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外壁塗装を検討し始めるきっかけとして「外壁の汚れが目立ってきた」という理由が最も多く、外壁の汚れは、早ければ築5~7年程で気になり始めることが多いようです。

しかし、なぜ外壁が汚れるのか、そしてきれいな外壁を保つにはどのような対策をすればいいのか、具体的に知っている方は少ないかもしれません。
まずは外壁が汚れる原因を知ることが大切です。
原因を理解すれば、効果的な対策を講じることができ、外壁を美しく保つことができます。

外壁の汚れは放置すると、見た目だけでなく建物の寿命にも影響を与えることがあります。
この記事では、外壁が汚れる原因を知り、きれいな外壁を長続きさせる方法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

この記事のPOINT

☑ 外壁の汚れの主な原因は、排気ガス、カビやコケ、油汚れ
☑ 凹凸がある外壁、風通しが悪い、交通量が多い環境では汚れやすい
☑ 汚れを防ぐには、塗料、塗装の色、水切りの設置と定期的な洗浄、が効果的
☑ 半年~1年に一度の洗浄で落ちないなら、プロに任せるのがおすすめ

外壁汚れの主な原因はこれ!

雨だれや排ガスによる汚れ

雨だれは雨水が壁を伝って流れることで発生します。空気中の汚れやほこりが雨水に混ざり、外壁に付着してしまうのです。
特に、排ガスや工場からの煙などが多い地域では、化学物質が雨水に溶け込み、外壁に雨筋のように残ることがあります。

「外壁がなんだか黒ずんで見える…」と感じたことがある方もいるでしょう。これは排ガスの影響が大きいです。

カビやコケの発生

カビやコケの発生は、外壁の美観を損なうだけでなく、建物自体の劣化を早める原因となります。

これらの微生物は、湿気が多い環境を好み、日当たりが悪く風通しの悪い場所に特に発生しやすいです。特に梅雨や雨の多い季節には、温度と湿度が高まり、カビやコケが急速に広がることがあります。

外壁の素材によっても汚れやすさは異なります。表面が凸凹している素材はカビやコケの胞子が付着しやすく、また吸水性の高い素材はカビやコケの栄養源となりやすいです。

換気扇や排気口からの油汚れ

換気扇や排気口から排出される油を含んだ空気や水蒸気が、外壁に付着し、そこにほこりやゴミが吸着して汚れを蓄積します。

外壁についた油汚れはキッチンの油同様、こびりつくとなかなかきれいに落とせません。汚れが軽いうちに落としておくのが良いでしょう。
この油分が長期間放置されると、埃や汚れを吸着しやすくなり、外壁が黒ずんで見えることがあります。

鳥のフン

乾いてこびりついた鳥のフンは、取り除くのが大変です。鳥のフンには金属やコンクリートを劣化させる成分が含まれていますので、なるべく早く取り除きたい汚れです。
水で柔らかくしてから拭き取ると落としやすいです。素手で触らないように注意しましょう。

外壁が汚れやすくなる要因がある

外壁が汚れやすくなる要因には、さまざまなものがあります。

壁の凹凸や素材による影響

壁の素材やデザインは、外壁の汚れやすさに大きく影響します。
壁の凹凸が多いと、溝に汚れが溜まりやすく、水はけが悪くなるため汚れやカビやコケが発生しやすくなります。

表面が細かく凸凹している外壁や、表面がザラザラしている外壁は砂やホコリが溜まりやすく、雨水が流れにくいので汚れやすいです。

サイディング外壁においても、横に長い溝のあるデザインは汚れが溜まり、筋状の汚れが目立ちやすい可能性があります。装飾部が多いデザインは汚れが滞留しやすく部分的に汚れが付きやすいです。

環境条件と風通しの悪さ

湿気がたまりやすい場所では、空気の流れが悪く、湿度が高くなるため、カビやコケが繁殖しやすくなります。さらに、風通しが悪いと、外壁に付着した汚れが自然に洗い流されることが少なくなります。
ベランダ下や庇の下は雨が当たりにくく、汚れが流されにくい場所です。湿気も溜まりやすいためカビやコケが繁殖しやすいでしょう。
特に隣家との距離が近い、高木・植栽が外壁に接近している家は日当たりが悪く、池や田んぼに近い場所は胞子が多く飛ぶため、カビやコケが発生しやすいなどの要因があります。

交通量の多い場所の影響

交通量の多い場所に建つ建物の外壁は、特に汚れやすい傾向があります。主な原因は、車の排ガスや微細な粉塵が外壁に付着することです。これらの汚れは、時間が経つと外壁の表面にしっかりとこびりつき、見た目を悪化させるだけでなく、素材の劣化を早めることもあります。

交通渋滞が頻繁に発生するエリアでは、排ガスの濃度が高くなり、外壁への影響が増大します。

外壁の美しさを維持するには

外壁の汚れは建物の美観を損ない、長期間放置すると劣化を早める原因にもなります。特に上で説明した外壁が汚れやすくなる要因に当てはまる場合には、下記の対策を参考にしてみてください。

