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冬でも寒くならない換気の方法|効率よく空気を入れ替えるコツとリフォーム改善
2026.02.05
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冬になると、窓を開けると寒さがこたえるため、換気を避けたくなる人も多いでしょう。
でも、家の中の空気を入れ替える換気は、とても大切です。インフルエンザなど病気の予防だけでなく、暖房器具を安全に使うためにも、冬は特にしっかりと換気をする必要があります。
とはいえ、寒さを我慢して窓を開け続けるのは大変。
そこで、この記事では、冬でも寒さを抑えつつ効率的に換気するためのポイントや工夫、さらにリフォームで換気による寒さを改善する方法まで、分かりやすく解説します。
換気が寒く感じる理由や、効率よく空気を入れ替える方法を知るだけで、冬でも快適に換気ができるようになります。
☑ 冬に換気が特に必要なのは、暖房器具の使用とウィルスを減らすため
☑ 24時間換気だけじゃ足りない理由
☑ 冬でも効率よく換気する方法
☑ 24時間換気装置のメンテナンスはしていますか?
☑ リフォームでさらに快適に
冬に換気が特に必要な理由

冬になると、窓を開けると寒く感じるため、つい換気を控えたくなります。しかし換気は私たちの健康を維持するために必要不可欠。
室内の二酸化炭素(CO₂)が増えると、集中力の低下や眠気を引き起こすことが知られています。特に冬は、インフルエンザや風邪などのウイルス感染予防や、暖房器具を安全に使うためにも、こまめな換気が欠かせません。
暖房器具の使用
暖房器具には、換気が必要なものとそうでないものがあります。特に、ガスや灯油を燃焼させるタイプのストーブやファンヒーターは、使用中に室内の酸素を消費し、一酸化炭素が発生するため、一定時間ごとに換気を行わないと非常に危険です。
エアコンなど燃焼を伴わない電気式暖房器具は、一酸化炭素中毒のリスクはありませんが、室内の空気環境や感染症対策のためには、定期的な換気が必要です。
ウイルスを減らす

また冬に流行するウイルス対策としても「換気」が大切です。インフルエンザなどは「温度と湿度」が低下することで流行するため、湿度対策も大切です。加えて「換気」で空気の流れを作り、室内のウイルスを外へ排出することで、ウイルスの量を減らすことができます。
最近の住宅は気密性が高く、空気の流れが少ないため、安全に快適に過ごすためには、こまめな換気を心がけることが大切です。
換気の基本
24時間換気だけじゃ足りない?

2003年以降、新築住宅では、24時間換気が義務化されています。このシステムは、シックハウス症候群の予防を目的とし、1時間で部屋の空気の半分程度が入れ替わることを目安としています。
24時間換気により、窓を開けずに効率よく換気ができ、室内の空気を計画的に入れ替えることが可能になっています。
しかし、ガスや灯油を燃焼させるタイプのストーブやファンヒーターを使用する場合、この量だけでは十分ではありません。24時間換気を行っている場合でも、その機器や使用状態によっては換気量が不足する場合があります。
※なお、極めて気密性の高い住宅では、これら燃焼機器の使用は一酸化炭素が室内に充満し危険なため、使用が禁止されています。エアコンやFF式ストーブなど安全性の高い暖房機器を選びましょう。
感染予防に必要な換気量はもっと多い
24時間換気は、建築基準法で定められた「シックハウス対策」が目的です。そのため、必要最低限の換気量(居室内の空気を2時間に1回入れ替える程度)しか確保されていません。
厚生労働省が感染症対策として示した指針では、「1人あたり毎時30m³」の換気量を確保することが推奨されています。(実際には部屋の広さや人数によって換気の必要量は大きく変わります。)
これは感染症の拡大を防ぐために、空気中のウイルス濃度を下げる目的で設定された値です。
つまり、24時間換気の換気量では、この基準に満たないケースがほとんどなのです。
そのため、冬場などは定期的に窓を開けての「追加換気」や、空気清浄機等の活用が推奨されます。
冬でも効率よく換気する工夫

