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外壁塗装のトラブルを未然に防ぐ!失敗しないために知っておきたい11のトラブル事例とその解決策
2023.03.20
業者と起こり得るトラブル
お役立ち記事・工事Howto
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外壁塗装の際に直面するかもしれないトラブルは、家の美観や耐久性に大きな影響を及ぼします。そうした状況を避け、安心して工事を進めるためには、事前にトラブル事例を知り、適切な対策を講じることが大切です。
特に、信頼できる塗装店を選ぶことは、トラブルを回避する最善の方法の一つです。
今回は、外壁塗装工事で遭遇する11のトラブル事例をご紹介し、それらを未然に防ぐためのヒントを提供します。これらの事例を把握し、対策を立てることで、塗装工事がスムーズに、そして成功裏に完了することを目指しましょう。
☑ 外壁塗装におけるトラブル事例11選とその対策
☑ トラブル発生時の対応策と相談先
外壁塗装トラブル事例11選とその対策
1.悪天候が長く続くことで工事が始まらない
外壁塗装工事が予定通り始まらない事態は、屋外作業で発生します。特に天候の不順は、作業員が安全に作業を行う上で大きな障害となり得ます。雨や強風は、塗装の品質を確保するためにも避けなければならない要因です。
また、施工業者が複数の現場を抱えている場合、スケジュールの調整がつかないこともあり得ます。
職人の手配や資材の準備にも時間がかかることがあり、これらの準備が整わない限り工事はスタートできません。
一方で、足場を設置後に工事が進まないケースには、悪質業者の可能性があります。
足場を組むことで工事契約を縛り、キャンセルを困難にさせるという手口です。このような業者は、契約を急かす傾向があるため、十分な検討を経ずに契約を迫られた場合は慎重に対応する必要があります。適切な業者選びと丁寧な契約内容の確認が、トラブルを未然に防ぐ鍵となります。
対策
工事が予定通りに始まらない場合、まずは業者に連絡を取り、状況を確認することが大切です。業者が情報共有を怠っている場合は、それを改善するよう要請しましょう。
また、雨天が長く続き、工事の遅れを懸念する方は、雨に影響されない部分からの塗装作業を業者に提案することができます。
軒下のような雨が直接当たらない場所から塗装を開始することで、天候に左右されずに作業を進めることが可能です。
また、梅雨時期を避ける、台風の少ない時期に工事を依頼することも、遅延を防ぐ有効な手段です。これにより、天候による工事の遅れを最小限に抑えることができます。
2.ご近所トラブル(騒音・塗料飛散)
施工中のトラブルで厄介なのが、ご近所との関係に亀裂を生じさる問題です。多くの場合、塗装作業に伴う騒音や、特有の臭い、そして塗料が周囲に飛散させる等があります。
対策
これらの問題を未然に防ぐためには、近隣住民に事前に工事の挨拶を行い、周知と理解を求めることが重要です。
施工前には、作業の日程や時間帯、予想される騒音レベルといった詳細を共有し、可能な限りご近所の方々のご協力を得るよう努めましょう。
また、塗料の飛散を防ぐための適切なカバーを施したり、臭いの軽減策を施工業者と相談することも大切です。
こうした配慮を怠ると、せっかくの外壁塗装がご近所トラブルの原因となり、住み心地が悪くなってしまいます。
外壁塗装は家の美観を向上させるだけでなく、住環境を長期にわたって保護するための重要な工事です。事前のコミュニケーションと近隣住民への配慮を忘れないことが不可欠です。
3.庭の植木・自家用車への塗料の飛散トラブル
車や庭の植木などに塗料が飛散するのは避けたいものです。
事前の準備と施工業者とのコミュニケーションで、塗料が不要な場所に付着するリスクを大幅に減らせます。また、施工業者が経験豊富で信頼できるかどうかを確認することも、トラブルを避けるためには欠かせません。
対策
車については、作業エリアから離れた場所に移動させるか、塗料が付着しないように専用のカバーを使用することが有効です。一方、植木やその他の植物に関しては、可能であれば移動させるか、移動が困難な場合は養生シートで覆い保護することが推奨されます。
対策を講じることで、外壁塗装は安全かつトラブルなく進行します。
4.工事の遅れ・職人が作業しない日がある
外壁塗装が計画通りに進まないことがあります。
ほとんどの場合、悪天候により作業が中断されることが原因です。
また長野の場合には、冬場に塗料が乾くまでに予想以上に時間が掛かってしまう場合もあります。
これらの状況は、塗装工事の品質を左右する問題であり、適切な対策が必要です。
対策
工事の計画を立てる際には、季節の特徴や天気予報を考慮して余裕を持たせることが大切です。
万が一、悪天候に見舞われた場合でも、工程を見直し、対応することで、大幅な遅延を防ぐことができます。
5.認識のずれ・言った言わないのトラブル
言った言わないの問題は少なくありません。
ほとんどの場合、故意ではなく、認識のずれやお互いの記憶違いによるものです。
後から「当初言っていた金額よりも高い金額で 請求された」「話していた塗料と違う」「どんな工事をされたのか不明瞭」などのトラブルに発展することも。
