スタッフブログ

そろそろ「塗り替えの時期かな?」と考えた時、業者を探すために情報収集を行いますよね。
調べていくと、様々な業種業態が塗装サービスを取り扱ってることが分かると思います。そこで、こんな悩みがででくるでしょう。

【いろんな会社があるようだけど、結局どこに点検や見積もり依頼すればよいのかよくわからないって!】

サイトを見ても、「本当にこの業者でいいのかな?」って迷う方もいらっしゃると思います。

現在は、webが普及した事で、職人さんが自社にいなくても、塗装サービスを扱う会社がでできました。そう言った会社は施工ができる会社に紹介するカタチで収益を得ています。
ただ、全てではありませんが、塗装を売り込みたいため、おおげさな事、書いているなと感じることがあります。特に人の弱いフレーズばかりをつかっているように感じます。【補助金】【0円】【無料】【火災保険で塗装が無料でできる】【200万が無料に】正しく伝えているのなら問題はありませんが、自社しかできないような表現があれば警戒した方がよいかもしれません。

アピール合戦とも感じられる現在の状況、裏側を見れば実は危険も潜んでいます。だからこそ業者選びの際、理解してほしい点、押さえてほしい点をお伝えしたいのです。そして、同時にこんなことにも目を向けてください。

  • 会社の見える化は行われているか。
  • 塗装後も点検してくれるのか。
  • しっかり工事している様子が分かるか。
  • ホームページでスタッフのこと、日ごろの工事のことが捉えられるか。
  • 施工後に気になるところがあったら、みてくれるのか。
  • アフターフォローはちゃんとしてくれるか。

多くの業者がいる中でマージン会社やフォローを行わない業者がいることも、また事実なのです。
次の3つのことを知っておくことで、業者を選ぶ際に役立つことでしょう。

塗装取り扱い会社について

塗り替えサービスを取り扱う会社は数多くあります。
会社によりメリット・デメリットがあるため、その特徴を知ることが必要です。
塗り替えだけで考えた時には価格が安い塗装店も、同時に内装工事やほかの建築工事を行う時には、総合的に安いとは限りません。リフォームを行う範囲でも考慮する必要があります。

塗装がメインなのか?
リフォームがメインなのか?

解説が必ずしもあてはまるとは限りませんが、塗り替えサービスを取り扱う会社の特徴を載せました!

塗装取り扱い会社によるサービスの違い

集客サイト

1.コストメリット複数社の見積もりで相場がわかるが安くなるとは限らない
2.技術力 塗装業者がサイトに業者登録するには国家資格が必要
3.対応力塗装会社との仲介の役割なので相談のしやすさがある
4.顧客志向見積もりを行った塗装会社の提案力によって変わる
5.アフター施工を行った会社が行う
他、実績専門サイトの実績と捉えるか?施工を実際に行う会社の実績と捉えるか?

ハウスメーカー

1.コストメリット中間マージンがかかり割高になってしまう
2.技術力自社で塗装を行うのではなく下請け、下請け業者次第
3.対応力管理者と職人が異なる会社で意思の疎通に段階を踏む
4.顧客志向塗装工事の工法も2~3程度の工法の中から選ぶことが多い
5.アフターハウスメーカー独自の手厚い保証がある
他、実績管理者(担当者)や職人の入れ替わりが多く不透明

職人直営店

1.コストメリット中間マージンが発生しない
2.技術力塗装における資格を幅広く持つ会社が多い・・中には無資格も
3.対応力地域密着なので現場調査~施工までの流れが比較的早い
4.顧客志向使用塗料に元請けの拘束力がなく、幅広く塗料の提案をしてもらえる
5.アフター責任を持ってアフターフォローしてくれる業者が多い
他、実績専門店のため、日々塗装工事に携わっている

営業専門会社

1.コストメリット受注金額が営業マンの歩合になっていることが多く高額に
2.技術力下請け会社への安い発注が手抜きを生む
3.対応力下請けにまかせっぱなしなことが多い
4.顧客志向歩合を優先しがち
5.アフター施工したら、しっぱなしの会社も存在・注意が必要
他、実績 出入りが激しいことから、担当の変更も・・施工について把握できているか不明

リフォーム会社

1.コストメリット他の工事と一緒に行えば相対的に安くなる可能性も
2.技術力自社で塗装を行えず下請けを使う会社が多い
3.対応力地域密着で対応は早めだが塗料・技術の知識が少ない場合も
4.顧客志向取り扱える塗料が比較的少なく業者次第
5.アフターリフォーム会社の人が行う
他、実績リフォームがメインであることから業者次第

どうやって業者を選ぶ?