定期的なメンテナンスと洗浄

自身でできる一番簡単な方法は、外壁の定期的な洗浄です。
年に1〜2回の定期的な外壁洗浄をするときれいな状態を保つことができます。

洗浄前には、外壁の状態をチェックし、ひび割れや塗装の剥がれがないか確認することも忘れずに。
洗浄は、高圧洗浄機を使用すると、外壁自体を傷つけてしまう恐れがありますので、ご家庭では使用しない方が良いでしょう。

ホースの水洗いで落ちない場合は、薄めた中性洗剤を使用しスポンジや柔らかいブラシで擦り洗いします。
外壁専用のクリーナーを利用すれば、カビやコケの発生を防ぐことができるでしょう。

汚れが広範囲にわたる場合や、高所など自身での洗浄が難しい場合はプロによる高圧洗浄サービスを受けることをおすすめします。見た目にはっきり分かる程汚れが落ちるので気持ちがいいですよ。

汚れが付きにくい塗料で塗装する

きれいな外壁を維持したいなら、「汚れが付きにくい塗料」を使うのが一番簡単な方法。
塗料の進化に伴い、単に「色を塗る」だけでなく、防汚性・セルフクリーニング機能・防カビ防藻性能など備えた「機能性塗料」が多数発売されています。

汚れが付きにくいという性質に加え、親水性が高い(汚れが水になじみやすい)という特徴を持っており、汚れが表面に付着しても、雨水と一緒に洗い流されやすくなります。

汚れが目立ちにくい色の選択

塗装の際に、汚れが目立ちにくい色を選ぶという方法も。
具体的には、ベージュやグレー、淡いブラウンなどの中間色が汚れが目立ちにくい色とされています。これらの色は、雨だれや排ガス、カビなどの汚れが付着しても目立ちにくく、外壁の見た目を長期間美しく保てます。

ただし、色によっては塗膜の劣化や細かいひび割れなどの兆候を見逃す可能性があります。
紫外線や雨風によって日々塗膜の防水性は確実に劣化しています。汚れが目立つようになってきたのは、塗膜が劣化してきたサインでもあるのです。
チョーキング(手で壁をこすって白い粉が付く)現象や目地部分の確認を定期的に行い、「塗料の耐用年数」「施工からの年数」「劣化症状の点検結果」などから再塗装のタイミングを判断しましょう。

水切りの設置

雨だれが発生しやすい窓サッシの角部分には、水切り(水受け)を取り付けることで、外壁を伝う雨水を受け流し、雨だれ汚れを抑えることができます。
水切りの設置は、雨だれによる汚れの防止だけでなく、寒冷地で起こりやすい凍害を防ぐうえでも効果があります。

水切りは新築時だけでなく、あとから取り付けることも可能ですが、自己流で設置すると効果が不十分になってしまう場合もあるため、外装リフォーム業者に相談・施工を依頼することをおすすめします

外壁の汚れを落とす効果的な方法

専用クリーナーの使用

専用クリーナーは、外壁の材質に応じた成分が含まれており、汚れをしっかりと分解します。ホームセンターや通販などで手軽に手に入れることができますが、必ず使用方法を確認し、適切な濃度で希釈することが重要です。ホースの水で落ちない汚れに使用すると良いでしょう。

ハイター(漂白剤)やクレンザー(研磨剤)は、外壁表面の塗装がダメージを受ける恐れがありますので使用しないでください。また汚れ落としのメラミンスポンジは塗膜まで削り落としてしまうことがありますので使用しないでください。
外壁を傷めないよう、スポンジや洗車用のブラシなど柔らかい素材のものを選択します。

汚れが落ちない場合の対処法は?

頑固な汚れがある場合や高所などは、自己流で無理に落とそうとすると、外壁材を傷める可能性があります。
「どうしても自分で落とせない…」と感じたときは、プロの業者に相談することをおすすめします。
専門のクリーニング業者は、外壁の素材に応じた適切な洗浄方法を持っており、特殊な洗剤や機器を使用して、効果的かつ安全に汚れを除去してくれます。

また、プロに依頼することで、汚れの原因を特定し、今後の再発防止策を提案してもらえることもあります。
費用面が気になる方もいるでしょうが、長期的に見て外壁を守る投資と考えると、適切な選択と言えるでしょう。自分の手に負えない場合は、プロの力を借りることが最善の対策となります。

まとめ:外壁の汚れを防ぐ効果的な対策

外壁の汚れ2

外壁の汚れは、美観の損失だけでなく、建物の劣化を早める原因にもなります。
排ガス、カビやコケ、ホコリや油汚れなど、外壁が汚れる原因は多岐にわたり、壁の素材や立地環境によって汚れやすさも異なります。
外壁をきれいに保つには、低汚染塗料やセルフクリーニング機能のある塗料、水切りの設置、そして定期的なメンテナンスや洗浄が効果的です。

「最近外壁がくすんできた」と感じた方は、一度専門業者に相談してみませんか?
「見た目のキレイ」はもちろん、「外壁を守るための洗浄」をご提案できるのが、プロタイムズ長野若里店の強みです。外壁の状態に合わせて、必要な洗浄範囲・方法・タイミングを丁寧に診断し、初めての方にも分かりやすく、安心してご相談いただける体制を整えております。
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