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外壁塗装の正しい工程とは?
2025.10.14
外壁塗装
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外壁塗装を行う際、その工程は細かく分けられ、それぞれに重要な役割があります。
まず始めに、地域の住民への配慮として、挨拶回りを行います。この一歩が、工事期間中の円滑なコミュニケーションの基盤を築きます。
次に、作業の安全と効率を確保するため、足場の組立てに入ります。この際、飛散防止メッシュシートを設置し、作業中の塗料やほこりが周囲に影響を与えないよう配慮します。
その後、高圧洗浄機を使用して外壁の汚れや古い塗膜を徹底的に除去。これにより、塗料の密着を高めるための下地が整います。
養生作業では、塗装しない部分や周囲の物を保護するため、カバーを施します。
続いて、外壁の状態を均一にするための下地処理を行い、小さな傷やひび割れを修正。
下地調整が完了したら、いよいよ外壁塗装の本番です。下塗りから始め、中塗り、上塗りと段階を踏み、塗膜の耐久性や美観を高めます。
最後に、養生を取り外し、仕上がりを確認。細部にわたりチェックを行い、問題がなければ作業は完了となります。この一連の流れを丁寧に実施することで、外壁塗装はその真価を発揮し、家全体の美観と機能性を長期間保つことができます。
各工程の説明
1.隣人への挨拶と報告

外壁塗装作業を始める前に、隣人への挨拶と事前報告は欠かせません。
この作業は、工事に伴う騒音やトラックの出入り、シンナーのような強い匂いが周囲に影響を及ぼす可能性があるため、特に重要です。
工事の期間や具体的な作業内容を予めご近所様に伝えることで、不快感やトラブルを未然に防ぎます。
この挨拶回りは、単に情報を共有するだけでなく、近隣住民との良好な関係を築くための第一歩ともなります。工事の進行においても、スムーズに進めるための礼儀として非常に重要な役割を果たします。
※注意点
- 工事の期間、主な作業内容、作業時間帯を明確に伝えること。
- 騒音や匂いなど、工事によって発生する可能性のある不便について事前に説明し、理解を求める。
- 挨拶回りは工事開始の数日前に行い、必要に応じて連絡先を伝えることで、万が一の際の対応をスムーズにする。
- 工事中に発生したご近所様からの質問や懸念には迅速に対応し、信頼関係を保つこと。
2.足場の組立

外壁塗装を始める前に、まず最初のステップとして足場の組立があります。この工程は安全な作業環境を確保するために不可欠です。
作業を始める前には、近隣住民の方々への挨拶回りを欠かさず行います。これは、工事に伴う騒音や作業員の出入りによるご迷惑を最小限に抑え、理解を求めるための大切な一歩です。
足場を設置する際には、専門の技術が必要とされます。
このため、経験豊富なプロフェッショナルによる正確な計測と、作業の安全性を確保するための厳しい基準が設けられています。
足場の設置は、作業員が高所で作業を行う際の安全を守り、塗装作業の質を高めるためにも重要な工程です。
※注意点
- 近隣住民への事前の挨拶を忘れずに行うこと。これにより、工事期間中の理解と協力を得やすくなります。
- 足場の設置は専門の業者に依頼し、安全基準を厳守すること。不適切な設置は作業員の安全を脅かすだけでなく、工事の質にも影響します。
- 設置作業には周囲の環境を考慮し、安全な通行の確保や騒音対策も忘れずに行うこと。
3.高圧洗浄

外壁塗装を成功させるためには、高圧洗浄の工程が非常に重要です。この段階では、外壁に付着した頑固な汚れやカビ、藻を効率良く除去します。
高圧洗浄機を使用して、外壁表面を丁寧に洗い上げることで、塗装前の理想的な清潔な状態を実現できます。この工程を適切に行うことで、塗料の密着性が向上し、仕上がりの品質に大きく寄与します。
※注意点
- 高圧洗浄機の使用時は、適切な圧力設定が必要です。過度な圧力は外壁を傷つける原因になるため、慎重に調整しましょう。
- 洗浄作業を行う際は、水が建物内部に侵入しないよう、窓やドアの隙間を事前にチェックし、必要に応じて防水対策を施してください。
- カビや藻の除去後は、洗浄した表面が完全に乾燥するまで待つことが重要です。塗装を行う際に表面が湿っていると、塗料の密着性が低下する恐れがあります。
4.養生

