン作業は、その手間から他の作業に比べて単価が高めに設定されていることが多いです。
外壁塗装の見積もりを取る際には、下地補修の種類とそれに伴う費用を把握しておくことが重要です。これによって、適正価格で質の高い工事が行われることを確認できるため、下地処理の精度に注目し、信頼できる施工業者を選ぶことが肝心です。
ケレン作業
外壁塗装を行う際には、下地の状態を整えるケレン作業が不可欠です。これは、塗膜やサビを取り除き、外壁の表面を滑らかにすることで、塗料の密着を高め、仕上がりの質を向上させるための重要なプロセスです。
ケレン作業には、サビの程度に応じて異なるレベルがあり、1種から4種までの分類が存在します。通常、戸建て住宅の外壁塗装では、3種または4種のケレン作業が一般的に行われます。これらは、刷毛やヤスリを使用して錆部分を綺麗にし、その後に防錆塗装を施すことで、鉄部の下地調整を完了させます。
費用面で見ると、1種や2種のケレンはより専門的で手間がかかるため、価格も2,000円から3,000円/㎡となります。一方、3種のケレンは600円から1,000円/㎡、4種は200円から400円/㎡となっており、必要な作業の範囲と費用はサビの状態によって大きく異なります。
1種や2種のケレンは、工業用の金属パーツや公共施設の外壁など、特に厳しい環境にさらされたり、重度の劣化が見られる場合に適用されます。これらのレベルのケレンが必要な状態の外壁は、修復よりも部材の交換を検討すべきかもしれません。
ケレン作業を適切に行うことは、外壁塗装の耐久性を高め、建物を長期にわたって保護するために非常に重要です。適正な作業と適切な費用で、質の高い外壁塗装を実現しましょう。
クラック補修
外壁塗装を行う際、クラック補修は避けて通れない作業です。
外壁のクラック、すなわちひび割れは、建物の経年変化や気象条件によって発生し、特に築10年から15年を経過した建物では見受けられることが多いです。これらのひび割れは外壁材自体やコーキング、つまり目地の部分に生じやすく、放置することで建物の耐久性に影響を及ぼす可能性があります。
補修費用は、ひび割れの規模や深さによって変動し、一般的には1平方メートルにつき約2,000円から2,500円が目安です。しかし、これはあくまで基本的な補修であり、実際にはひびの状態や補修の難易度によって費用が前後することを理解しておく必要があります。
また、高所での作業が必要になる場合は、足場の設置費用も考慮する必要があり、これによって総額は20万円から50万円へと大きく跳ね上がることも少なくありません。
外壁にクラックが生じる原因は多岐にわたりますが、塗膜の劣化や外壁材の収縮、さらには地震による建物への振動などが挙げられます。これらの原因を特定し、適切な補修方法を選択することが、効果的な修復と長期的な外壁の保護には不可欠です。
諸経費
外壁塗装の見積もりには、様々なコストが含まれていますが、その中でも諸経費は特に注意を払うべきポイントです。諸経費とは、具体的には「現場管理費」や「一般管理費」といった経費で、これには現場での作業に直接関わる費用と、塗装業者が事業を行うための経費が含まれます。
塗装業者が見積もりに諸経費を明示していない場合、その費用は他の項目に上乗せされているか、あるいは必要なコストを削減して捻出されている可能性があります。
前者では、諸経費を別途項目として挙げずに全体のコストに含めることで、見積もりがシンプルに見えることがありますが、結局のところお客様が支払う総額に変わりはありません。
後者の場合は、人件費や材料費を削って諸経費を賄うことになり、これが工事の品質に影響を与えるリスクを孕んでいます。安価な見積もりを提供するために品質を犠牲にすることは、結果的にお客様にとって不利益になることもあるため、注意が必要です。
信頼できる塗装業者は、諸経費を含めた全てのコストを透明にし、どのような経費がかかっているのかを説明することで、施主との信頼関係を築きます。諸経費をはじめとする見積もりの内容を正確に把握し、比較検討することが、満足のいく外壁塗装を実現するための重要なステップとなります。
外壁塗装の見積もり参考例
塗装業者に費用の見積もりを依頼する際、具体的にどの部分を確認すればよいのかを知りたいですね。
実際の見積書の例を参考に、重要な箇所を確認するポイントを見ていきましょう。
信頼性の高い業者の見積もり例
