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「今すぐ塗り替えないと危ない」に不安を感じたあなたへ|外壁塗装の正しい判断基準と時期とは?
2025.07.25
外壁・屋根塗装のタイミング
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外壁塗装を検討していると、「今すぐ塗らないと危険です」「このままだと雨漏りしますよ」といった営業トークに出くわすことがあります。そんな言葉を聞くと、「本当に今すぐ塗り替えが必要なの?」「騙されていない?」と不安になります。
この記事では、そんな不安を感じた方に向けて、外壁塗装の本当に適切なタイミングや、判断のポイントを分かりやすく解説します。「今すぐ塗り替えないと危ない」と言われた時の対処法も含め、納得して塗装を行うための知識を身につけましょう。
☑ 営業トークで不安をあおるのはなぜ?
☑ 外壁塗装の時期を判断する4つのポイントを知っておく
☑ 外壁塗装を失敗しないための3つのポイント
☑ 不安を感じた時こそ、自分のペースで判断する
なぜ「今すぐ塗り替えないと危ない」という営業トークは不安をあおるのか?

「今すぐに」と急かす営業トークは、心理的に焦らせることで契約を取りやすくする手法です。特に高額な出費となる外壁塗装では、冷静に判断する時間を奪われると、不安や後悔が残りやすくなります。
急かされると冷静な判断ができなくなる
営業トークに「雨漏りが始まるかもしれません」「来月には劣化がひどくなりますよ」と言われると、「このまま放っておいたら大変なことになるのでは?」という恐怖心が先に立ちます。本来は塗り替えの緊急性が低いケースでも、感情的に判断してしまい、必要以上の出費をしてしまうリスクもあります。
悪徳業者の見極めポイント

外壁塗装業界には、残念ながら「危険をあおって契約を急がせる」悪質な業者も存在します。以下のような特徴には要注意です。
- 「今日契約すれば半額にします」と強引に値引きを提案する
- 現地調査なしで劣化を断定する
- 契約を急がせる一方で、詳細な説明を避ける
本当に信頼できる業者であれば、建物の状態や施主のライフプランに合わせた提案をしてくれるはずです。
外壁塗装の時期は何で決まる?判断の基本4ポイント
では、「本当に塗り替えるべきかどうか」はどのように判断すればよいのでしょうか。以下の4つの視点から、冷静に考えてみましょう。
1.外壁の劣化状況をチェック

まずはお住まいの外壁に、次のような劣化サインがあるかを確認しましょう。
・色あせ:全体的にツヤがなくなり、以前よりもくすんで見える
・チョーキング(白い粉):触ると白い粉が手につく
・クラック(ひび割れ):細かなひびが入っている
・黒ずみやカビ、苔:湿気の多い場所に目立つ黒い汚れ
これらが複数見られる場合、塗装の保護効果が低下しており、塗り替えの検討時期です。ただし、すぐに危険というわけではなく、「そろそろ計画を立てるタイミング」と考えるのが適切です。
2.ご自身のライフプランに合わせて検討

塗装のタイミングは、単に劣化状況だけでなく「あと何年この家に住む予定か?」というライフプランにも左右されます。たとえば…
・5年後に住み替えを考えている → 耐用年数の短いリーズナブルな塗料でOK
・この家にずっと住み続けたい → 耐久性の高いフッ素系や無機塗料を選ぶと長期的にコストを抑えられる
塗料のグレードは耐用年数と価格に大きな差があります。無理に高額な塗料を選ばず、家族の将来設計に合わせた選択をしましょう。
3.予算に応じた無理のない計画を立てる

外壁塗装は決して安い工事ではありません。大まかな費用相場は以下の通りです。
・外壁塗装のみ:90~140万円
・外壁+屋根塗装:110~180万円
これは塗料の種類、家の大きさ、足場や高圧洗浄、養生、破風・雨樋などの付帯部の塗装まで含めた概算です。家計に大きな負担をかけないよう、計画的に資金準備を進めましょう。
リフォームローンの利用や、補助金制度の確認も大切です。
4.塗り替え時期の目安は築10年ごと
多くの住宅で使われているシリコン系塗料は、耐用年数が10〜15年とされています。築10年を超えたあたりが、最初の塗り替えタイミングの目安です。
もちろん、周囲の環境(海沿い・高温多湿など)によって劣化スピードは変わります。
雨漏りが発生していない限り、急ぐ必要はありません。2〜3社から見積もりを取り、比較検討する時間をしっかり確保しましょう。
外壁が冬を越すとどうなる?本当に「急いだ方がいい」場合もある

すべての「急いだ方がいい」というアドバイスがウソというわけではありません。以下のような状況では、なるべく早めの対処が望ましいケースもあります。
- 外壁のひび割れから雨水が侵入している
- 塗膜の剥がれで外壁材がむき出しになっている
- 屋根の劣化が進み、雨漏りのリスクが高い
このような症状があり、なおかつ冬を越えると凍結や水分の影響で劣化が一気に進行する恐れがある場合は、工事を前倒しにする判断も妥当です。
ただし、この判断は専門的な診断が必要です。信頼できる塗装会社に調査を依頼し、「なぜ急ぐべきなのか?」を論理的に説明してもらいましょう。
失敗しない外壁塗装のための3つのポイント
外壁塗装で後悔しないためには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
1.複数社から相見積もりを取る
1社だけの見積もりでは相場感が分かりません。2〜3社から見積もりを取り、内容や説明の丁寧さを比較しましょう。
2.調査報告書・診断書を提出してもらう
劣化の状態を写真付きレポートで提示してくれる業者は信頼できます。専門用語ばかりでなく、素人にも分かるような説明をしてくれるかもチェックポイントです。

3.焦らず、納得してから契約する
営業の言葉に焦って即決する必要はありません。家族と相談し、必要であればファイナンシャルプランナーや建築士など第三者に意見を求めるのもおすすめです。
まとめ|不安を感じたときこそ「自分のペース」で判断を
「今すぐ塗り替えないと危ない」と言われた時は、一歩引いて状況を整理しましょう。営業の言葉に振り回されず、「外壁の劣化状況」「ライフプラン」「予算」「適切な時期」の4点を軸に、落ち着いて判断することが大切です。塗装は、家を守り、暮らしの安心を保つための大切なメンテナンス。しかし、それは「誰かに言われたから」ではなく、自分の意思と理解に基づいて行うものです。この記事が、あなたの納得のいく外壁塗装に役立てば幸いです。
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