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屋根の部分補修か全面改修か?費用と保証で選ぶ賢い方法
2026.02.03
屋根材のこと
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屋根の不具合でご相談をいただく際、「できれば部分補修でお願いできませんか?」というご要望は多くあります。
確かに部分補修は、費用も工期も抑えやすいため、「部分補修でお願いしたい」とご相談を受けることは珍しくありません。
しかし屋根の状態によっては、部分補修を選んだことで、数年後に再び雨漏りが起こり、結果的に修理費用がかえって高くなってしまうケースもあります。部分補修では根本的な解決にならないことがあるからです。
屋根修理は「今いくらで直せるか」だけでなく、「この先どれくらい安心して住めるか」まで考えて判断することが大切です。
この記事では、部分補修と全面改修の違いを整理しながら、どんな場合にどちらを選ぶべきかを分かりやすく解説します。
☑ 屋根修理は「部分補修で済む場合」と「全面改修が必要な場合」がある
☑ 部分補修は一時的な対処になり、かえって高くつくケースもある
☑ 全面改修はカバー工法・葺き替えが中心で、長期保証が付きやすい
☑ 判断の鍵は「劣化範囲・築年数・雨漏りの有無」
☑ 保証や保険まで含めて考えることで、将来の出費を防げる
屋根の部分補修と全面改修の違い

屋根の部分補修と全面改修の違いは「直す範囲」と「将来の安心度」にあります。
部分補修は一部だけを直す方法で、初期費用を抑えやすい反面、他の劣化が進んでいると雨漏りの再発リスクが高まります。
全面改修は屋根全体を新しくするため費用は大きくなりますが、耐久性が高まり長期の保証も付きやすく、トータルコストで有利になるケースも少なくありません。
今の屋根の傷み具合や築年数、今後どれくらい住み続けるかによって、部分補修と全面改修のどちらが向いているかは変わります。
また屋根材の種類や既存の施工状態によっても、選ぶべき工事内容は大きく異なります。
屋根工事会社の説明が「本当に自分に合った提案か」を判断するためにも、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。
部分補修とは

屋根の部分補修とは、屋根全体ではなく、傷んだ箇所だけを直す工事のことです。
瓦の割れやズレ、スレートのひび、漆喰やコーキングの劣化など、限定された部分のみを修理する場合に行われます。工期も短く、生活への影響が少ないため、屋根の状態が部分補修で対応可能な場合には、急なトラブルへの対処として選ばれることもあります。
部分補修ができるケースは、屋根の傷みが一部に限られている場合や、下地やルーフィングがまだ健全で、劣化や破損が局所的である場合です。築年数が浅く屋根全体の劣化が進んでいない場合は、部分補修で対応しやすいでしょう。
一方、屋根全体の劣化が進んでいる場合や、下地や防水層まで傷んでいる場合、あるいは過去に何度も部分補修を行っており残りの寿命が短い場合などは、部分補修での対応は難しいでしょう。
部分補修だけでは十分な耐久性を確保できず、雨漏りの再発リスクが高くなります。
全面改修とは

屋根の全面改修とは、屋根全体を新しく作り直す工事のことです。
部分補修では対応できない場合や、屋根全体の耐久性や防水性能をまとめて確保したい場合に行われます。
代表的な工法には、既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に替える葺き替えや、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法があります。
部分補修は、傷んだ箇所だけを直す工事のため、下地や防水シートまで交換や補強を行わない場合があります。全面改修では、屋根全体の下地や防水層の状態も確認し、必要に応じて補強できます。
将来のトラブルを大幅に減らし、住宅の資産価値を高める方法として有効です。
部分補修のメリットとデメリット

