スタッフブログ

住宅をいかに丁寧に使ったとしても、使用や経年に伴う劣化を止めることはできません。
それは構造物の宿命でもあるのです。
建物は多くの建材や機器によって構成されていて、それらの劣化の進行は異なります。
この劣化の進行を把握しておくことが建物の適切な維持へとつながります。そこで、本日は劣化を把握するための点検時期や部位ごとのメンテナンス時期をご紹介します。

部位毎のメンテナンス時期

建物のメンテナンス箇所は大きく分けると7つ位に分けられていて更に細かく分類すると20カ所以上に分類することができます。
メンテナンスの内容も動作確認から補修・点検等多岐にわたります。
全てを修理・交換する必要はなく使用年数と状態にあわせて対策をとる事が必要です。尚、点検サイクルはあくまで新築からの目安で、気になる場所が見つかったら点検の回数を増やすことも必要です。また明らかに問題がある場合には業者にできるだけ早く見てもらいましょう。

部位点検の内容点検サイクル
構造部基礎基礎に関する部材にクラック・変形・損傷・沈下・建築物沈下・浮上などはないか3年以内
土台等土台に関する部材にクラック・サビ・損傷・変形・腐食・塗装の劣化などはないか3年以内
木造部分羽アリの発生・蟻害の有無など1年以内
仕上げ部床仕上げ材にき裂・サビ・損傷・変形・腐食・摩耗・結露の発生・塗装の劣化はないか/防水材の状態は良いか/水かかり部の排水はよいか/床ピット内のき裂の有無・漏水・結露の発生はないか/排水状態は良いか1年以内
階段階段仕上げ材にき裂・サビ・損傷・変形・腐食・摩耗はないか/ノンスリップに変形・損傷・摩耗はないか3年以内『外部は1年以内』
階段仕上げ材にき裂・サビ・損傷・変形・腐食・摩耗・浮き・結露の発生・塗装の劣化・雨水の浸入はないか/防水性は良いか/取り付け状態はよいか/シーリング材の劣化・変形はないか/金物の状態はよいか1年以内
建具建具にサビ・損傷・変形・腐食・摩耗・浮き・結露の発生・塗装の劣化はないか/取り付けの状態は良いか/シーリング材の劣化・変形などはないか/金物の状態はよいか/下地材にさび・腐食・変形はないか3年以内『外部は1年以内』
天井天井仕上げ材にき裂・サビ・損傷・変形・腐食・摩耗・浮き・結露の発生・塗装の劣化・雨水の浸入はないか/取り付けの状態は良いか/カーテンボックスや屋根裏にき裂・サビ・損傷・変形・腐食・摩耗・浮き・結露の発生・塗装の劣化・雨水の浸入はないか3年以内
屋根陸屋根陸屋根仕上げ材にき裂・サビ・損傷・変形・腐食・塗装の劣化はないか/パラペットの笠木や立ち上がり部にき裂・損傷・浮き・サビはないか/シーリング材の劣化・変形はないか/金物の状態はよいか/防水性は良いか/排水状態は良いか1年以内
ふき屋根・ガラス屋根屋根ふき材にき裂・サビ・損傷・変形・腐食・塗装の劣化はないか/取り付けの状態は良いか/シーリング材の劣化・変形はないか/防水性は良いか/金物の状態はよいか3年以内
ルーフドレイン・といルーフドレインに損傷・さび・腐食・結露・塗装の劣化・泥だまりなどはないか/取り付け状態・排水状態は良いか1年以内
手すり手すりにき裂・サビ・損傷・変形・腐食・摩耗・浮き・結露の発生・塗装の劣化はないか1年以内

屋根材・雨どい

使用する塗料によって変わりますが、色褪せてきたらメンテナンス時期です。屋根材の耐久性にもよりますが、一般的な材料の場合には10年に1回が塗替えの目安とされています。
新築から30年近く経ったら屋根全体を吹き替えるなど、屋根そのものを新しくする必要も出てきます。
雨樋も最初のうちは塗装工事で対応することもできますが、20年超えた位で部品の交換を考えなければなりません。

外壁・シーリング

屋根材同様に10年以上経ったら塗装時期といわれています。
今では、耐久性の高い材料が出てきていますので、全てが当てはまるワケではありませんが、塗替え時期と判断できる場合には、塗装工事・シーリングのうち替えを検討しましょう。
外壁によりますが、多くの外壁材の最大寿命は30年程度とされ、時期が来たらカバー工法や貼り換えなどを考えなければなりません。

ドアや窓

ドアや窓は身近にあります。異変があると開閉により気づくことができるため、動作不良等、トラブルを見つけやすいです。
天災によって歪んでしまったり完全に破損した場合には交換が必要になります。
それ以外の場合だと部分的な修理や交換で納まる場合多いです。塗装ができる材料であれば塗ることで再生することができます。

室内内装

室内の内装は日頃からの生活スタイルによって汚れ方や傷み方が変わります。一番汚れやすいのが壁クロスで、料理やたばこ等のケムリで汚れます。
クロスの程度によっては表面を塗装して再生をするできますが、年数が経過していたりあまりにも汚れていたら貼り替えになります。フローリングや畳は紫外線の影響を受けやすいので変色する事があります。

防蟻処理

シロアリは、気づかないうちに住まいにダメージを与えてしまいます。
知らないうちに被害が広がっていることもあります。
外壁に異変があったり、床がぷかぷかしてきたなどシロアリ発生の症状があったら業者に相談しましょう。
五年に一回の予防消毒を行いましょう。消毒の保証は多くの業者で5年を目途に発行されています。

キッチン

キッチンも定期的に点検する必要があります。
毎日使用する場所になります。故障したまま使用すると火災の可能性も考えられます。
火が付きにくかったりといった少しの事でも点検してもらい、部品や本体の交換をしなければなりません

トイレや洗面

部品で使用されているゴムなどの細かい部品が劣化しやすいです。
劣化したままだと水が漏れたりセンサーが反応しないといったトラブルが起こりますのでいつもと違うと感じたら点検修理を依頼しましょう。

最後に

いかがだったでしょうか?
あまり、住まいの点検を実施されてないという方もいるのではないでしょうか?
確かに、何を点検すればよいのか、どこを見ればよいのか分からないかもしれません。
そういった時には、私たちプロタイムズ長野若里店にご相談ください。
状態を確認して、説明させていただきます。

外壁塗装の疑問や施工のこと、価格などお気軽にお問い合わせください◇

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