無計画に窓を全開にすると、せっかく温めた空気がすぐ逃げてしまいます。
換気を効率化すると、必要以上に窓を開けたり、長時間換気する必要がなくなるため、結果的に暖房エネルギーの無駄を減らし、光熱費を抑えることができます。
給気口・排気口の位置を工夫
給排気口の位置を工夫するだけでも、換気効率は大きく変わります。
人が長時間いる場所に外気が直接当たらないよう、給気口は床から1.5m以上、排気口は天井付近に設置すると効率的です。
これにより、体感温度の低下を1℃未満に抑えつつ、短時間で空気を入れ替えられます。
窓の開け方を工夫する

窓をただ大きく開けるだけでは、室温低下が大きく、効率も悪くなります。効率的な開け方のポイントは以下です。
・対角線上に2か所の窓を少し開ける
部屋に2か所の窓を対角線上に開けると、自然に「風の通り道」ができます。これを「クロス換気」と呼びます。
この仕組みを利用し、対角線上に窓を少しだけ(5〜10cm程度)開けると、5〜10分ほどで室内の空気がほぼ入れ替わると言われています。(部屋の広さや窓の位置による)
・上下に窓を開ける
空気は温度差によって自然に動く性質があります(これを「自然対流」と呼びます)。この性質を利用すると、高さの異なる2つの窓を開けるだけで自然な空気の流れが作れます。
上部の排気窓を大きく開けると、より早く空気が入れ替わります。下部の窓から入る外気を、直接人の近くに当たらない位置に調整しましょう。
・小さな隙間で短時間換気を複数回行う
冬場に窓を全開にして換気すると、室内の暖かい空気が一気に外に逃げてしまい、寒さを強く感じるだけでなく、暖房効率も下がります。そこでおすすめなのが、窓や換気口を少しだけ開けて、5分程度の換気を1日数回行う方法です。
8畳の居室なら、5分程度の換気で空気のほとんどを入れ替えることができ、1回あたりの室温低下を最小限に抑えながら、必要な換気量を確保できます。
扇風機・サーキュレーターの活用
サーキュレーターや扇風機を使って空気の流れを作ると、換気効率が大きく向上します。窓に向けて外に押し出したり、逆に室内に拡散させたりすることで、室内全体の空気を短時間で入れ替えられます。
また空気を循環させることで、室内の湿度が均一になり、窓や壁の結露が発生しにくくなる効果もあります。
開放型燃焼機器からFF式に変えて、換気の頻度を減らす

ガスや灯油を燃焼させるタイプのストーブやファンヒーターは「開放型燃焼機器」といい、燃焼する際に室内の酸素を使ったり、燃焼による水蒸気・二酸化炭素が室内に排出されます。安全に使うためには、1時間に1〜2回(数分間)の換気が必要です。
一方、換気が必要ないFF式の燃焼器具(Forced Flue式、外気を直接取り込み燃焼させるタイプ)は、室内の空気を燃やさず、排気も外に出すため、室内の酸素を消費せず一酸化炭素の発生も抑えられます。
具体例としては、FF式ストーブやFF式ガスファンヒーターがあります。
これらの製品を「開放型燃焼機器」の代わりに使用することで、換気の頻度を減らすことができるでしょう。
熱交換型換気扇や換気機能付きエアコンの活用
効率的に換気しつつ室温低下を抑えるには、最新機器の力を活用する方法もあります。
熱交換型換気扇
通常の換気扇や窓開け換気では、外気が直接室内に入るため、特に冬場は室温が大きく下がってしまいます。
一方、熱交換型換気扇は、室内の暖かい空気を排気する際に、その熱を交換器で外気に移す仕組みになっています。そのため、外気を取り込むときにある程度暖められた状態で室内に供給され、寒さを感じにくく換気できます。
後付けは可能ですが、ダクトや設置スペース、電源、住宅の気密性などを考慮する必要があります。
換気機能付きエアコン
エアコンで暖房しながら外の空気を取り込むことができ、窓を開けずに換気が可能です。
換気機能付きエアコンは、取り込んだ外気を室内機の熱交換器である程度暖めてから部屋に供給します。そのため、窓開け換気で感じる「ヒヤッ」とする不快感を大幅に抑えつつ、暖房で快適になった室温をできるだけ維持しながら新鮮な空気を取り入れられます。
寒い冬でも室温を下げずに効率的に換気できる点は、換気機能付きエアコンの最大のメリットであり、導入する価値を最も実感できるポイントと言えるでしょう。
意外と盲点!換気装置のメンテナンス