部分補修の最大のメリットは、費用を抑えつつ、急なトラブルに迅速に対応できる点です。傷んだ箇所だけを直すので、初期費用を大きく抑えられます。
例えば、瓦の割れやスレートのひびの修理であれば、数万円〜数十万円程度で済むことが多く、全面改修に比べると負担は大幅に軽くなります。
また、劣化が軽度の段階で部分補修を重ねていくことで、全面改修のタイミングを先送りできる場合もあります。工期が短く生活への影響も少ないため、急なトラブル時でも対応しやすいでしょう。
一方で、部分補修には注意点やデメリットもあります。
補修範囲が局所的に限られるため、周囲の古い部分との劣化スピードが揃わず、再び不具合が出るリスクがあります。特に築年数の長い屋根では、一部だけ直しても下地全体が傷んでいることがあり、いたちごっこになる可能性が高いです。
補修箇所ごとに材料や色が微妙に異なることで、屋根の見た目にムラが出ることもあります。
部分補修で注意したいのは、対処療法を繰り返してしまうことです。
根本的な劣化に手を入れないまま補修を続けると、雨漏りが進行し、結果的に大掛かりな工事が必要になってしまう場合があります。
全面改修のメリットとデメリット

全面改修の最大のメリットは、屋根全体の耐久性や防水性能をまとめて高められる点にあります。
部分補修では傷んだ箇所だけを直すため、全体的に劣化が広がっている場合は、再度の補修が早期に必要になることがあります。これに対し全面改修では下地から見直すため、雨漏りや構造材の腐食の原因を根本から解消しやすく、将来のトラブルを大幅に減らすことができます。
また、屋根材や断熱材を新しくすることで、夏の暑さや冬の寒さを軽減でき、冷暖房費の削減も期待できる場合があります。築年数が経過した住宅では、耐震性や防災性能の向上にもつながり、地震や台風などの災害時にも安心感が得られるでしょう。
費用は部分補修より高くなりますが、将来の再工事リスクが減るため、長期的にはコストを抑えやすい点も魅力です。加えて、全面改修では施工保証やメーカー保証が範囲広く、期間も長めに設定される傾向があり、万一のトラブルでも安心感が違います。
一方で、工事費用が部分補修と比べて高額になりやすく、予算を圧迫することが多いです。工期が長くなるため、その間の騒音や足場による生活への影響も大きくなるでしょう。既存の屋根材をすべて撤去する場合、廃材処分費がかかり想定よりも見積もりが高くなるケースもあります。
さらに、築年数や下地の状態によっては、必要以上に全面改修を勧められる場合もあるため、複数社の診断と保証内容を比較して慎重に判断することが重要です。特に雨漏りが一部だけの場合には、短期的な安心感は得られますが、投資回収の面で割高になるおそれがあります。
そのため、全面改修を選ぶ際には、屋根の状態や今後の住まい方を踏まえ、部分補修との費用差や保証内容を比較検討することが、無駄な出費を防ぐために最も重要なポイントです。
屋根工事で「部分補修で済む場合」と「全面改修が必要な場合」

屋根の修理は、部分補修で対応できるケースと、全面改修が必要なケースに分かれます。どちらを選ぶかは、屋根の傷み方や築年数、今後の住まい方などによって変わります。
屋根の状態によって対応可能な工事は変わるため、専門業者による診断を受けた上で、部分補修か全面改修かを判断することが重要です。
「部分補修」で済むケース
部分補修は、屋根全体ではなく一部だけが傷んでいる場合に有効です。
屋根全体の寿命や構造に大きな影響がない局所的な不具合であれば、費用や工期を抑えながら、雨漏りなどのトラブルに対応できます。
屋根材の局所的な破損
瓦やスレートの割れ・欠け・ひび割れなど、被害が一部に限られている場合は、破損した屋根材のみを交換することで対応できます。
雨漏りしていても、発見が早く被害が軽微で、下地まで劣化していない場合は、部分補修で対応できることがあります。
瓦のズレ・漆喰の劣化
地震や台風の影響でズレた瓦は、元の位置に戻すことで補修できます。また、棟部分の漆喰が崩れている場合は、詰め直しを行うことで雨水の侵入を防げます。
棟板金の浮きや固定不良
棟板金の浮きや釘の緩みなど、屋根の一部の金属部材だけに不具合が出ている場合も、部分補修で対応できるケースが多くあります。下地に大きな劣化がなければ、必要な箇所のみの補修で済みます。
飛来物による単発的な破損
台風時の飛来物などで特定の1か所だけ損傷した場合は、部分補修で十分なケースが多いです。
「全面改修」が必要なケース
全面改修は、屋根全体の耐久性や防水性を確保する必要がある場合に選ばれます。代表的な工法は、既存の屋根材を撤去して新しくする葺き替えや、既存屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法です。
施工保証やメーカー保証も範囲広く長期間設定される傾向があり、将来の安心にもつながります。
屋根全体の経年劣化が進んでいる
瓦やスレートの割れ・ひびが複数箇所に見られ、色あせやコケの発生も広範囲に及んでいる状態です。
この段階では部分補修をしても、他の箇所が次々と傷み、短期間で再補修が必要になる可能性があります。
下地や構造部分まで劣化が及んでいる場合
ルーフィング(防水シート)の寿命を迎えている場合や、下地や構造部分まで劣化が及んでいる場合は全面改修が必要です。部分的な修理では根本的な解決にならず、下地から補強できる全面改修で屋根全体の耐久性を回復させる必要があります。
築年数が長く、将来的に再工事のリスクが高い場合
築20年以上で一度も改修を行っていない場合などは、屋根材だけでなく防水層や下地も寿命に近づいていることが多く見られます。
部分補修を繰り返すより、全面改修を検討した方が結果的にコストを抑えられるでしょう。
雨漏りを繰り返す場合
補修後しばらくすると再び雨漏りが起こるなど、同じ建物で雨漏りを繰り返している場合は、原因が一点ではない可能性があります。
屋根材の劣化に加え、防水層の弱りや下地の傷みが複合的に影響しているケースも多く、部分補修では対処しきれません。原因を根本から解消できる全面改修を検討する必要があります。
屋根補修における「保証」と「保険」の考え方