外壁塗装工程の重要な一環である養生について解説します。
養生とは、塗装作業中にドア、窓、床、植木など塗料がかかってはいけない箇所を保護するため、ビニールシートやマスキングテープを使用して覆う作業のことです。
この工程を丁寧に行うことで、不要な場所への塗料の飛散を防ぎ、作業の品質を向上させることができます。
塗装作業において、養生は見た目の美しさだけでなく、安全面でも非常に重要です。例えば、窓ガラスやドアノブに塗料がついてしまうと、除去するのが困難になり、最悪の場合、交換が必要になることもあります。
また、植木や花壇などに塗料が飛散すると、植物にダメージを与える可能性があります。そのため、養生は塗装作業の品質を左右する非常に重要な工程と言えるでしょう。
養生は、塗装作業の前に行われ、塗料が飛散しそうな箇所をしっかりと覆います。ビニールシートやマスキングテープを利用し、風で飛ばされないように固定することが重要です。
この工程を怠ると、塗装の仕上がりに影響が出るだけでなく、追加の清掃作業が必要になり、結果的に工期の延長や追加費用が発生することになります。
※注意点
- ビニールシートやマスキングテープは、しっかりと固定し、風で飛ばされないように注意する。
- 植木や花壇など、塗料が飛散する可能性のある箇所は特に丁寧に養生する。
- 養生材の取り外し時には、塗料が乾燥していることを確認し、慎重に作業を行う。
5.下地処理

下地処理は、外壁塗装の品質を左右する重要な工程です。
この段階では、塗装を行う前の外壁の状態を整え、塗料の密着を高めるための準備を行います。
特に、雨戸や破風などに使用される金属部分がある場合、これらの部分にはサビが発生しやすいため、塗装前には適切なさび止め処理が必須となります。
さび止め処理を施すことで、塗料の密着性が向上し、長期にわたる耐久性を確保することができます。この工程を怠ると、せっかくの塗装が早期に劣化する原因となり、結果的にメンテナンスコストの増加を招くことになりかねません。
※注意点
- 金属部分には必ずさび止め処理を施すこと。これにより、塗装の耐久性が大幅に向上します。
- 下地処理は塗装の品質を左右するため、丁寧に行う必要があります。適切な準備が施されていないと、塗料の密着が悪くなり、塗装の持続性が低下します。
- 下地の状態に応じて、適切な処理方法を選択すること。金属以外の部分にも、補修や清掃が必要な場合があります。
6.下地調整

外壁塗装の工程において、下地調整は非常に重要です。
この段階では、外壁の状態を丁寧にチェックし、ひび割れやクラックの補修、さらにはサイディングの目地に使用されるシーリング材の打ち替え作業が行われます。
こうした下地の調整作業によって、塗装の品質と耐久性が大きく左右されるため、細心の注意を払って行う必要があります。
※注意点
- ひび割れやクラックは、見逃しやすい小さなものからしっかりと補修することが重要です。
- シーリング材の打ち替えは、古い材料を完全に除去した後、新しい材料を充填することで、水漏れ防止に効果的です。
- 下地調整作業を急ぐと、後の塗装工程に悪影響を及ぼす可能性があるため、十分な時間を確保することが肝心です。
7.軒天井の塗装、下塗り

軒天井の塗装工程では、特に防カビ性と通気性を兼ね備えたエマルション塗料の使用が推奨されます。
この塗料は、軒天井の特性に最適で、長期間にわたり美観を保つとともに、機能性を維持するための重要な選択肢となります。
※注意点
- 塗料選びでは、軒天井の条件に合った防カビ性、通気性のあるものを選ぶことが重要です。
- 下塗りは、塗料の密着を高め、耐久性を向上させるために欠かせません。
- 塗装前には、軒天井の表面を清掃し、ひび割れや損傷がないか確認することが必要です。
8.下塗り