重要なのは、口約束に頼らず、記録を残すこと。
後々のトラブルを未然に防ぎ、安心して外壁塗装を任せられる環境を整えることが可能になります。
対策
見積もりや細かい決め事など打ち合わせた内容を書面に記録しておくか、打ち合わせ記録を業者に作成してもらいましょう。
外壁塗装は「どんな塗料を使うか・どんな工程があるか」などを書面にして説明のうえ、金額・内容に納得できたら契約という流れが一般的です。
万が一トラブルが生じた際には、記録された書面が業者との円滑な対話を支え、解決へと導いてくれるでしょう。
6.工事費用を追加で請求される
信頼できる業者であれば、工事開始前の見積もりにすべての工程を明記し、不測の事態が生じない限り追加費用を請求することはありません。しかし、中には見積もりに含まれていない工程を後から追加し、余計な費用を請求する不誠実な業者も存在します。これを防ぐためには、見積もりの段階で細部にわたって確認することが重要です。
一方で、木材の腐食や建物の構造上の問題など、工事を始めてみないと判明しないケースもあります。このような状況下では、業者は追加工事が必要であることをお客様に説明し、合意の上で作業を進めるべきです。
そのため、契約時には予期せぬ状況に備えて、追加工事に関する条項に目を通し、どのような場合に追加費用が発生するのかを理解しておくことが大切です。
対策
契約前に契約書や見積書の確認を徹底することが求められます。契約内容や見積もりが適正であるかどうか不安な場合は、異なる業者から複数の見積もりを取り、それらを比較検討することが賢明です。
また、契約前に追加工事のリスクがあるかどうかをきちんと確認しておくことも大切です。追加工事が発生した場合でも、本当にその工事が必要なのか、また、工事内容についても詳しく確認するようにします。
万が一、追加工事が無断で行われ、その費用請求が発生した際には、すぐに支払うのではなく、まずは消費者センターや専門の弁護士に相談することをお勧めします。このような対応によって、不当な追加費用の請求に対処し、自身の権利を守ることができます。
7.工事が終わっているのにトイレや足場が撤去されない
外壁塗装を終えた後に足場がなかなか撤去されないことがあります。
これは、工事完了のタイミングが予定より早まったり、逆に悪天候や作業員の不足などにより撤去作業が遅れることが原因です。そのため、工事契約を結ぶ際には、足場の撤去時期に関する明確な取り決めをしておくことが重要となります。そうすることで、不要なトラブルを避け、スムーズな工事完了へと繋げることができます。
対策
万が一足場が予定通りに撤去されない場合は、業者が何らかの理由で遅れが生じていることをお客様に事前に伝えるべきです。連絡がない場合には、お客様が自ら業者に連絡を取り、状況の確認と解決策の話し合いを行うことが必要になります。
このような問題を避けるためにも、業者選びは慎重に行い、施工前に撤去のスケジュールを明確にしておくことが大切です。
8.仕上がりがイメージと異なる
外壁塗装を行う際、仕上がりが想像と異なるといったトラブルはよく起こります。
この問題には主に二つの原因があります。一つ目は、選定した色が塗られたものの、実際に塗装が完了すると想定していたイメージとは異なる結果になるケースです。これは、光の当たり方や周囲の環境によって色の見え方が変わることが原因であることが多いです。色の見え方や選ぶときの注意点などを理解しておくことが重要です。
二つ目は、塗装業者が誤って異なる色を塗ってしまうケースです。こちらは明らかな施工ミスによるもので、業者との事前のコミュニケーション不足や仕様の確認ミスが原因で起こり得ます。
対策
外壁塗装を行う際、色選びは特に慎重に行うべきです。色見本やカラーシミュレーションを活用しても、実際の仕上がりが想像と異なることは少なくありません。太陽光や照明の影響で色の見え方が変わるため、環境を考慮した色の選定が不可欠です。
万が一、イメージと異なる仕上がりになった場合、お客様の意向による塗り直しは追加の費用負担が伴います。しかし、塗装業者の手違いで色が誤っていた時は、その費用は発生せず、業者の責任で無料で対応されることが一般的です。
適切な色選びと納得のいく仕上がりを得るためには、事前に色の見え方についての理解を深め、仕上がりのイメージを正しく把握するとともに業者とのコミュニケーションを密に取ることが肝心です。
参照:外壁色の基本ルール!あなたの家に最適な色はどれ?失敗しないために覚えておきたい色の法則
9.塗装後すぐに色褪せと剥がれ、浮きなどが起こる
外壁塗装を行った後直ぐに、塗膜が剥がれたり、浮いたり、サビが生じたりする原因は、ほとんどの場合、施工上のミスによるものです。
例えば、高圧洗浄での汚れ落としが不充分であったり、下地処理が適切に行われていなかったりすると、塗料がしっかりと密着せず、後に剥離や浮きの原因になります。
また、塗料を適切な環境下で扱わず、適正な乾燥時間を確保しなかった場合も、塗膜の品質に悪影響を及ぼす可能性があります。
対策
施工不良は2~3年後に明らかになることが一般的ですが、初期段階での発見は困難です。そのため、トラブルを防ぐためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
