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【徹底解説】積水ハウスの外壁は塗装不要?「タフクリア30」の耐用年数とメンテナンスの真実
2025.11.07
外壁塗装
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「積水ハウスの外壁って本当に30年も塗装不要なの?」
「タフクリアって何?他の塗料とどう違うの?」
「築15年だけど、塗り替えたほうがいいのかな…?」
このような疑問を持って検索された方へ。
本記事では、積水ハウスの外壁に使われる塗装技術「タフクリア30」の性能や寿命、外壁材の種類による違い、実際のメンテナンスの必要性について詳しく解説します。
外壁の塗り替えは費用も手間もかかるため、正確な知識を持って判断することが後悔しないリフォームの第一歩です。
☑ タフクリア30が30年の耐久性を実現する仕組み
☑ 積水ハウス住宅に使われる素材とは
☑ 本当に30年持つ?実際は環境によって変わる
☑ 劣化したらどうなる?劣化のチェックポイントを紹介
積水ハウスの外壁は本当に30年塗装不要?その根拠とは
積水ハウスが自社住宅に採用している「タフクリア30」は、塗り替えサイクルが約30年とされる特殊な防汚・耐候塗装です。
通常、外壁塗装は約10〜15年ごとの塗り替えが推奨されていますが、タフクリア30を施した外壁はそれを大きく超え、30年近くメンテナンス不要で美観と防水性を維持できると言われています。
これは、一般住宅に比べて高品質な外壁素材と、4層構造の強固な塗膜によるものです。
「タフクリア30」とは?驚異の30年耐久を実現する仕組み
積水ハウス独自の外壁コーティング「タフクリア30」には、次のような特徴があります。

● 4層構造で紫外線や雨風から外壁を徹底ガード
- 下塗り層:外壁と塗膜を密着させる接着剤の役割
- 中塗り層(ベース塗料):色と厚みを持たせる
- 上塗り層(クリヤー):汚れや紫外線から保護
- 特殊コーティング層(防汚機能付き):雨水で汚れを自然に洗い流す
● 親水性コートで汚れを「浮かせて流す」
タフクリア30は親水性に優れており、空気中のホコリや排気ガスなどの汚れが雨水と一緒に流れ落ちる「セルフクリーニング機能」があります。これにより、外壁の美しさを長期間保つことが可能です。
他の塗料との違い|15年サイクルと何が違うのか
一般的な外壁塗装に使われる塗料(ウレタン・シリコン・フッ素など)の耐用年数は以下のとおりです。
| 塗料の種類 | 耐用年数 | 特徴 |
| ウレタン | 8〜10年 | 安価だが耐久性は低め |
| シリコン | 10〜15年 | コスパが良く広く使われている |
| フッ素 | 15〜20年 | 高価だが耐候性に優れる |
| 無機塗料 | 20〜25年 | 最高級クラス、非常に長持ち |
| タフクリア30 | 約30年 | 雨で汚れを落とし続ける高性能塗膜 |
タフクリア30は、高耐候性・高防汚性を兼ね備えた独自塗料として、30年の長寿命を実現しています。

外壁材の種類と耐用年数|積水ハウス住宅に使われる素材とは
積水ハウスの外壁には、主に以下のような素材が使われています。
● セラミック外壁(ベルバーン)

積水ハウスの代表的な外壁材。無機質の焼き物(セラミック)で構成されており、30年以上の耐久性を誇ります。
塗装不要でメンテナンスも簡易的です。
● 金属系サイディング(ガルバリウムなど)
軽量で耐震性に優れる。タフクリア仕上げを行うことで、防錆・防汚性能が長期間持続。
● 窯業系サイディング
セメントと繊維質でできた一般的な外壁材。塗装による防水性維持が必要だが、タフクリア加工により長寿命化。
実際は30年持つ?環境による耐用年数の変化
耐用年数30年といっても、以下のような立地や環境条件によって寿命は左右されます。
● 短くなりやすい環境
- 海沿い:塩害による金属腐食や塗膜劣化が早い
- 高温多湿の地域:カビ・藻が発生しやすく、防水機能低下
- 強風地域:風に乗った砂埃などで外壁の摩耗が加速

● 寿命を延ばせる工夫
- 定期的な点検と洗浄
- 周辺の樹木・草木の整備で湿気を減らす
- 雨樋・排水の清掃で壁面の水だまりを防ぐ
外壁が劣化したらどうなる?再塗装の判断ポイント

30年の耐用年数があるとしても、外壁の状態は定期的にチェックが必要です。
● 劣化チェックポイント
| 劣化症状 | 状態・意味 |
| 色あせ | 紫外線による塗膜劣化の初期サイン |
| チョーキング(白い粉) | 塗膜が分解している証拠。防水性が低下している |
| ひび割れ(クラック) | 壁の動きに塗膜が対応できず、雨漏りの原因に |
| カビ・藻・コケ | 湿気がこもりやすく、防水機能が弱っている |
これらの症状が出始めたら、耐用年数に関わらず専門家による点検・再塗装を検討する必要があります。
メンテナンスのコスト比較|30年で塗装1回vs2回の差
● 一般的な外壁塗装の場合

- 15年周期で2回塗装 → 100万円 × 2回 = 約200万円
● タフクリア30使用時
- 30年で塗装1回(または補修) → 約100万〜120万円
さらに、塗装工事には仮設足場の費用(15〜25万円)も含まれるため、回数を減らせるのは大きなコスト削減に。
まとめ|タフクリア30は万能?相談すべきタイミングとポイント
積水ハウスの「タフクリア30」は、従来の外壁塗装に比べて圧倒的な耐久性を持つ優れた塗装技術です。
しかし、それでも以下の点には注意が必要です。

✅ 本当に30年放置できるわけではない
- 環境や施工状態によって劣化スピードは変化します
- 定期的な点検・洗浄・補修は必要不可欠です
✅ 素材や仕様によって耐用年数は異なる
- セラミック外壁:基本的に塗装不要
- 金属系・窯業系:タフクリアがあっても再塗装の可能性あり
✅ 記事のまとめ
- タフクリア30は約30年の塗り替え不要を実現する高性能塗装
- 従来の塗料に比べて約2倍の耐用年数
- ただし、環境・劣化状況によって早期メンテナンスが必要になることも
- 築15年以上経っている場合は、専門業者に一度点検を依頼すべき
「うちはまだ塗装しなくて大丈夫?」
「タフクリアが使われているか分からない…」という方は、積水ハウスまたは外壁塗装の専門業者に現状を見てもらうことが、安心・安全な住まいづくりの第一歩です。
>積水ハウスの施工事例はこちら:ツートンカラー外壁の塗装施工事例(長野市)
:多彩色塗装で仕上げた外壁塗装事例(上田市)
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