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倉庫が夏になるとサウナのように暑くなり、塗装で対策しようとしても「遮熱塗料と断熱塗料のどちらを選べばいいのか分からない…」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
「せっかく塗装にお金をかけても、思ったほど温度が下がらないのでは」と思うのも当然です。

せっかく塗り替えるなら、費用対効果の高い塗料を選びたいところ。この記事を最後まで読んでから、業者への相談や見積もり依頼を進めるのがおすすめです。

倉庫の作業環境や保管している荷物を守るために、塗料選びはとても大切なポイントです。
この記事を読めば、どちらの塗料を優先すべきかがはっきりしやすくなります。

無駄な出費を減らし、納得して工事を進めるための判断材料として、ぜひ参考にしてください。

この記事のPOINT

☑ 倉庫の温度対策は、遮熱塗料と断熱塗料の役割の違いを理解することが重要
☑ 遮熱塗料は夏の暑さ対策、断熱塗料は夏冬通した温度安定に向く
☑ 倉庫の用途(作業中心か・保管中心か)で最適な塗料は変わる
☑ 費用対効果は初期費用だけでなく、空調費削減と回収年数で判断する
☑ 補助金や施工条件を含め、専門業者に相談して選ぶのが失敗しにくい

遮熱塗料と断熱塗料の基本を理解しよう

遮熱塗料と断熱塗料は、どちらも仕組みや得意とするシーンが異なるため、用途や現状の悩みによって判断することが大切です。

遮熱塗料と断熱塗料の違い

遮熱塗料と断熱塗料の最大の違いは、熱への対処方法です。

遮熱塗料は、太陽光の熱を反射する塗料です。
屋根や外壁が熱を受けにくくすることで、表面温度の上昇を抑えます。

一方、断熱塗料は、塗膜が熱を伝えにくくする塗料です。
外からの熱も、室内の熱も移動しにくい状態をつくります。

つまり、遮熱は「入ってくる熱を減らす」、断熱は「熱の移動そのものを抑える」という点が根本的な違いです。

それぞれの塗料が持つ特性

遮熱塗料は、直射日光を強く受ける屋根で効果を発揮しやすく、夏場の屋内温度上昇や冷房負荷の軽減に向いています。ただし、日射条件に左右されるため、冬場の保温効果は限定的です。

断熱塗料は、夏の熱の侵入と冬の熱損失の両方を抑えやすく、年間を通して室温を安定させたい倉庫に向いています。屋根だけでなく、内壁や鉄骨などにも応用しやすい点が特長です。

倉庫に求めるのが「夏の暑さ対策」か「通年の温度安定」かによって、適した塗料は変わります。

簡単にまとめると、

  • 夏の暑さ対策を重視するなら → 遮熱塗料
  • 一年を通して温度変化を和らげたいなら → 断熱塗料

倉庫の場合、「屋根が強い直射日光を受けているか」「すでに断熱材が入っているか」といった条件によって、適した塗料が変わります。

まずは何を一番改善したいのか(夏の暑さか、通年の快適性か)を整理したうえで屋根材や建物の状態に合った塗料を選ぶことが大切です。

遮熱塗料を倉庫に使うメリットと注意点

光熱費削減に効果的な理由

遮熱塗料は、倉庫の夏場の光熱費削減に効果的な対策です。

屋根や外壁に当たる太陽光を反射することで、表面温度の上昇を抑え、室内へ伝わる熱そのものを減らします。その結果、エアコンやスポットクーラーの稼働時間が短くなり、電気代の削減につながります

特に金属屋根の倉庫は、真夏には表面温度が60℃前後まで上がることも珍しくありません。
遮熱塗料を施工することで、屋根表面温度が約10℃前後下がる事例も多く、空調設備への負荷を大きく軽減できます。

冷房費を抑えたい倉庫では、断熱塗料よりも遮熱塗料の方が効果を実感しやすいケースが多く、優先候補になります。照明や換気設備を含めた年間のエネルギーコストを下げたい場合も、遮熱性能の高い塗料を選ぶメリットがあります。

実際に、国内の物流倉庫や工場では、遮熱塗料の導入によって夏場の電力使用量が数%〜数十%低減したという報告もあります。  
倉庫の温度上昇を効率よく抑えたい場合、遮熱塗料は検討する価値の高い選択肢です。

遮熱塗料は色選びが重要

屋根_上塗り

遮熱塗料は、選ぶ色によって効果に差が出やすい塗料です。そのため、倉庫では色選びを慎重に行う必要があります。

基本的に、白系や淡いグレーなどの明るい色ほど太陽光を反射しやすく、屋根や外壁の表面温度の上昇を抑えやすくなります。
一方で、濃いグレーや黒に近い色は、遮熱塗料であっても熱を吸収しやすく、期待した温度低下が得られないケースもあります。

特に屋根は一日中直射日光を受けるため、できるだけ明るい色を選ぶと室内温度の上昇を効率的に抑えられます。外壁については、淡いベージュやライトグレーなどを選ぶと、汚れの目立ちにくさと遮熱性のバランスを取りやすくなります。

