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外壁塗装が剥がれる原因は?対処法や放置してはいけない理由を説明
2023.05.11
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「外壁塗装が剥がれてしまったのだけれど、どうすればいい?」
「剥がれを放置してもよいだろうか」
外壁塗装の剥がれを放置するのは危険です。剥がれている箇所から水が侵入し、住宅に大きなダメージを与えることにつながりかねません。
本記事では 外壁塗装がはがれる原因を紹介し、対処法や放置してはいけない理由、予防策などを紹介します。
外壁塗装が剥がれる原因
外壁塗装は、本来であれば塗料自体に簡単に剥がれないような工夫が施されています。そのため、塗膜の剥がれは緊急を要する異常自体だと想定できるでしょう。
外壁塗装で塗料が剥がれてしまう原因は、主に以下の2パターンです。
- 施工不良
- 経年劣化
施工不良
塗料には、それぞれに耐用年数があります。
塗料の種類 | 耐用年数の目安 |
ウレタン | 5〜7年 |
シリコン | 7〜10年 |
ラジカル | 15年〜20年 |
フッ素 | 15年〜20年 |
耐用年数に至る前に塗膜が剥がれた場合、施工不良の可能性があるでしょう。
例えば、悪質な外壁塗装業者の場合、塗料を薄めて使用したり、低いグレードの塗料で施工したりすることもあります。一見するとわからないため、塗装が完了したあとでは「正しい施工・塗料で工事が行われたか」を判断するのは非常に困難です。
悪質な外壁塗装業者でなくても、次のような施工不良があります。
- 希釈の調合ミス
- 下地処理の不足
- 硬化不足・乾燥不足
- 下地と上塗り塗料の良くない組み合わせ
- 手抜き工事
特に、価格が異常に安い施工業者では、トラブルが頻発することも少なくありません。信頼のおける施工業者に依頼することが大切です。
経年劣化
外壁塗装を実施して長い年月が経過している物件の場合、紫外線によってラジカルが発生してしまいます。ラジカルは劣化因子とも呼ばれ、塗料の組織を破壊してしまうとされているのです。特に、築年数が数十年以上も経過した古い物件は要注意です。
また、アクリルやウレタンで塗装している場合も気を付けてください。これらは紫外線に弱いため、地域の気候条件によっては早い段階で外壁塗装の剥がれが生じる恐れもあります。
外壁塗装が剥がれた場合の対処法
外壁塗装が剥がれてしまった場合、対処法は以下の通りです。
- 保証内容の確認
- 業者に補修を依頼
保証内容を確認する
外壁塗装が剥がれた場合は、塗り直しできるか保証内容の確認が必要です。一般的な外壁塗装の専門業者であれば、一定の保証期間を設けているケースがほとんどです。
ただし、塗装が剥がれているのかひび割れているのかを見極める必要があるでしょう。ひび割れの場合、保証に対応していないケースも珍しくありません。
また、施工不良を想定して保証を設けていない悪質業者も存在します。契約時に「保証制度はあるか」「何が保証されているのか」をしっかりと確認することが大切です。
業者に補修を依頼する
外壁塗装が剥がれた際の補修は、専門業者に依頼するのが一般的です。なぜなら、一般人が購入できる塗料は扱いやすい反面、耐久性が低い傾向にあるためです。貴重な時間を割いて塗装しても、数年程度しか持たない可能性があるでしょう。
また、二階部分など高所で作業する場合、転落による死亡事故に繋がる恐れがあります。加えて、塗料が飛散し近隣住民の車などに付着した場合、高額な賠償問題などのトラブルも発生しかねません。
このような事態を招かないためにも、専門業者に依頼することをおすすめします。
外壁塗装の剥がれを放置してはいけない理由
外壁塗装の剥がれを放置することには、さまざまなリスクがあります。特に注意すべきなのは以下の2つです。
- 雨漏りにつながる
- 住宅の寿命が縮む
雨漏りにつながる
外壁塗装の剥がれを放置すると、雨漏りに発展してしまう恐れがあります。外壁塗装は住宅に水を侵入させないバリアのような役割を担っているためです。外壁塗装が剥がれてしまうと、外壁に直接、水が侵入してしまいます。
外壁に使用されているサイディングやモルタルといった材料には、ほとんどの場合、防水機能が備わっていません。そのため、外壁塗装の剥がれが生じた部分から徐々に水の侵入経路が広がり、最終的には雨漏りにつながります。