この見積書は費用項目が詳細に分かれ、具体的な作業内容や面積、使用する塗料の種類まで丁寧に記載されています。こうした具体的な内訳を提供してくれる業者は信頼できるため、安心して工事を委託できるでしょう。
基本項目 | |||
項目 | 面積(m2) | 単価(/円) | 合計(円) |
仮設足場 | 128.7m2 | 600円 | 77,220円 |
飛散防止ネット | 128.7m2 | 200円 | 25,740円 |
高圧洗浄(塗装部分) | 123.4m2 | 200円 | 24,680円 |
養生 | 128.8m2 | 250円 | 32,200円 |
シーリング打ち替え | 118.8m2 | 900円 | 106,920円 |
下地補修 | 15,000円 |
塗装項目 | |||
項目 | 面積(m2) | 単価(/円) | 合計(円) |
下塗り(シーラー) | 118.8m2 | 800円 | 95,040円 |
中塗り(水性セラミックシリコン) | 118.8m2 | 2,200円 | 261,360円 |
上塗り(水性セラミックシリコン) | 118.8m2 | 2,200円 | 261,360円 |
その他 | |||
項目 | 面積(m2) | 単価(/円) | 合計(円) |
廃棄物処理 | 10,000円 | ||
運搬・交通費 | 10,000円 |
合計 | 919,520円 |
依頼を避けたい業者の見積もり例
この見積書では、「一式」しか記載されておらず、費用計算の根拠が不透明です。
作業の内容や面積、単価に関する情報も欠如しており、提案された作業の具体的な内容が理解できません。
このような見積書が提示された場合、必ず業者に対して具体的な内訳を確認するべきです。説明に納得できない場合は、依頼を避けることが賢明です。
項目 | 単位 | 合計(円) |
足場工事 | 一式 | 110,000円 |
飛散防止ネット | 一式 | 30,000円 |
高圧洗浄 | 一式 | 25,000円 |
外壁塗装 | 一式 | 800,000円 |
合計 | 965,000円 |
外壁塗装の支払い方法
外壁塗装の支払いには、いくつかの手段があります。
クレジットカードやローンを利用する際は、それぞれのメリットとリスクを理解し、自分の経済状況に合った最適な選択をすることが肝心です。
そして、業者選びにあたっては、支払い方法の対応状況を確認することも忘れてはなりません。
現金での支払い
現金での支払いは、外壁塗装を含む多くの業者が取り扱う一般的な方法です。これにはいくつかのパターンが存在し、それぞれにメリットと注意点があります。
一番一般的なのは、全工事が完了した後に全額を支払う形式です。この方式では、作業がすべて終わるまでお金を支払う必要がないため、施工品質を確認してから安心して支払いができます。
分割払いも一般的で、工事前と工事完了後の2回に分けたり、さらに細かく工事前・中・後の3回に分ける方法もあります。特に大規模なプロジェクトや高額な工事の場合には、このような分割払いが選択されることがありますが、標準的な住宅工事ではあまり一般的ではありません。
信頼できる業者は、工事が始まる前に全額を要求することは稀です。全額先払いを求める業者は、不正な行為を行うリスクがあるため、注意が必要です。
また、現金支払いは依頼者にとって大きな金額を一度に用意するという負担が伴います。このような場合は、ローンを利用することも一つの手段です。
支払いは通常、銀行振込で行われるため、業者が指定する期日までに適切に手続きを行うことが重要です。
総じて、現金での支払いは慎重に選択し、自身の財政状況や業者の信頼性を考慮することが賢明です。
クレジットカードやローン
クレジットカードの利用は日常の買い物から大きな出費まで、幅広い場面で便利さを提供しています。支払いをスムーズに行えるほか、使用額に応じたポイント還元が受けられるのは大きな魅力です。しかし、クレジットカードには手数料が伴うため、全ての業者が対応しているわけではありません。特に外壁塗装のような高額なサービスを提供する業者の中には、手数料の負担を避けるため現金支払いを好むところも多いのです。
とはいえ、外壁塗装の費用が100万円に迫るような場合、一括で現金を用意するのは容易ではありません。こうした状況に対応するため、リフォームローンを提携ローン会社を通じて提供する業者も存在します。これにより、費用の負担を分散させ、顧客の支払い能力に応じた柔軟な対応が可能になります。
