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「アメリカ西海岸のような、おしゃれで開放的な家にあこがれる」
「サーファーズハウスみたいな、かっこいい外観にこだわりたい」

そんな方に今選ばれているのが、ラップサイディング(Lap Siding)という外壁スタイル。ですが、選び方を間違えると後悔することになりかねません。
この記事では、ラップサイディングとは何か、その魅力と日本での実情まで詳しく解説します。

この記事のPOINT

☑ ラップサイディングとは、横長の板を一枚ずつ重ねて張っていく外壁工法
☑ 素材は主に窯業系、樹脂系、木質系の3種
☑ 施工が難しく、価格が高いのがデメリット
☑ 劣化症状が現れたら業者にメンテナンスを依頼する

ラップサイディングとは何か?

ラップサイディングとは、横長の板を一枚ずつ重ねて張っていく外壁工法です。
板の下端が、次の板の上に少しかぶさるように施工され、これが独特の陰影と立体感を生み出します。

もともとはアメリカやカナダなどの木造住宅に広く使われている外壁スタイルです。
日本でも、カリフォルニアスタイルの住宅サーファーズハウスなどに採用され、ナチュラルでラフな雰囲気を演出できると注目を集めています。

ラップサイディングの基本

ラップサイディングは、外壁材の一種で、板状の外壁材を横方向に重ねながら張っていく工法です。欧米でもっとも歴史があり、特に木造住宅に多く使われています。
日本においても、木造の伝統建築として古くから用いられており、「鎧張り」「下見板」「横羽目」などと呼ばれています。
このサイディングは、外壁に立体感を与え、家全体に独特の雰囲気を醸し出します。

ラップサイディングは、板を重ねて貼り付けることで、雨は全て下へ流れ落ちていくので、雨水が屋内に侵入しにくい特徴を持っています。
しかし、重ねるという特性上、施工には技術が必要であり、一般的なサイディングに比べて施工費用が高い傾向にあります。

ラップサイディングのメリット

デザイン性が高くオシャレ

ラップサイディングは、シンプルなのに表情があり、ナチュラルでおしゃれな外観になります。
サーファーズハウスやカントリースタイルとの相性は抜群。外壁材として使用されるラップサイディングは、水平に重ねて貼ることで独特の立体感を生み出し、建物全体にモダンで洗練された印象を与えます。
カラーバリエーションは一般的なサイディングに比べると少ないですが、無塗装品を買って希望の色に塗装するという選択もできます。

立体感のある外観が魅力

ラップサイディングの魅力の一つとして、立体感のある外観が挙げられます。これは、板を重ねて張ることによって生まれる独特の陰影が、建物に深みと個性を与えるためです。板を重ね合わせることで立体感が強調され、視覚的に豊かな印象を与えます。
この立体感は、特に光の当たり方によって変わる影の濃淡が、時間帯や天候に応じて異なる表情を見せることから、飽きのこないデザインとしても支持されています。

通気性が良く、壁内の湿気を逃がしやすい

ラップサイディングは、板と板の間に隙間があるため、通気性が良く、壁内結露を防ぐことができます。空気の層ができるので、結露や湿気を外に逃がしやすい点や、壁内の通気性が保たれ、カビや腐朽のリスクが軽減されるといったメリットがあります。
ラップサイディングは板と板の間に隙間ができるため、雨水が浸入しても内部に溜まらず、下に流れ落ちる構造になっています。この防水性の高さから、雨が多い地域で古くから用いられてきました。

ラップサイディングのデメリット

施工費用が高い

施工費用が高いのがデメリットです。
ラップサイディングはその独特なデザイン性や高度な施工技術から、一般的なサイディングに比べて初期投資が必要です。施工できる職人さんが少なく、また一枚一枚の板を貼り付けていく必要があるため、工期も長くなるでしょう。
また選ぶ素材によっては、定期的なメンテナンスが欠かせません。特に木質系の場合は、腐食や変形のリスクがあり、こまめな塗装が必要になります。
最終的には、初期費用と長期的なメリットをバランスよく考慮することが重要です。

細部のデザインが難しい

ラップサイディングのデメリットの一つに、細部のデザインが難しいという点があります。
ラップサイディングは、板状の素材を重ねて貼ることで美しい外観を作り出す方法です。しかし、その構造上、細かいデザインや複雑な形状を再現するのが難しく、思うようなデザインができないかもしれません。