屋根の部分補修や全面改修では、工事内容だけでなく、保証や保険の有無も重要な判断材料になります。
どれだけ丁寧に施工しても、経年変化や自然災害など、想定外のトラブルが起こる可能性はゼロではありません。
特に工事金額が大きくなりやすい全面改修では、「どこまで保証されるのか」を確認せずに契約すると、後から自己負担が発生することもあります。
施工保証とメーカー保証の違い
屋根工事では、施工保証とメーカー保証の役割の違いを理解しておくことが大切です。
- 施工保証
工事店が行った施工に問題があった場合に対応する保証です。
雨漏りや施工不良などを、一定期間無償で補修する内容が一般的です。 - メーカー保証
屋根材そのものの不具合(割れ・著しい変色など)を対象にした保証です。
主に葺き替えやカバー工法などの全面改修で適用されます。
全面改修では、メーカー保証年数と施工保証年数の両方を確認することが重要です。
部分補修の場合でも、使用する部材やコーキング材に限定的な保証が付くケースがあります。
契約前には、「保証期間」「対象範囲」「保証書の有無」を必ず確認しておきましょう。
リフォーム瑕疵保険で備えるという選択
屋根工事では、リフォーム瑕疵保険を利用できる場合もあります。これは、工事後に施工不良が見つかった場合、補修費用を保険でカバーできる制度です。
また、万が一工事店が倒産した場合でも、補償を受けられる点がメリットです。
利用する際は、
- 瑕疵保険に対応している業者か
- 対象となる工事内容と補償期間
- 保険料が見積もりに含まれているか
を事前に確認しましょう。
工事完了後は、検査結果や保険証券を受け取り、大切に保管しておくことが安心につながります。
まとめ

屋根の修理は、部分補修か全面改修かを単純に費用だけで決めるべきものではありません。
重要なのは、今の屋根の傷み具合と、これからその家にどれくらい住み続けるのかを踏まえて判断することです。
屋根材の破損が一部に限られ、下地や防水層が健全な状態であれば、部分補修で対応できるケースも多くあります。
一方で、劣化が広範囲に及んでいたり、雨漏りを繰り返している場合は、部分補修を重ねることで結果的に負担が大きくなる可能性があります。
また、工事内容だけでなく、施工保証やメーカー保証、瑕疵保険の有無を確認することも、将来の安心につながる重要なポイントです。
「今、何を直すべきか」だけでなく、「数年後、どうなっていたいか」まで考えたうえで、無理のない屋根修理を選びましょう。
そのためにも、複数の専門業者に診断を依頼し、説明や提案を比較することが大切です。
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