スタッフブログ
冬を迎える前に!ウッドデッキを長持ちさせる秋のメンテナンス術
2025.11.20
木部の塗装・ウッドデッキの塗装
スタッフブログ

季節の変わり目は、家の外まわりが劣化しやすいタイミングです。
特にウッドデッキは、夏の強い紫外線や雨風でダメージを受けた状態で冬を迎えると、乾燥や凍結によって反り・割れが加速します。
秋は、ウッドデッキメンテナンスに最適な季節。裸足で出入りすることも多いデッキは、安全性と快適性を保つためにも、この時期に点検・塗装を行うことが大切です。
☑ ウッドデッキのメンテナンスは冬が来る前に行うべき
☑ 色あせや剥がれ、ささくれ、カビやコケの発生が見られたら、メンテナンスを行うタイミング
☑ デッキの塗装には、浸透タイプと造膜タイプの塗料がある
☑ 雪に強いデッキ材には、ハードウッドや再生木がある
なぜ秋がウッドデッキメンテナンスに最適なのか

木材が傷んでいる状態で冬を迎えると、反りや割れ、腐食が進みやすくなり、安全性や修繕コストに大きなリスクが生じることになります。
夏の強い日差しで塗膜が劣化したウッドデッキは、木の表面が乾燥・退色し毛羽立ちっています。
雪が降るようになると、ウッドデッキの劣化はさらに進行します。塗装が劣化していると、水分が木材内部まで入りやすくなり、内部から腐食させてしまうことに。吸収した水分が凍結融解を繰り返すと破損や割れ、欠けに繋がります。
冬になると、低温や雪により塗装ができなくなります。秋は気温・湿度が安定しており、塗料が最も乾きやすい、塗装には最適のシーズン。雪によるダメージを防ぐためにも、秋のうちにメンテナンスを行うことをおすすめします。
秋に確認すべきウッドデッキの劣化サイン

秋は点検のタイミングとして最適です。以下のようなサインがあれば、早めのメンテナンスがおすすめです。
● 色あせや塗膜の剥がれ
紫外線や雨風による劣化。グレーがかった色味になり、感触もざらつきます。特に、天然木は紫外線に弱く、白銀化や割れが生じやすいです。塗装されているウッドデッキは、剥がれが見られたら塗装サインです。
● ささくれや毛羽立ち
紫外線や乾燥などで木材の繊維が分解され、表面だけでなく木材内部の強度が落ちます。裸足で歩くとケガの原因になります。
● カビやコケの繁殖
表面の防水機能が落ちている証拠。水分を含んでおり、腐食に繋がります。滑りやすくなることもあります。
こうした劣化は、放置するとさらに悪化していきます。劣化が進行してしまうと、塗装では修復することが難しくなります。
ウッドデッキのメンテンナンス方法

秋は気温と湿度が安定し、塗装の乾きが良くなる季節です。この時期にメンテナンスを行えば、冬のダメージからウッドデッキを守ることができるでしょう。

● 色あせや塗膜の剥がれ
ウッドデッキの「色あせ」や「塗膜の剥がれ」は、塗装のサインです。放置すると木材が雨水を吸って反り・割れ・腐食を起こすため、早めのメンテナンスが理想です。
浸透タイプの塗料は、色あせは修復することができませんが、耐水性や防腐性を回復することができます。
● ささくれや毛羽立ち
サンドペーパーまたは電動サンダーで研磨して表面を整えます。サンドペーパー、電動サンダーでトゲやささくれを削った後に塗装を行うことによって、再発を予防することができます。
● カビやコケの繁殖
天然木は繊細な素材のため、塩素系の薬剤を使用すると表面が劣化したり、木材内部の繊維を傷めてしまう恐れがあります。市販の「ウッドデッキ用クリーナー」「木材専用カビ取り剤」を使いましょう。
カビやコケが取れたら、防カビ・防藻剤入りの塗料で塗装すると、再発防止になります。
ウッドデッキの塗料選び
塗料には大きく分けて「浸透タイプ」と「造膜タイプ」があります。ウッドデッキの状態に応じて適した塗料を選びましょう。
浸透タイプ

木の内部にまで成分が浸透していくタイプで、表面に膜を作りません。防腐効果が高く、撥水性、防カビ効果などがあります。
自然な木目を残しますが、逆に言えば、見た目は大きく変わりません。汚れや色あせが気になる場合は、造膜タイプを検討しましょう。
耐水性があまり高くないので、頻繁な塗装が推奨されます。耐久性は3年程度ですが、DIYでの塗り替えが容易です。
造膜タイプ

木材の表面を保護するタイプで、紫外線や汚れから護ります。木目を潰してしまうことになるので、木材が古くなっていてもまだ使いたい場合や、塗装面についた傷や汚れを隠したい場合などに向いているでしょう。浸透型に比べて耐候性が高く、耐久性も長めです。
造膜タイプの塗料にもクリア(透明)タイプがありますので、どうしても木目を残したい方は検討してみてはいかがでしょうか。
雪に強いウッドデッキ素材
降雪地域では、心配されるのが雪によるウッドデッキへのダメージ。特に、長期間雪が積もったままになる場所では、ウッドデッキの素材を見直すことでメンテナンス性を向上させることができます。
ハードウッド

ハードウッド(堅木)は耐久性・耐水性・耐凍害性の面で優れており、おすすめです。
ハードウッドはウリンやイペ、イタウバ、セランガンバツなどの木で、密度が高く、腐りにくく、シロアリ被害にも強い性質を備えています。そのため塗装なしでも長期間使用できます。
耐用年数は20年から50年ほどで、杉やレッドシダーなどのソフトウッドと比べて4倍程度の耐久性があります。
ハードウッドは浸透タイプの塗料が使用できないので、色あせが気になる場合は造膜タイプの塗料で塗装を行います。
再生木

再生木とは、廃材や使用済みの木材、建築現場などで出た木くずを再利用して作られた木材のこと。これに樹脂を混ぜ合わせたものが「再生木材(リサイクルウッド)」で、自然の風合いを持ちながらも、耐久性や防腐性にも優れています。
再生木材は天然木より水分吸収が少なく、腐食・割れ・反りに強いです。塗装やオイル塗り替えが不要なのでメンテナンスが容易。水洗いで汚れが落ちやすく、多少の色あせが生じるものの、長期間きれいな状態を保てます。
天然木特有の温かみや風合いは完全には再現できませんが、雪や雨など湿気が多い地域に向いているでしょう。
秋メンテナンスを逃すとどうなるか

ウッドデッキは室内の延長として快適に使える反面、紫外線や雨・湿気にさらされるため定期的な手入れが必要です。
特に秋は、塗装の乾きや仕上がりに適した時期であり、冬の劣化を防ぐ最後のチャンス。秋のメンテナンスを怠ると、冬の乾燥や凍結でひび割れ・反りが進み、塗装寿命が短くなります。結果として補修費用や塗装費用が高くなるだけでなく、安全性も損なわれます。
頻繁なメンテナンスを減らしたい方は、ウッドデッキの素材自体を見直すのもおすすめ。特に雪が積もる地域では、雪に強い素材を検討してみてはいかがでしょうか。
自身で塗装や研磨を行うのが難しいなら、プロに依頼してみましょう。プロタイムズ長野若里店なら、自社施工なので、相場よりもお手頃な価格で補修できるのも魅力です。
ウッドデッキの新設や張り替えなどもお任せください。私たちプロタイムズ長野若里店がしっかりとサポートさせていただきます。
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