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新築時はきれいだった外壁も、年月が経つにつれて、塗装が剥がれたり、ひび割れなどの劣化症状がみられるようになってきます。
そんなとき、外壁を全体補修だけではなく、部分補修して修理を行う方法もあります。
ここでは外壁の部分補修について、主な工事方法や施工の際の注意点についてご紹介します。少しでも外壁の寿命を長くできるように、最適な工事方法を知っておきましょう。

この記事のPOINT

☑ 部分補修のメリットとは?
☑ 部分補修と全面改修の大きな違い
☑ 部分補修には注意が必要

部分補修のメリット

下地補修

外壁塗装の部分補修は、建物の外観を長期間保護するために重要な手法です。この方法では、全面塗装ではなく、損傷や劣化が見られる部分のみを対象として塗装を行います。
特に、ひび割れや色あせ、剥がれなどの問題が局所的に発生している場合に適しています。

部分補修の大きなメリットは、コストと時間の節約にあります。全面塗装に比べて、必要な材料が少なく、作業も短時間で済むため、経済的負担が軽減されます。また、小さな修復作業であれば、住宅の使用に支障をきたすことなく、迅速に対応できる点も魅力です。

しかし、部分補修には注意が必要な点も存在します。塗装の色や質感が元の塗装と異なる場合、修復した部分が目立ってしまうことがあります。そのため、色合わせや塗料の選定には特に慎重を期す必要があります。また、損傷が広範囲に及んでいる場合や、元の塗装がかなり古い場合は、部分補修ではなく全面塗装を検討することが望ましいでしょう。

外壁の部分補修は、見た目の美しさを維持するだけでなく、建物を守るためにも効果的な方法です。適切に行えば、建物の耐久性を高め、将来的な大規模修繕を避けることにもつながります。専門家に相談し、建物の状態や予算に応じた最適な補修方法を選ぶことが重要です。

部分補修と全面改修の違いとは?

部分補修と全面改修のどちらを選ぶかは重要な判断ポイントです。それぞれの特徴を理解し、自宅の状況に合った最適な方法を選択しましょう。

部分的な補修は、特定のエリアに限定して補修を行う方法です。たとえば、日差しの影響を受けやすい面や、風雨にさらされる角の部分が劣化している場合に適しています。しかし、これは外壁全体の老朽化を防ぐわけではなく、あくまで局所的な対策となります。小さなひび割れが見つかったとしても、それが建物内部への雨水の浸入を招く恐れがあるため、広範囲の劣化が懸念される場合は全面塗装が望ましいでしょう。

一方、全面塗装は名前の通り、家全体の外壁を新しく塗りなおすことを指します。この方法は、外壁全体の耐久性を高め、長期的な保護を提供します。初期投資は部分塗装よりも高くなりますが、長期的なメンテナンスコストを考えると、全面塗装の方が経済的にも合理的な選択となることが多いです。特に、足場が必要な作業や、将来的に全面塗装が必要になることが予想される場合には、最初から全面塗装を行うことで、二度手間を省き、トータルコストを削減できる可能性があります。

最終的にどちらの塗装方法を選択するかは、現在の外壁の状態や予算、将来的なメンテナンス計画などを総合的に検討し、賢明な判断をすることが大切です。専門家の意見を参考にしながら、自宅の美観と機能性を長く維持するための適切な選択をしましょう。

部分補修には注意が必要!

部分塗装における注意点を2つご紹介するので、本当に部分塗装をするか検討する際に参考にしてください。

部分塗装を検討する際には、いくつかの重要な点に気をつける必要があります。
特にコストの面での検討は不可欠です。
外壁塗装を行う場合、足場を組む必要があり、その設置と撤去だけで数十万円の費用がかかることが多いです。もし将来的に全体の塗り替えを予定しているのに、今だけ特定の部分のみを塗装すると、足場設置費用が二度かかってしまい、結果的に高額な出費につながる恐れがあります。したがって、部分塗装の判断は、将来的なメンテナンス計画と照らし合わせて慎重に行うべきです。

2つ目は、DIYをお勧めできない点です。
部分塗装は、見た目を美しく保つために不可欠ですが、DIYでの挑戦にはいくつかの落とし穴があります。自分で行う部分塗装は、専門の業者に比べて初期費用を抑えられるかもしれませんが、プロの技術が必要な作業であるため、推奨されません。

特に、色合わせは専門知識と経験が必要で、素人が完璧に行うのは至難の業です。色の不一致が生じると、見栄えが悪くなり、全体的な外観を損なう原因となります。さらに、塗装技術が未熟な場合、塗りムラが発生しやすく、これが外壁の耐久性を低下させ、将来的により多くの補修が必要になるリスクを高めます。

DIYによる部分塗装を検討している方は、事前に塗装方法、必要な道具、適切な塗料を徹底的にリサーチし、正しい手順を確認することが重要です。しかしながら、最適な結果を得るためには、やはり専門の業者に依頼することをお勧めします。プロに依頼することで、美しい仕上がりと長持ちする耐久性を確保できるでしょう。

最後に

外壁塗装の選択肢として、部分塗装についてのポイントをお伝えしました。しかし、耐久性や美観を考慮した場合、全面塗装が一般的に推奨される方法です。部分塗装は特定の状況や予算に応じて選ぶことがありますが、長期的な視点で全面塗装のメリットを再検討することをお勧めします。

プロタイムズ長野若里店では、外壁塗装工事全般はもちろん、外壁の状態を少しでも長くよいものにするために定期点検をはじめとするメンテナンス業務も行っています。外壁塗装に関するご相談やお見積もりのご希望があれば、いつでも私たちプロタイムズ長野若里店にご相談ください。専門の塗装のプロフェッショナルとして、私たちはお客様の快適な環境作りをサポートいたします。

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