注意点として、同じ色名であっても、メーカーや製品によって太陽光の反射率は異なります。カタログに記載された遮熱性能データを必ず確認しましょう。

最終的には、倉庫の用途や立地条件、周辺環境も踏まえた判断が重要です。
実績のある業者に相談し、最も効果が見込める色を提案してもらうことが、遮熱塗装で失敗しないための確実な方法と言えます。

汚れが効果に与える影響

遮熱塗料は、汚れが付着したまま放置すると効果が低下しやすい点に注意が必要です。
倉庫に使用する場合は、定期的な清掃を前提に考える必要があります。

遮熱塗料は、表面にほこりや排気ガス由来の油分、コケなどが付着すると反射率が下がり、熱を吸収しやすくなります。その結果、施工当初に感じていた遮熱効果が徐々に弱まっていきます。

実際に、施工直後は屋根表面温度が約10℃前後低下していたにもかかわらず、数年間汚れを放置した倉庫では、体感できる温度差がほとんどなくなったというケースもあります。

このため、遮熱塗料を倉庫に採用する場合は清掃を定期的に行い、塗膜表面をきれいな状態に保つことが重要です。

遮熱塗装は「塗って終わり」ではなく、性能を維持するための管理も含めて検討することが、効果を長く活かすポイントと言えます。

断熱塗料を倉庫に使うメリットと注意点

夏も冬も快適な温度環境を実現

断熱塗料を倉庫に採用すると、夏と冬の温度差を抑えやすくなります

断熱塗料は、塗膜そのものが熱を伝えにくい性質を持っています。
この働きによって、外気の影響を受けにくくなり、急激な暑さや寒さが室内に伝わるのを和らげます。

夏は、屋根や外壁から侵入する熱を抑えることで、室内温度の上昇を緩やかにし、冬は、室内の暖かい空気が外へ逃げにくくなり、暖房効率の向上が期待できます

遮熱塗料が主に「夏の日射対策」に強いのに対し、断熱塗料は夏の暑さと冬の寒さの両方に作用する点が特長です。年間を通じて室温を安定させたい倉庫に向いています。

室内の温度変動が小さくなることで、作業者の負担軽減につながるだけでなく、保管している製品や資材への熱ダメージのリスクも抑えやすくなります

倉庫で「作業環境」と「保管品質」の両方を重視する場合、断熱塗料は優先的に検討したい選択肢と言えるでしょう。

結露防止で建材を保護

断熱塗料は、倉庫内で発生しやすい結露を抑え、建材や設備を長期的に保護する効果が期待できます。

断熱塗料を施工すると、表面温度の急激な低下を抑え、結露が発生しにくくなります。

日本の倉庫では、冬場に屋根裏の鉄骨やデッキプレートで結露が発生し、錆の進行やカビの発生、断熱材の劣化につながるケースが少なくありません。こうした状態を放置すると、建物の耐久性や保管環境の悪化を招きます。

天井裏や内壁に断熱塗料を施工すると、金属面の温度が下がりにくくなり、結露の発生回数と水滴量を同時に抑える効果が期待できます。
特に、紙製品や木材、精密機器など、湿気に弱い物を長期保管する倉庫では、結露対策の有無が商品の品質維持に直結します。

建物の劣化防止と在庫保護を同時に考えるなら、断熱塗料は倉庫の結露対策として積極的に検討する価値のある選択肢と言えるでしょう。

費用対効果を検討するポイント

断熱塗料を倉庫に導入する際は、初期費用だけでなく、長期的な光熱費やメンテナンスコストも含めて判断することが大切です。倉庫の使用年数や電気料金の変動を考慮し、年間の空調費削減額から投資回収の目安を試算すると、現実的に費用対効果を把握できます。

断熱塗料は厚膜施工のため単価は高めですが、夏冬どちらの熱も抑えられるので、空調設備の負担を減らせるメリットがあります。
なお、補助金や助成金が使える場合もあるため、遮熱塗料・断熱塗料のどちらも施工会社に相談し、総費用を最小にできる組み合わせを検討することがおすすめです。

倉庫内に人が長時間いる業務か、保管中心で人が少ない用途か。温度管理の厳しい商品を扱う場合は、多少初期費用が高くても性能重視で選び、一般倉庫なら省エネと耐久性のバランスを重んじると良いでしょう。

倉庫での遮熱塗料と断熱塗料の選び方

倉庫で遮熱塗料と断熱塗料を選ぶ際は「何を優先したいか」を軸に判断することが重要です。

目的に応じた塗料選びのポイント

倉庫で塗料を選ぶときは、用途と求める効果を明確にすることが最も重要です。

  • 夏場の室温上昇を抑えたい場合 → 太陽光を反射する遮熱塗料を屋根中心に採用すると効果的
  • 冬の寒さや結露も対策したい場合 → 熱の出入りを抑える断熱塗料を壁面にも施工すると安心
  • 保管する商品が温度変化に弱い場合(精密機器や食品など)→ 断熱性能を優先すると、商品の劣化リスクを抑えられる
  • 作業スタッフの快適性を高めたい場合→ 遮熱と断熱を組み合わせ、体感温度を改善する仕様も検討する