外壁塗装の工程における下塗りは、塗装の品質を左右する重要なステップです。
この段階では、シーラーやプライマー・フィラーといった下塗り専用の塗料を使用して、外壁の表面に均一な層を形成します。
このプロセスにより、外壁の下地が強化され、最終的な仕上げ塗料の密着力が向上します。下塗りの正確な施工は、塗装の耐久性を高め、長期にわたり美観を保つために不可欠です。
※注意点
- 下塗り塗料の選定には、最終的な仕上げ塗料との相性を考慮することが重要です。
- 塗装面の汚れやほこりは、下塗りを行う前に完全に除去してください。
- 均一な厚さで塗布することで、仕上がりの質が向上します。
- 気温や湿度が塗装作業に大きく影響するため、適切な条件下で作業を行うことが望ましいです。
9.中塗り

中塗り工程では、外壁塗装の耐久性と美観を高めるために、塗膜の厚みを適切に加える役割を担っています。
この段階では、最終的な上塗りで使用する塗料と同種のものを使用し、均一な厚みとなるよう丁寧に施工します。この工程を通じて、塗装の基本的な強度を形成し、外壁の保護機能を向上させることが目的です。
※注意点
- 塗料は均一に塗布することが重要です。不均一な塗布は、見た目の美しさだけでなく耐久性にも影響します。
- 使用する塗料は、上塗りにも使用するものと同じ種類のものを選ぶこと。これにより、塗膜の一体感が保たれ、最終的な仕上がりの質が向上します。
- 中塗りの際は、気温や湿度などの環境条件を考慮し、塗料の乾燥時間にも注意を払う必要があります。適切な条件下で作業を行うことで、塗膜の品質を保つことができます。
10.上塗り

外壁塗装のフィナーレとしての上塗りは、家の見た目を大きく左右し、塗装の耐久性にも直結します。
この段階では、塗料の特性を最大限に活かし、美しい仕上がりを目指すことが重要です。
上塗りは、これまでの下地処理や中塗りが丁寧に行われた結果、その効果を発揮します。適切な方法で上塗りを施すことで、塗料の機能が充分に発揮され、長期にわたって家を守ることができるのです。
※注意点
- 上塗りは、均一に塗布することが重要。ムラにならないよう注意しましょう。
- 使用する塗料の種類によって、適切な塗り方が異なるため、事前に確認が必要です。
- 気温や湿度が塗装に影響を与えるため、適切な条件下で作業を行うことが望ましい。
- 上塗りの際は、前の工程で塗った塗料が完全に乾燥していることを確認してください。
11.養生取り外し~完了

外壁塗装の最終段階において、高圧洗浄で保護した箇所の養生材を慎重に取り除く作業が行われます。
この時、塗装作業で使用された足場も丁寧に解体され、撤去されることになります。
作業の全てが終わった後は、職人による細部までのチェックが入り、仕上がりの品質を確認します。これにより、外壁塗装の工程はすべて完了します。
※注意点
- 養生材の取り外しは、壁面や窓などを傷つけないよう慎重に行う必要があります。
- 足場の解体・撤去作業は、安全に配慮しながら進めることが重要です。
- 最終チェックでは、塗装のムラや漏れがないか、細かく確認を行います。
まとめ
外壁塗装を計画する際には、その工程を理解しておくことが重要です。
全体を通じて11のステップに分かれている工程を把握しておくことで、工事の進行状況を把握しやすくなり、安心して作業を任せられるでしょう。
特に、どのタイミングでどのような作業が行われるのかを知っておくことは、計画的にプロジェクトを進める上で大きな助けになります。そのためにも、工事の進捗を追える工程表を手に入れることをお勧めします。
さらに、外壁塗装を行う際には、工事にかかる期間や塗装作業中の生活への影響など、知っておくべき点がいくつかあります。
これらの情報を事前に知ることで、工事期間中の生活をよりスムーズに、そして快適に過ごすことができるでしょう。
外壁塗装は単なる家の美観を保つためだけではなく、住宅を長持ちさせるためにも重要な工事です。そのため、正しい工程とそれに伴う準備を理解しておくことは、家を守るためにも非常に価値があります。
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