また、外壁塗装業者がローンを提供していないケースでは、銀行がリフォームローンを提供していることもあります。銀行ローンを利用する際には、担保の要否や金利、返済計画などを念入りに検討することが重要です。
借金という事実を忘れずに、自己の返済能力を超えない範囲で計画的に利用しましょう。
外壁塗装費用を安く抑えるコツ
外壁塗装には、最低でも数十万円の費用がかかりますが、コツを掴んでおくことで、予算内で費用を節約することができます。
以下では、外壁塗装費用をできるだけ抑える方法を紹介します。
複数の業者に見積もりを依頼(相見積もり)
経済的な観点から、複数の業者から見積もりを取ることは賢明な選択です。相見積もりを取ることにより、最もコスト効率の良い提案を見つけ出すことが可能となります。さらに、複数の見積もりを比較することで、サービスの質や提供される内容についても明確に理解することができます。
特定の業者だけに依頼してしまうと、その見積もりが市場価格に見合っているかどうかの判断が難しくなります。専門知識がない方にとって、提示された価格が適正かどうかを評価するのは、一筋縄ではいきません。しかし、複数の業者から見積もりを集めることで、それぞれの価格や提案内容を比較し、不透明な点や不合理な価格設定を見抜くことが容易になります。
おすすめは、最低でも2〜3社の業者から見積もりを取ることです。これにより、市場の相場を把握しやすくなり、業者選びでの失敗を避けることができます。高額な見積もりを出す業者や、説明が不十分なサービス内容を提示する業者を避けるためにも、複数の見積もりを取るようにしましょう。
助成金や補助金の活用
外壁塗装を検討している方々にとって、助成金や補助金の存在は大変心強いものです。これらの制度は、地球温暖化防止やエネルギー効率の向上を目的としており、省エネ性能を高める塗料の使用などが条件となることが多いです。例として、断熱性や遮熱性を備えた塗料を選択することで、冷房費の削減に貢献し、環境保護にも繋がります。
しかし、これらの補助金や助成金の支給条件は地域によって様々です。
対象となる工事の種類や適用範囲、申請期間など、詳細は各自治体の制度によって定められています。そのため、工事を開始する前には、お住まいの市区町村や都道府県のウェブサイトで情報を確認し、申請手続きを行うことが重要です。
助成金や補助金を利用することで、外壁塗装の初期費用を抑えることが可能になります。また、塗装を通じて住宅の省エネ性能を高めることは、長期的な視点で見ると経済的なメリットも大きいです。エネルギーコストの削減に加え、快適な居住環境の維持にも寄与します。
このように、助成金や補助金の活用は、単に経済的な支援にとどまらず、持続可能な社会づくりにも貢献する一助となります。外壁塗装を計画している方は、ぜひ自治体の制度をチェックし、賢く活用してみてください。
火災保険の活用
外壁塗装の出費を抑える方法の一つとして、火災保険の適切な活用が挙げられます。多くの方が気づかないままにしているのですが、住宅の火災保険は、火事に限らず、自然災害からくる損害もカバーすることが少なくありません。
戸建て住宅の保険には主に二つの形態が存在し、基本となる住宅火災保険では、例えば台風による飛来物が外壁を傷つけた場合など、火災だけでなく落雷や爆発、強風、雹、雪害による被害もカバーされることが多いです。さらに広範な補償を提供する住宅総合保険では、水害や車両の衝突、盗難による外壁の損害も含まれることがあります。
外壁にダメージが生じた際は、まずはご自身の加入している火災保険の契約内容を確認して、損害が保険適用の範囲内であるかを見極めることが重要です。損害保険会社による鑑定人の調査が行われ、経年劣化ではなく適用範囲に該当する損害であると判断されれば、保険金の支払いを受けることができます。
ただし、保険金を受け取るためには、適用範囲に該当する損害が発生した場合には速やかに保険会社に連絡し、必要な申請を行うことが不可欠です。適切な手続きを怠ると、せっかくの補償を受けられない事態にもなりかねませんので、注意が必要です。
外壁塗装の際には、このように火災保険を活用することで、工事費用の負担を減らすことが可能です。契約している保険の詳細を把握し、万一の事態に備えておくことをお勧めします。
閑散期に外壁塗装を依頼する
外壁塗装を計画する際、費用を抑えるためには季節を考慮することも重要です。特に、閑散期とされる夏と冬は、塗装業者が比較的空いているため、割引サービスを提供している場合が見受けられます。予算に限りがある場合や、工期の遅れが許容できるケースでは、この時期の塗装が賢い選択となるかもしれません。