雨漏りが発生した場合には、外壁工事といった外壁塗装以上の費用が伴う修繕を施さなければいけません。このようなトラブルを防ぐためにも、剥がれは早めに対処しましょう。
住宅の寿命が縮む
上述したとおり、外壁塗装の剥がれを放置すると、建物に水の侵入経路が生まれてしまいます。建物に水が侵入してしまうと、以下のようなトラブルにつながる恐れがあります。
- 外壁の腐食
- シロアリの発生
- 柱の腐食
- 基礎の腐食
- 家の傾きが発生
最悪のケースでは、家の傾きなど中古物件が購入できるほどの高額な修繕費用になる可能性もあるでしょう。
加えて、傾きが生じた住宅は瑕疵(かし)物件と呼ばれ、告知事項が必要になります。瑕疵物件は一般的に購入されづらいため、売却する際にも大きな影響が生じかねません。
外壁塗装の剥がれを起こさないための予防策
外壁塗装は剥がれを起こさないための予防が大切です。 予防策は主に3つあります。
- 工程表を確認する
- 工事現場で進歩を確認する
- 信頼できる業者を選ぶ
工程表を確認する
事前に押さえておきたいポイントの1つが工程表の確認です。確認することで、外壁塗装に必要な工程を省く手抜き工事を発見することができます。
特に、押さえておきたいポイントは以下の点です。
- 高圧洗浄の有無
- 金属部分のケレン作業
- 下塗り・中塗り・上塗りの工程確認
- 使用している塗料の詳細
高圧洗浄は下地が付着する際に、長年積み重なった汚れが剥がれの要因となることもあります。そのため、外壁塗装の機能を正しく発揮するためには欠かせない工程です。
また、サビといった劣化部分も、塗膜の剥がれを引き起こす原因になることがあります。金属部分は、通常であれば外壁塗装を施す前にケレン作業を行います。
下塗り・中塗り・上塗りといった作業の工程だけでなく、使用している塗料の詳細も把握しておきましょう。
工事現場で進捗を確認する
工事現場に赴いて、進捗を直接確認することも大切です。施行不良は、施行が完了してしまうとプロの目でも簡単には見抜けません。そのため、おかしな点を発見したときに、すぐ指摘することが理想です。
ただし、遠方の賃貸物件など、依頼主が直接現場まで足を運べないこともあるでしょう。この場合、施工前・施工後の写真を送ってもらうといった方法があります。不安に思う場合、施工中の写真も送ってもらいましょう。このようにこまめに確認することで、リスクを最小限に抑えることができます。
信頼できる業者を選ぶ
最も重要なポイントは、信頼できる施工業者を選択することです。外壁塗装は、施工業者の技術が直接品質に影響を及ぼします。
信頼できる業者を選ぶポイントは、以下の通りです。
- 不自然な割引がない
- 直接訪問営業を行なっていない
- 豊富な実績がある
- 自社職人による施工が行われているか
- 保証が設けられている
- 保証期間短すぎない
施工不良が発生する事例として多いのは、社内で利害関係が対立する営業と職人によるトラブルです。数字や実績を少しでも多く取りたい営業が無茶なセールスを行った結果、現場では仕事を抱えきれず、手抜き工事が発生するといった事例も珍しくありません。
また、業者の中には、下請けに再発注するケースもあります。場合によっては、下請けの下請けが存在することもあるでしょう。このような場合、現場監督の目が届かない場所で、手抜き施工が実施される恐れもあります。自社職人による施工が行われているかどうか、実績が豊富かどうかも信頼できる施工業者を判断するうえで重要です。
外壁塗装が剥がれてしまったらプロタイムズ長野若里店へご相談ください
外壁塗装の剥がれに関して、押さえておきたいポイントをまとめます。
- 外壁塗装が剥がれる原因は、施工不良や経年劣化が多い
- DIYは自身の労力が必要なうえ、死亡事故に繋がる恐れがある
- 剥がれを放置すると雨漏りに発展し、建物の寿命を縮める
- 施工不良を引き起こさないために、作業工程や進捗を確認する
- 確実な予防策は、信頼できる外壁塗装の施工業者に依頼する
重要なのは施工業者選びですが、「どこに頼めばいいかわからない」という方も少なくないでしょう。信頼できる施工業者にお願いしたい場合、株式会社霜鳥にお任せください。プロタイムズ長野若里店は地域に特化しており、3,000件以上(全国累計施工棟数10万件)の施工実績を誇ります。
すべて自社職人が担当するため、施行不良を未然に防ぐことができます。外壁塗装が剥がれてしまった場合、お気軽にお問い合わせください。
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