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ベランダや軒の鳥害対策!巣を作らせない方法ってある?
2025.04.11
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ツバメが家に巣を作ると「縁起がいい」と古くから言われていますが、ツバメやハトの巣でマイホームを汚されたくない!という方も多いでしょう。
ツバメやハトは可愛いですし、すくすく大きくなるヒナの姿を見るのは微笑ましいもの。ですが、鳥害は単なる不快な問題ではなく、建物の劣化や衛生面のリスクをも引き起こします。
本記事では、ツバメとハトを中心に、鳥害の実態と効果的な予防法、そして既に住みついてしまった場合の対処法をご紹介します。
☑ 具体的な鳥害は、騒音・臭い・健康被害・生活被害
☑ ツバメに巣を作らせない方法
☑ ハトに巣を作らせない方法
☑ 巣は撤去してもいいのか?
☑ 巣を撤去する際の注意点
鳥による被害とは
鳥害とは、鳥類が人間の生活環境や経済活動に及ぼす悪影響のことで、鳥たちから社会や人々が受ける被害のことをいいます。特にツバメとハトによる具体的な鳥害については以下が考えられます。
鳴き声がうるさい
特にツバメは鳴き声が大きく、早朝から昼頃に掛けて大声で鳴きます。そのため自宅だけでなく、近隣にも影響を与えることがあります。体の大きなハトは、羽音や足音さえもうるさく、ストレスを感じる場合もあるでしょう。
巣にヒナがいる場合、昼夜を問わず鳴くので、睡眠を阻害されてしまうこともあるかもしれません。
フン
巣の下やその周辺は鳥のフンで汚れ、悪臭や汚れが問題となります。また、羽やワラが散乱することもあります。ヒナがいる場合は、卵の殻や虫などの食べ残しも散乱します。
対策として、フンを受けるシートなどを固定して設置し、こまめに取り換えることで、臭いや汚れなどの被害を最小限に抑えることができます。
健康被害

鳥のフンには病原菌やウイルスが含まれており、鳥に寄生するダニも私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、衛生面や健康面を考慮すると、鳥が巣を作ることは避けた方が良いでしょう。
ベランダの換気口などからフンやダニのフンが室内に入り込むと、皮膚炎やアレルギー、喘息などの症状を引き起こすことがあります。さらに、人間を刺す寄生虫も含まれるため、十分な注意が必要です。
毎年、鳥インフルエンザが流行することもあり、特に小さな子供がいる家庭では、鳥との接触は避けた方がよいでしょう。
生活被害

長期間放置した鳥のフンは、金属などの劣化や腐食を起こす危険性が高く、堆積すると建物の強度が損なわれる可能性もあるでしょう。
ハトの巣やフンが排水溝や雨樋を詰まらせてしまい、雨漏りや浸水の原因になることも。大掛かりな修繕が必要になる場合もあります。
さらに、洗濯物や車にフンがかかるといった被害も発生します。
ツバメ

屋根のある人工物に巣をつくります。ツバメは人間がむやみに攻撃しないと知っているため、人通りが多い場所でも平気で巣作りを始めます。使っていない古巣があれば、翌年に修復して再使用することもあります。
繁殖時期
春になると、フィリピンやベトナム、マレーシア、インドネシアなど遠く南の方から日本へやってきます。
繁殖期は4月~7月です。抱卵期間は2週間ほど。孵ったヒナは3週間ほどで飛べるようになります。
巣を作らせない対策
・足場を無くす
巣を作りやすく止まりやすい場所にテープを貼っておくと、壁の目地などに足を引っかけることができず、うまく止まれなくなるので、効果が出る場合があります。

・防鳥ネット
ツバメが浸入しやすいスペースにネットを張っておくことで、巣作りができない状態にします。
・忌避剤
防鳥ネットが使用できない場合に塗布する薬剤。鳥類の感覚を刺激するよう設計されている薬剤ですが、人体に無害であるため、お子様がいる家庭でも安心して取入れられるでしょう。
ネットなどで購入可能です。
ハト

ハトは非常に強い帰巣本能を持ち、500~1000kmの距離を飛んで戻ることができます。巣を作り一度気に入った場所には、対策をしても何度も訪れるでしょう。
もともと崖などの岩場に巣を作る習性があり、都会のビルやマンションはその習性に適した環境です。外敵から身を守るため、囲まれた場所を好みます。特にマンションのベランダは、雨を避けられ天敵もいないため、理想的な住処です。
繁殖時期
繁殖期は3月~11月。年間5回ほどで、1回に2個の卵を産みます。都市部では年中とも言われます。

巣を作らせない対策
エアコンの室外機の隙間やベランダのコーナー、プランターの裏などに巣を作ることが多いため、ベランダを中心に対策を施すと良いでしょう。
戸建て住宅の場合は、太陽光パネルの裏に巣を作ることが多いです。この場合は高所作業になるため、専門業者に依頼することをおすすめします。

・ベランダの下や横などの隙間を埋める(5センチ以下に)
・余計なものは置かない
・ベランダの手すりに剣山のようなものやテグスを張り、ハトが止まれないようにする
・ベランダに防鳥ネットを張る
・ハトが浸入したら、都度小まめに追い払う
・ハトが嫌がるカラスの模型を置く
ハトはフンがある場所には何度も来ます。鳥のフンの跡が見られたら小まめに掃除しましょう。
既に作られてしまった巣は撤去してもいいのか?

卵やヒナがいる場合 ➡NG
卵やヒナがいない場合➡OK
ツバメもハトも鳥獣保護管理法で、市町村の許可なく撤去、または駆除することが禁止されています。
巣を発見しても、卵やヒナがいる場合はそのままにするしかありません。
鳥獣保護管理法に違反すると、1年以内の懲役または100万円以下の罰金が科されるリスクがあります。知らずに撤去してしまい。鳥獣保護法違反にならないように気を付けてください。
ヒナが巣立った後であれば撤去しても問題ありません。中を見て、ヒナや卵がないことを確認してから撤去するようにしましょう。
巣を撤去する際の注意点
寄生虫に注意
鳥に寄生しているダニなどに刺されないように、肌を露出させない服を着て作業をしましょう。
感染症に注意
フンにはアレルギー物質や病原菌が含まれています。
吸い込まないように、マスクをする、ゴーグルや手袋をはめるなどの対策をして行ってください。
家の窓は閉めて行うようにしましょう。
まとめ
ツバメやハトは一度巣を作ると、次の年も同じ場所に巣を作ることがあります。
巣の作りかけの段階なら撤去しても問題ありませんが、巣ができてしまった場合、鳥獣保護法に違反しないように気を付けてください。
一度巣ができてしまうと、ヒナが巣立ってくれるまでは何もできません。フンを小まめに掃除するなど被害を最小限にしつつ、温かく巣立ちを見守ってください。
マンションの場合、ベランダは廊下と同じ共用部にあたります。巣ができてしまった場合は管理室に対策を依頼しましょう。
プロタイムズ長野若里店では、防鳥ネットの取り付けなども行っています。塗り替えの一環でも依頼されることもあり、防鳥対策のご相談も承っております。お気軽にご相談ください。
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