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【要注意】外壁塗装を30年放置するとどうなる?劣化のリスクと取り返しがつかなくなる前の対策
2025.07.18
外壁・屋根塗装のタイミング
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「30年間、外壁塗装をしていないけど大丈夫?」
「実家の外壁、築30年になるけど特に問題なさそう…」こうしたお悩みや疑問を持つ方は少なくありません。
しかし結論から言うと、外壁塗装を30年間放置するのは非常に危険です。外壁は家を風雨・紫外線・温度変化などの外敵から守る“防御壁”ですが、年月とともに塗膜は確実に劣化していきます。
放置することで、外壁だけでなく建物の構造まで深刻なダメージを受けてしまう可能性があるのです。
本記事では、外壁塗装を30年放置するとどうなるのか、その具体的なリスクや発生しうる被害、正しいメンテナンスの考え方まで徹底解説します。
☑ 30年放置することで起きる5つの深刻なリスクとは
☑ 塗装は30年経つ頃には完全に「寿命切れ」
☑ 劣化が進んだ外壁に現れる症状とは
☑ 今からでも間に合う、外壁メンテナンスの方法を紹介
外壁塗装を30年放置することで起きる5つの深刻なリスク

外壁塗装を30年間も放置すると、以下のような深刻な問題が起きる可能性があります。
① ひび割れ・剥がれの発生
経年により塗膜は硬化し、外壁材が収縮や振動に耐えきれず、細かなクラック(ひび割れ)が発生します。やがて塗膜が剥がれ、防水性はゼロに。

② 雨水の侵入と外壁材の腐食
塗膜の劣化により防水性が失われると、雨水が壁の内部まで浸透しやすくなります。内部の断熱材や下地材が腐食し、建物の寿命を縮める結果に。
③ 雨漏り・カビ・結露の発生
湿気が壁内部にこもると、カビや結露の発生リスクが急増。これが室内にまで達すれば、健康被害につながるおそれもあります。

④ シロアリや害虫の侵入
湿気を好むシロアリが木材部分に侵入し、柱や梁を劣化させる可能性も。外壁の隙間や割れ目は、ゴキブリ・ムカデなどの害虫の侵入口にもなります。
⑤ 家の資産価値が大幅に低下
見た目の劣化だけでなく、内部まで傷んでいると評価され、将来の売却や賃貸時の価格に大きなマイナスになります。
外壁塗装の耐用年数とは?30年は完全に「寿命切れ」

どんなに高性能な塗料でも、外壁塗装には必ず「寿命=耐用年数」があります。
● 一般的な塗料の耐用年数
塗料の種類 | 耐用年数の目安 |
アクリル系 | 約5〜8年 |
ウレタン系 | 約8〜10年 |
シリコン系 | 約10〜18年 |
フッ素系 | 約15〜25年 |
無機系(高耐久) | 約20〜25年超 |
つまり、どんな塗料を使っていても、30年は確実に「塗膜が機能していない状態」です。特に築30年以上で一度も塗装していない家は、すぐに診断が必要です。
劣化が進んだ外壁に現れる症状とは?
30年放置した外壁には、以下のような症状が多く見られます。
劣化症状 | 状態・特徴 |
チョーキング | 外壁を触ると白い粉がつく=防水機能の低下 |
クラック(ひび割れ) | 0.3mm以上のひびは雨水侵入のリスク |
塗膜の剥がれ | 外壁が直接雨風にさらされ、素材自体が傷む |
カビ・苔・藻 | 外壁表面に緑・黒の変色=湿気が溜まりやすい状態 |
反り・浮き | 外壁材の膨張収縮により、剥離・浮きが発生 |



被害が構造まで進行したらどうなる?修繕費は?
塗装ではカバーできないほど傷みが進むと、外壁材の交換や下地補修が必要になります。
その際の費用は塗装とは比較になりません。
工事内容 | 費用の目安(30坪) |
外壁塗装のみ | 約80万〜120万円 |
外壁+下地補修 | 約150万〜200万円 |
外壁全面張り替え | 約250万〜400万円 |
雨漏りによる内装修繕 | 20万〜100万円以上 |
塗装を先延ばしにすることで、後々の修繕コストが倍増する危険があるのです。
塗装しない方が安い?放置が招くコスト増の落とし穴

「今は予算がないから、塗装は先延ばしでいいや…」
このような考えは、短期的にはコスト削減に見えて、長期的には高額な支出につながる可能性が大です。
・小規模な塗装:100万円前後
・大規模補修や張り替え:200万〜400万円
・雨漏りによる内装リフォーム:100万円超えるケースも
定期的に塗装メンテナンスをしていれば防げたはずの出費が、結果的に大きなダメージとなって返ってくるのです。
今からでも間に合う!放置後の対応とメンテナンス方法
もし、30年以上塗装していなかったとしても、今からの対応で被害を最小限に抑えることは可能です。
● ステップ1:外壁診断を受ける(無料診断もあり)

プロによる点検で、劣化の進行状況をチェックしてもらいましょう。
● ステップ2:必要に応じて補修+塗装を検討
状態によっては、塗装では済まない箇所の補修が必要になる場合もあります。
● ステップ3:今後のメンテナンス計画を立てる
使用する塗料のグレードや予算を決め、長期的なスパンで再劣化を防ぐ対策を取るのがベストです。
外壁塗装の適切なタイミングと塗料選びのポイント
外壁塗装は10〜15年ごとが基本の目安ですが、立地や気候、素材によって変わります。

● 適切な塗り替えタイミング
・前回の塗装から10年以上が経過
・色あせ・チョーキングが見られる
・ひび割れ・剥がれなど明らかな劣化症状がある
● 塗料の選び方
塗料種類 | 特徴 | 耐用年数 |
シリコン | コスパ良・標準的 | 10〜18年 |
フッ素 | 高耐久・高価格 | 15〜25年 |
無機 | 最も高耐久 | 20〜25年超 |
※築30年以上の場合は、「耐用年数の長い塗料」で再塗装するのがおすすめです。
まとめ|30年放置する前に。外壁メンテナンスは“家の保険”

外壁塗装を30年放置すると…
・外壁材がひび割れ・剥がれでボロボロに
・建物内部まで劣化が進行
・カビ・シロアリ・雨漏りなどの被害が発生
・修繕費用が大幅に増加
つまり、今すぐ塗装すべきレベルの末期状態”になっている可能性が非常に高いのです。
外壁塗装は、単なる見た目のリフォームではなく、「住まいを守るための保険」のようなもの。
放置するほど家にダメージが蓄積し、元に戻すのが難しくなっていきます。
「うちは30年塗装していないかも…」という方は、ぜひこの機会に家の状態を見直してみてください。
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