倉庫の立地や屋根材も考慮します。
直射日光が強い地域や金属屋根では、遮熱性能を重視する判断が有効です。

倉庫では、優先したい効果を整理し、必要に応じて塗料を使い分ける。この順で検討すると、コストと効果のバランスが取りやすくなります。

導入コストとメンテナンスの比較

倉庫で遮熱塗料と断熱塗料を使う場合、導入費用とメンテナンスの違いを押さえることが重要です。

  • 導入コスト
    • 遮熱塗料:材料費や施工費が比較的安く、広い屋根面積でも初期投資を抑えやすい
    • 断熱塗料:材料単価が高く施工手間も多いため、同じ面積でも工事費は上がりやすい
      ただし、断熱性能が高いため空調負荷の低減効果も大きく、長期的にはランニングコストで差が出る場合がある
  • メンテナンス
    • 遮熱塗料:汚れやチョーキングで効果が落ちやすく、定期的な洗浄や塗り替えが必要
    • 断熱塗料:膜厚があり機能低下は緩やかですが、ひび割れや膨れが起きた場合は早めの部分補修が重要

倉庫の使用年数、空調設備の有無、予算などを総合的に考え、導入費と維持費の両面から負担の少ない塗料を選ぶことが大切です。

遮熱塗料と断熱塗料に関するよくある質問

遮熱塗料と断熱塗料の効果はどれくらい続く?

遮熱塗料と断熱塗料の効果は、適切な製品選びと施工を行えばおおよそ10年前後持つと考えられます。

  • 遮熱塗料
    • 国内メーカーの多くは耐用年数を8〜15年程度と設定
    • 高耐候タイプなら倉庫でも長期に性能を維持しやすい
    • ただし紫外線や雨風を直接受ける屋根は劣化が早く、安価な遮熱機能付き塗料は5〜7年で効果が薄れる場合
  • 断熱塗料
    • 樹脂グレードの高い製品なら塗膜自体は10〜15年持つケースあり
    • ただし汚れやひび割れが進むと性能は徐々に低下

効果を長持ちさせるポイント

  1. 製品のグレードを確認する
    • フッ素・無機などの上位樹脂か
    • 屋根材との相性
    • 実際の施工実績
  2. 定期的な点検・清掃
    • 軽い洗浄や異常箇所の補修で、カタログ値に近い期間まで効果を維持可能

塗料の種類だけでなく、グレードとメンテナンス計画をセットで考えることが、長持ちの秘訣です。

施工後のメンテナンス方法は?

遮熱塗料・断熱塗料は、施工後の定期的なメンテナンスを行うことで、効果を長持ちさせられます。
倉庫は粉じんや排気ガスで汚れやすく、放置すると性能が低下するおそれがあります。

メンテナンスのポイント

  1. 年1回の目視点検
    • 屋根や外壁の色あせ、ひび割れ、膨れの有無を確認
  2. 遮熱塗料の洗浄
    • 汚れが日射反射率を下げる前に、柔らかいブラシと中性洗剤で洗浄
    • 高圧洗浄を使う場合は、塗膜を傷めない圧力に注意
    • 不安な場合は専門業者に相談
  3. 断熱塗料の補修
    • 塗膜の厚みが性能に直結
    • 剥離や欠けを見つけたら早めに部分補修を検討
  4. 結露が多い場合のチェック
    • 倉庫内部の換気や断熱材との取り合わせも点検すると効果的

再塗装の目安

  • 一般的には10年前後で本格的な再塗装を検討
  • 定期点検・洗浄・早めの補修を続けることで、塗料本来の性能を最大限に活かせます

まとめ:倉庫に最適な塗料選びのアドバイス

倉庫に合った塗料を選ぶには、用途や温度対策の優先度を整理することが重要です。

  • 遮熱塗料が向くケース
    • 荷物や設備が熱に弱く、夏の暑さ対策が最優先
    • 屋根表面の温度上昇を抑えたい倉庫
    • 例:常温でよい物流倉庫、金属屋根で直射日光の強い地域
  • 断熱塗料が向くケース
    • 夏冬を通じて室内温度を安定させたい
    • 作業スタッフの快適性を重視する倉庫
    • 温度管理が必要な食品や精密機器の保管倉庫
  • 選定のポイント
    • 屋根材や地域の気候(直射日光が強い地域は遮熱性能重視)
    • 予算と光熱費削減のバランス(導入費と回収年数をシミュレーション)
    • 施工実績のある業者に相談し、倉庫の用途・立地・保管物に合った提案を受ける

ポイントは、遮熱・断熱のどちらを軸にするかを明確にし、塗料選びとメンテナンス計画をセットで考えることです。

自己判断で決めてしまう前に、実績のある施工会社に現地を見てもらい、遮熱塗料・断熱塗料それぞれの効果や費用対効果を比較した上で見積もりを取ってみましょう。

私たちは、倉庫の用途や立地、保管物を踏まえたうえで、遮熱・断熱のどちらが適しているかを一緒に考え、無理のない範囲で効果を実感できる方法をご提案します。
作業しやすく、安心して使える快適な倉庫を一緒に整えていきましょう。

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