夏季は塗料の乾燥時間が短縮されるため、工期を効率的に進めることができます。ただし、高温多湿で塗料の臭いが強くなったり、急な雨による中断リスクも考慮する必要があります。
冬季や梅雨の時期は、寒さや湿気が塗料の性能に影響を及ぼすため一般的に避けられがちです。
低温では塗料が適切に乾燥せず、雨や雪が降ると塗料が流れ落ちるリスクがあります。これにより、塗装作業が中止を余儀なくされ、工事の完了が遅れる可能性が高まります。
塗装業者との相談を通じて、最適な時期を選定し、コストパフォーマンスの良い外壁塗装を実現しましょう。ただし、作業の延期を受け入れる準備と、塗料の選定には特に注意を払う必要があります。
品質の向上した塗料を使用することで、季節を問わず、外壁塗装を行うことが今では可能です。それぞれの季節の特性を理解し、計画的に工事を進めることが大切です。
劣化がひどくなる前に依頼する
外壁の塗装は、住まいを守る重要なバリアです。約10年ごとのメンテナンスが推奨されており、放置すると予想外の高額修繕に繋がることがあります。
塗膜は雨、紫外線、熱から家を保護し、防水性を維持するために不可欠ですが、劣化すると家全体の耐久性が落ちる恐れがあります。
劣化のサインを見逃さないために、チョーキング、クラック、カビの発生に注意しましょう。
チョーキングは、外壁に触れた際に白い粉が手に付く現象で、塗膜が機能を失い始めている証拠です。クラック、つまりひび割れは、水が侵入し下地を腐食させる原因となりますので、発見次第の対処が求められます。また、カビや苔は水分を保持し外壁の劣化を加速させます。これらは塗料の防カビ機能が衰えていることを示しています。
これらの兆候を見つけたら、専門業者による洗浄と塗装が必要です。早期の対応が、余計なコストを抑え、住まいを長持ちさせる秘訣です。
外壁塗装の業者を選ぶ際の注意点
外壁塗装を委ねる業者選びは、家の寿命や美観に直結する大切な決断です。
信頼できる業者を見極めるためにはいくつか注意しておくべき点もあります。
大幅に値引きする業者には注意
住宅の修繕やリフォームを検討する際、見積もりの段階で「キャンペーン割引」と称して通常価格よりもずっと安い価格を提示してくる業者には警戒が必要です。一見すると魅力的なオファーに見えますが、これは不当な低価格を餌にした悪質な商法の兆候かもしれません。
また、「足場代は無料です」と強調する業者も見受けられますが、このような甘い言葉には裏があるかもしれません。足場の設置には材料費、輸送費、施工費、さらには国家資格を持つ専門家の人件費などが含まれます。通常、これらは全て費用に含まれるべきものであり、完全に無料であることはあり得ないのです。
さらに、工事開始後に「想定外の住宅の問題が見つかった」として追加料金を要求してくるケースもあります。しかし、信頼できる業者であれば、工事前の丁寧な現地調査を通じて、こうした問題を事前に特定し、見積もりに反映させるのが一般的です。
このような手口に惑わされないためには、複数の業者から見積もりを取り、相場感を把握することが重要です。また、口コミや評判を調べ、信頼性の高い業者を選ぶことをおすすめします。安さだけでなく、透明性と品質を重視することが、後悔しない選択をするための鍵となります。
相見積もりで値切るのはマナー違反
工事の費用を節約することは、多くの方が考えることですが、相見積もりを利用して業者に無理な値下げを迫るのは避けるべきです。
真に信頼に値する業者は、事前に外壁の状況をしっかりとチェックし、適正価格で見積もりを提案してくれるはずです。その見積もりは、必要な作業と材料費を考慮した最良の価格を反映しています。
もし更なる値下げを求めた場合、業者は工事の品質を維持しながらコストを削るために、施工期間を無理に短くするか、作業員を減らすなどの措置を余儀なくされるかもしれません。これは工事の出来栄えに直結し、結果的には品質の低下や将来的な追加修繕のリスクを高めることになりかねません。
したがって、適正な見積もりが出された際には、値引き交渉を行うのではなく、むしろその業者が提供するサービスの質や保証内容に注目し、長期的な視点でコストパフォーマンスを判断することが肝要です。安さだけでなく、安全性や耐久性を考慮した上で、適切な業者選びを行うことが、最終的には賢明な選択となるでしょう。
過去の実績を確認する