24時間換気を長く使い続けるためには、定期的なお手入れ・点検がとても大切です。ところが、換気装置が天井裏や高所など手が届きにくい位置に設置されている場合、数年間まったく掃除されないケースも珍しくありません。
メンテナンスを怠ると換気風量は新築時と比べて大きく低下し、結果として結露・カビ・シックハウス症候群などの健康被害につながるおそれがあります。
● 第3種換気(排気型)の場合、新鮮な空気は給気口から入ってきますが、この給気口にあるフィルターが汚れると、外の空気がうまく室内に入ってきません。つまり、フィルター掃除ができていないと「換気しているつもりで全然換気されていない」状態になってしまうのです。
● 第1種換気(給気・排気とも機械で行うタイプ)の場合は、ファン本体にフィルターがあり、ここが汚れると家全体の換気量が低下します。特に給気側のフィルターは外気を直接吸い込むため、虫の死骸やホコリが詰まりやすく、全室の換気量が大きく落ちる原因になります。
お手入れされていない換気設備は、空気を入れ替えているように見えて、実はほとんど機能していないこともあります。
快適で健康な室内環境のためにも、定期的にメンテナンスできる構造・環境づくりが大切です。
リフォームでさらに快適に

ここまで紹介した換気に関する工夫は、ある程度の効果がありますが、住宅の構造や換気経路が古い場合、限界があります。たとえば、給排気口の位置が最適でなかったり、局所換気の能力が不足している場合です。
こうした場合、リフォームで改善することが可能です。具体的には、
・給排気口の位置の見直し、増設
冷気が直接体に当たらない位置に設置したり、部屋全体に自然な空気の流れを作ることで、局所的な寒さを防止する
・床暖房の導入
足元から室内全体が暖かくなるため、換気による寒さをほとんど感じずに済む
・熱交換型換気扇や換気機能付きエアコンを導入
室温低下を最小限に抑えつつ、換気ができるような機器を取り入れる
・気密性の向上
暖かさを保持しつつ、少ない換気量で効率的に新鮮な空気を取り入れられる
といった方法です。これらのリフォームによって、冬でも室温低下を抑えつつ、短時間で効率的に換気できる快適な環境を作れます。部分的な工事でも、空気の流れや快適性は大きく改善されます。
必要に応じてリフォームで効率を最大化することが、冬でも快適かつ安全な室内環境のポイントです。
まとめ

冬でも快適に換気するには、ただ窓を開けるだけでなく工夫が大切です。
対角線上や上下に窓を少し開けて空気の流れを作ったり、小さな隙間で短時間換気を複数回行うことで、室温を下げずに効率的に空気を入れ替えられます。また、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させると、滞留しやすい空気も短時間で外に押し出せます。
さらに、熱交換型換気扇や換気機能付きエアコンを活用すれば、外気を取り入れつつ室温を保つことも可能です。
これらの工夫で十分な効果が得られない場合は、給排気口の位置の見直しや床暖房の導入など、リフォームで室内環境を改善することもできます。断熱性向上のリフォームもプロタイムズ長野若里店にお任せください。
冬でも寒さを我慢せず、健康と安全を守りながら快適に過ごせる住まいを作りましょう。
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