保証制度やアフターフォロー体制が整っているかを確認しましょう。
万が一トラブルが発生した場合でも、保証期間内であれば無償での補修が可能な場合が多いです。保証の範囲や期間は業者によって異なるため、契約前に詳細をしっかりと確認することが肝心です。
適切な業者選びと保証内容の把握が、外壁塗装の成功への第一歩と言えるでしょう。
10.塗り残しや塗忘れ、ムラがある
下地処理が不完全だったり、作業を急いだりすると、塗膜が均一にならず色ムラを招く原因となります。さらに、塗料の希釈が適切でないと、塗りムラが生じることがあります。塗りムラや色ムラは美観が損なわれるだけでなく、部分的に保護力が低下していることになるので注意しましょう。
塗装作業は熟練の職人の手によって行われるものの、人の手が加わる以上、完璧を期待するのは難しいものです。信頼できる業者であっても、小さな塗り忘れが発生する可能性は否定できません。そのため、施工後はしっかりとチェックを行い、もし問題があれば迅速に対応を求めることが重要です。
対策
工事完了後に塗り残しをきちんとチェックしてくれるような信頼できる塗装業者を選ぶことが第一です。もし、塗り漏れや色ムラが見つかった場合は、追加料金なしで修正作業が行われるべきです。
こうしたトラブルを避けるためにも、工事完了後は業者と一緒に仕上がりをチェックするのが一番です。気になる箇所があればその場で業者に伝え、補修を依頼しましょう。後から見つかった場合でも、すぐに業者に連絡を入れましょう。
11.依頼した業者が倒産して保証が受けられない
外壁塗装の際には、長期保証や丁寧なアフターサービスを提供する施工業者を選ぶことが重要です。しかし、万が一、選んだ業者が経営破綻してしまうと、約束された保証を享受することができなくなるリスクがあります。そのため、業者選びには慎重になり、事前にその信頼性や実績を念入りに調査することが大切です。また、保証内容が明記された契約書を取り交わすことで、後々のトラブルを避けることができます。
対策
業者が倒産してしまった場合、保証やアフターサービスが受けられなくなるリスクがあります。このようなトラブルを避けるためには、業者選びの段階で保証内容をしっかりと確認しましょう。
一部の業者では、塗料メーカーと連携してW保証を提供している場合があります。これにより、仮に施工業者が経営破綻したとしても、メーカー側から保証を受けられる可能性があります。そのため、契約前にはどのような保証体制が整っているのかを明確にしておくことが、後々のトラブルを回避する鍵となります。
施工業者が提供する保証内容には、工事完了後の品質保証や、定期的なメンテナンスサービスが含まれることが一般的です。これらのサービスがしっかりと提供されるかどうか、契約する前には詳細を確認し、安心して工事を任せられる業者を選ぶことが重要です。
トラブル発生時の対応策と相談先
トラブルが起きた際には、冷静に行動を起こしましょう。最初のステップとして、施工を行った業者に連絡を取り、問題点を明確に伝え、適切な修正を依頼します。業者との交渉がうまくいかない場合は、次の手段として第三者機関へ相談を持ちかけることができます。ここでは、専門家が中立的な立場でアドバイスをくれるでしょう。
それでも問題が解決に至らない場合、最終手段として法的な支援を求めることになります。この時点で弁護士に相談することになると、費用が発生することを覚悟しなければなりませんが、専門家の助けを借りて適切な解決を目指すことが可能です。
外壁塗装に関するトラブルは、事前にしっかりとした業者選びと契約内容の確認を行うこと、そしてみなさんが塗装の知識を身に着けることでトラブルを未然に防ぐことができます。
トラブル発生時に頼れる第三者機関
・消費者生活センター
・住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)
最後に
外壁塗装には、さまざまなトラブルが潜んでいます。重要なのは、工事を始める前に可能性のある問題点を理解し、それぞれに対する解決策を把握しておくことです。
トラブルを避ける最良の方法は、業者とのコミュニケーションをしっかりと取ることです。契約を結ぶ前に、見積もりの詳細や契約内容を念入りにチェックしましょう。細かい部分まで目を通すことで、後からの誤解や不満を回避できます。
もし問題が生じた場合は、まずは業者との話し合いを試みてください。それでも解決に至らない時は、消費者センターや法律の専門家などの公的な支援を求めるのも一つの手です。
外壁塗装におけるトラブルは予期せぬものですが、十分な準備と知識があれば、その多くを未然に防ぐことができるでしょう。信頼性の高い業者選びと、契約内容の徹底的なチェックが成功のカギです。
プロタイムズ長野若里店では、これまでの施工実績の多さと高い技術力を持つ職人によって、さまざまな塗料を使用した塗装を行っています。運営本部が塗料メーカーだからこそ、塗料の製品保証と工事保証のW保証が受けられるというメリットがあり、最長10年の安心保証がついています。
施主様の安心と満足のために、施工後も長期に渡りしっかりとサポートさせていただきます。
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