外壁塗装のプロフェッショナルを選定する際、過去の施工実績は非常に重要な判断材料となります。
実績が豊富な業者は、具体的な施工手順や費用明細を公開しており、これらの情報が充実しているほど信頼性が高まります。反対に、不透明な内容や情報が乏しい場合は、その業者が信用に足るものか疑問を持つべきです。
施工前後の画像をチェックすることは、塗装の質感や色の選定においても役立ちます。実際の変化を目で見ることで、理想とする外壁塗装のイメージが具体化しやすくなるため、多くの事例を比較検討することを推奨します。
信頼できる外壁塗装業者の特徴
外壁塗装を成功させるためには、適切な業者選びが不可欠です。
信頼ある業者は、その作業品質や顧客対応において一定の基準を満たしています。
ここでは、そんな業者の見分け方について解説します。
丁寧に点検を行ってくれる
建築や修理を依頼する際、見積もりは重要なプロセスです。
しかし、一部の業者は詳細な点検を行わずに見積もりを提出することがあります。このような見積もりは、実際の工事が始まってから未発見だった問題が明らかになり、結果的に追加の費用がかかるリスクをはらんでいます。
そのため、工事が開始されてからの不測の事態を避けるためには、細部にわたる点検を怠らない業者を選ぶことが肝心です。点検を丁寧に行い、正確な見積もりを提供する業者を選ぶことで、余計な出費を防ぎ、安心して工事を任せられます。
塗料メーカーの保証が付く
塗装工事において、塗料メーカーの保証は大きな信頼の証となります。
過去には、高品質な塗料を提供しても施工する業者によっては期待通りの仕上がりにならないケースがあり、メーカー側が保証を提供することは稀でした。しかし、時代が変わり、一部の塗装業者に対して、その施工技術と品質管理が信頼されるに至り、塗料メーカーから直接保証書を発行するようになりました。
このように、塗料メーカーが保証を付与する業者は、その施工品質がメーカーによって認められたことを意味しており、消費者にとっては安心して工事を依頼できる証明となります。結果として、塗料メーカーの保証がある業者を選ぶことは、品質の高い塗装工事を期待できるということに他なりません。
地元での施工実績がある
外壁塗装の評判は口コミで広がることが多いです。
地元での実績が多いということは口コミも良く、評判が良い証になります。
実績が豊富な業者であっても、遠方であれば施工範囲外で受け付けてもらえない可能性があったり、出張費用を請求されて費用が膨らんでしまう恐れがあります。
お住まいの地域から近くて、実績のある業者を探すことをおすすめします。
工事中の写真を提示してくれる
工事の進行状況を可視化することは、クライアントの信頼を築く上で不可欠です。そのため、点検時だけでなく、工事が行われている最中の写真を撮影し、その場でクライアントに共有するサービスを提供する業者が増えています。これにより、クライアントは自宅やオフィスにいながらにして、リアルタイムで作業の様子を確認することが可能になります。
品質への自信と透明性を兼ね備えた業者は、このようなサービスを通じて、顧客に対して安心感を提供しています。
複数の業者を比較することも大切
外壁塗装のプロジェクトに取り組む際、最適な業者選びは成功の鍵を握ります。失敗を避け、最良の結果を得るためには、複数の業者を慎重に比較することが不可欠です。見積もりは、多くの業者が無料で提供しているサービスです。これを利用して、各業者が提案するコストとサービス内容を精査しましょう。予算に見合った提案かどうか、またコミュニケーションを円滑に行えるかどうかを判断するため、直接業者と話をすることも重要です。さまざまな業者から見積もりを取ることで、市場の相場感を掴み、賢明な選択が可能になります。
まとめ
外壁塗装においては、費用の透明性と業者の信頼性が重要です。適正な予算設定と共に、複数の業者から見積もりを取ることで、市場の相場を理解し、過剰な出費を避けることができます。また、業者の選定では、コミュニケーションのしやすさも重要な要素となります。
無料で現地調査を行い、迅速かつ正確な見積もりを提供する業者を選ぶことで、安心して外壁塗装を任せられるでしょう。
国の補助金を活用することも、コスト削減に繋がります。
最終的には、信頼できる業者に工事を依頼し、大切な家を守るための適切な判断をすることが肝心です。
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