塗装工事業許可を取得した業者は平成23年のデータで全国に大小合わせて、4万9千2百社を超えます。また、許可を取得していない業者を含めると、その数は相当数あると考えられます。
お住いの地域にもたくさんあるのではないでしょうか?

その中から特定の業者を選ぶことは難しいと思います。

初めて塗装工事をする方や塗り替えに失敗してしまった方のために、良い業者といわれるポイントをまとめました。ポイントを基本ベースとして、金額や会社のイメージ・担当のイメージと合わせて業者選びをしましょう。

資格

塗装専門店に限らずリフォーム店の開業には作業を行うための許可や資格・届け出が一切不要です。

つまり開業しようと思えば誰でもできるのです。
500万円以上の工事を行うにあたり始めて、建築業許可が必要になってきます。

塗装工事などで失敗しないためには、依頼する業者が建築に関する資格や許可を持っているかを見ることも判断材料として有効です。

建築塗装に関わる資格取得条件
塗装技能士一級技能士・・国が認定している国家資格で実務を7年間経験するか、2級技能士になってから2年の実務経験を得ると試験を受ける権利が与えられる、合格すると資格を得ることができる
建築業許可建築業許可を取得するにあたっての要件として
1:経営経験が5年もしくは7年以上ある人が役員にいるか
2:国家資格者もしくは実務経験が10以上ある人が従業員にいるか
3:500万円以上の資本金があるか(金融機関の口座において)
上記の3つが建築業許可を取得するうえで重要となります
塗装工事業各都道府県知事が認定しており、会社として10年以上の工事経歴が必要で審査に通ると得られる許可証になります。建築業許可だけでなく上記の資格・許可を持っている塗装業者でしたら安心して施工をお願いできる優良業者である可能性が高いです

実績

ホームページが更新されている

ホームページ上にお客さまの声が多く掲載されているだけでなく、ホームページが良く更新されている業者が良いでしょう。なぜなら日常の仕事内容が分かるからです。

ホームページのない塗装会社もありますがどんな会社かイメージできない反面ホームページがある会社はイメージをしやすいと思います。しかし作りっぱなしで更新していない業者よりも頻繁に更新されていたり、お客様の声が掲載されている方が塗装時のイメージがしやすく少しでも不安を無くす事ができます。

現場調査~診断までを行ってくれる会社

建物の診断を行い、家の現状をお客さまにお伝えするための診断書を作成してくれる会社が良いでしょう。

人の健康診断同様に住まいも直接見なければ劣化状況を把握することはできません。
病状もわからないのに薬を処方しても全く効果が出ないばかりか逆に副作用に襲われる事だって考えられるのです。

診断をして住まいの状況に合わせた施工方法と塗料を提案する事でトラブルを無くす事ができます

管理・塗装まで1社体制

塗装会社には様々な形態があります。住まいの塗装を行うのに何社も入っている場合、管理の面でも不十分でトラブルが起こった時は責任のなすり合いが起こる事もあります。

また費用面でも何社も入っているので費用が割高になる傾向があります。

その点自社で施工から管理を行っている会社は現場の内容を全て把握してから施工に入るので管理の面でもトラブルは少ないでしょう。
また費用面でも中間マージンが発生しないので同じ金額でもグレードの高い塗料を選択できるなど費用対効果の高い施工をすることができます。

報告書や保証が明確

最初の建物診断から報告・施工も重要な条件になりますが、施工終了後にそのまま放置する塗装会社よりも定期的な点検を行うアフターフォローや会社の歴史・取り組みに至るまで情報を開示している会社、歴史の長い会社は優良塗装会社の可能性が高く、最初に見積依頼をしてもいい会社です。

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