デザインにこだわりたい方は、施工業者選びが非常に重要。ラップサイディングのデザインの難しさは、施工業者の選び方と事前の打ち合わせで解決できる場合があります。

ラップサイディングの素材選び

ラップサイディングに使用される主な素材は、主に木材、ビニール、繊維セメントなどの3つが挙げられます。

窯業系サイディングは、セメントと繊維を主成分とし、耐久性が高く、火災に強いのが特徴です。水を吸いやすいので、定期的な塗装で防水性を維持する必要があります。

樹脂系サイディングは、塩化ビニールを主成分とし、耐久性が高いのが特徴。防火性能に優れており、寒さにも強い。価格は高く、基本的に塗装は不要です。

木質系サイディングは、天然木材を使用した板材で、自然な風合いと温かみが魅力です。防火性能は期待できません。また、こまめなメンテナンスが必要です。

これらの素材はそれぞれ特性が異なるため、住宅のデザインや環境に合わせて選ぶことが重要です。選択する際には、耐久性、メンテナンスの手間、予算を考慮に入れると良いでしょう。

ラップサイディングの施工時の注意点

ラップサイディングは、デザイン性や耐久性に優れている反面、施工が難しく、専門的な知識と技術が必要です。そのため、経験豊富な業者を選ぶことが重要になります。
さらに、施工時には、気候条件や建物の構造に応じた適切な施工方法を選択することも大切です。

施工できる業者を選ぶポイント

施工できる業者を選ぶポイントは、信頼性と専門性を重視することです。まず、業者の実績を確認しましょう。過去にどのような施工を行ってきたか、具体的な事例を尋ねることが重要です。口コミや評判をインターネットで検索し、他の顧客の評価を参考にするのも一つの方法です。

次に、見積もりを複数の業者から取ることをおすすめします。価格だけでなく、施工内容やアフターサービスの充実度も比較することで、より良い選択が可能です。また、施工に関する資格を持つ業者であるかも確認しましょう。資格を有していることは、技術的な信頼性を示す指標となります。

外壁をラップサイディングにしたい場合は、施工実績があり、保証期間も設けている業者を選ぶようにしましょう。

ラップサイディングのメンテナンス

ラップサイディングの耐久性は素材によって異なり、例えば樹脂系サイディングは耐久性が高く、基本的に塗装は不要です。窯業系の場合は通常10年ごとに、木質系の場合は5~7年ごとに外壁塗装を行うことが推奨されます。
ラップサイディングはサッシ廻り、軒廻り等にシーリングを使用します。シーリングの劣化にも注意しましょう。

ラップサイディングの劣化症状

ラップサイディングも時間の経過とともに劣化することは避けられません。特に長年にわたり紫外線や雨風にさらされることで、外壁の表面にはさまざまな劣化のサインが現れてきます。
特に、以下のような症状が現れはじめたら、塗装や補修、張り替えといったメンテナンスが必要です。

色褪せやひび割れ

塗料の劣化の初期症状です。長年の紫外線や雨風によって塗膜が劣化すると防水性が落ち、素地がむき出しになるリスクがあります。ひび割れや塗装の剥がれた部分から水分が内部へ侵入すると、内部の腐食し構造材にダメージを与える恐れがあります。

板の反り・浮き・ゆがみ

湿気や乾燥を繰り返すことで、板が反ったり隙間ができたりすることも。デザイン性を重視した住宅では、美観の乱れは大きなデメリットです。美観だけでなく、破損リスクも高くなります。

コケの発生や腐食

表面にコケやカビが生えるのは、防水機能が低下してきたサイン。防水機能が落ちたまま放置すると、雨水がしみ込み、内部が腐ってしまうケースも健康被害の原因になることもあります。

まとめ

ラップサイディングは、外観の美しさやデザイン性に優れた外壁材として注目を集めています。サーファーズハウスのようなおしゃれで開放的な印象を与えるため、憧れを抱く人も少なくありません。
しかし、施工の難しさや費用の高さから、日本ではそれほど普及していないのが実情です。

業者選びは慎重に。外壁をラップサイディングにしたい場合は、施工実績があり、保証期間も設けている業者を選びましょう。
素材は窯業系、樹脂系、木質系の3種類ありますが、メンテナンスの手間やコストなどを考慮する必要があります。一般的なサイディング同様に、劣化症状が現れたらメンテナンスを行います。
ラップサイディングのメンテナンスについては、地元で経験豊富な塗装業者に相談することが快適で美しい住宅を守るための鍵となります。

プロタイムズ長野若里店は地域に特化した塗装業者で、地域で3,000件以上の実績を持つ塗装会社です。外壁の劣化症状が気になってきたら、私たちプロタイムズ長野若里店にお気軽にお問い合わせください。

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