スタッフブログ

太陽の光は私たちにとって欠かせないものですが、家にとっては確実にダメージを与えるものになります。

5月から7月にかけて紫外線量はピークに達します。
長野県は特に紫外線(UV)の強い地域のため、降り注ぐ紫外線量が多く、他の地域よりも劣化の進行が早い傾向にあります。
紫外線量がピークを迎える前に屋根や外壁を点検・補修しておけば、ダメージを最小限に抑えることが可能できるでしょう。

今回は、紫外線が住宅にどのような影響を与えるのか、紫外線の強い地域に住んでいる方が注意すべきポイント、そして紫外線に強い家にするためのメンテナンスについて詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

☑ 紫外線量は年々増加している
☑ 紫外線の強い地域は、劣化の進行が早い
☑ 紫外線の影響とは?劣化段階ごとに紹介
☑ 紫外線による劣化を抑えるためにできること

■ 標高が高い地域では紫外線量が多い

紫外線の量は、地域や気象条件によって異なります。特に、標高が高い地域では空気が薄く、紫外線がより強く地表に届くといわれています。標高の高いところは、低いところに住む人たちと比べてより強い紫外線を浴びるため、家も人も、より大きな影響を受けます。

例えば、長野県や山梨県、岐阜県などの高地エリアでは、平地よりも10〜20%以上多い紫外線量を受けることが確認されています。そのため、こうした地域では、他の地域よりも紫外線による劣化スピードが早まりやすいのです。

紫外線量は年々増加している

日本気象協会

気象庁によると、1年間に地表に届く紫外線の量は年々増加傾向。増加率は10年当たりで4.6%にあたるということです。
その主な原因は紫外線を散乱・吸収するエアロゾルが減少しているためと考えられています。
つまり、大気中のちりや汚染物質が減り、空気がきれいになったことで紫外線が地表に届きやすくなったのです。
紫外線量は今後もますます増加していくと予想されており、紫外線への対策はより重要性が増しています。

■ 紫外線の強い地域では、メンテナンス周期に注意

通常、住宅の外壁塗装のメンテナンス周期は10年程度が目安とされていますが、紫外線の強い地域ではこの周期が7〜8年に短くなることがあります。

「まだ見た目はキレイだから大丈夫」と思っていても、塗膜の内部では劣化が進んでいるケースも多く、気づかないうちに防水性が低下していることも。特に紫外線の影響を直接受けやすい南側や西側の外壁・屋根は、劣化が早く進む傾向があります。

■ 住宅にも「日焼け」がある?紫外線の影響とは

私たちの家を、紫外線や風雨といった外的な劣化要因から守ってくれているのが「塗料」です。ところが、その塗料自体も、紫外線などの影響を受けて時間とともに劣化していきます。
塗膜がダメージを受け始めると、さまざまな劣化の兆候が段階的に進行していきます。

●劣化段階1 外壁の色あせ・チョーキング

長年日差しを浴び続けた外壁は、色が薄くなったり、触ると白い粉が手につく「チョーキング現象」が発生したりします。これは塗膜の樹脂成分が紫外線で分解され、顔料が粉状になり表面に浮き出てくる現象です。
建物の美観が損なわれることになります。

●劣化段階2 割れ(クラック)

紫外線により劣化したところに熱が加わるとひび割れなどの劣化が促進されます。目地のシーリングは柔軟性を失い、ひび割れたり切れたりします。建物の美観が損なわれるだけでなく、水が浸入し、外壁材が傷む原因に。

● 劣化段階3 建物の構造自体の劣化

塗膜の付着力が低下することで塗膜が剥がれます。このように塗膜が破壊されると塗料の保護機能が発揮されないため、建物自体の劣化につながります。

外壁材の劣化においても、様々な劣化のサインがあります。劣化進行度が高い場合には、専門家に相談をしましょう。

■ 紫外線劣化の影響を抑えるためにできること

① 紫外線に強い塗料を選ぶ

最近では、紫外線に強い高耐候性の塗料が多く登場しています。
耐候性とは日光や風雨・温度変化などに対し、変質や劣化を起こしにくい性質のこと。
たとえば、ラジカル塗料は塗料の劣化要因である「ラジカル」の発生を抑え、塗膜の耐久性を高めた塗料です。
ほかにもフッ素塗料や無機塗料、シリコン塗料などは、紫外線による塗膜の劣化を遅らせる効果が期待できます。

特に標高が高く紫外線の強い地域では、これらの、初期コストがやや高くても長持ちする塗料を選ぶことでメンテナンスの頻度を減らすことができ、結果的にコストダウンにつながります

② 定期的な点検

劣化の進行を防ぐためには、5年に一度程度の定期点検がおすすめです。汚れやひび割れなどの劣化サインを見つけたら、早期に修繕することで、塗装の寿命を延ばし、建物の耐久性を保つことができます。

チョーキングや色あせ、ひび割れなどを見つけたらプロによる点検を受けましょう。適切なタイミングでのメンテナンスが可能になります。

③ 色あせしにくい色で塗装する

紫外線による影響で色味が変化しにくい色があります。
具体的には具体的には、白、黒、青、グレー、ベージュなどの色が挙げられます。これらの色は、太陽光を反射する性質や、紫外線に強い顔料を使用しているため、劣化が目立ちにくいという特徴があります。

これらの色は実際の劣化のスピードは同じでも、見た目に現れる「劣化のサイン」が目立ちにくいので、メンテナンスのタイミングを逃さないように注意しましょう。

■ 紫外線対策は、家を長持ちさせる第一歩

紫外線は目に見えないですが、毎日じわじわと住宅にダメージを与え続けています。
塗装は、家を守ってくれている“バリア”のような存在。そのバリアが弱ってしまうと、内部にある木材や断熱材にまで被害が及び、修繕に大きな費用がかかってしまうこともあります。

塗膜が劣化する前の段階で、定期的な点検とメンテナンスを行うことが非常に重要です。定期的な点検により適切なタイミングで塗装を行うことで、紫外線による劣化を最小限に抑え、家をより長く、美しく保つことができるのです。
塗装は単なる見た目を整えるためのものではなく、建物を長持ちさせるための「防御壁」。それが失われたまま放置すれば、補修費用は何倍にもふくらみ、場合によっては大規模な改修が必要になることもあります。

だからこそ、「まだ大丈夫」と思わず、計画的な塗り替えや点検を習慣化することが、建物を長く守る一番の近道です。

◇外壁塗装の疑問や施工のこと、価格などお気軽にお問い合わせください◇

フリーダイヤル 0120-460-461

メールでのお問い合わせはこちら⇩から


・お問い合わせフォームに必要事項をご入力の上「送信する」ボタンをクリックしてください。
・メールアドレスは正しくご入力下さい(弊社より返信メールをお送りします。)
・【必須】の項目は必ず入力してください。

    お申し込みフォーム

    お名前 必須

    例:塗装 太郎

    住所

    例:000-0000

    例:例:○○県○○市○○0丁目00-00

    例:〇〇マンション000 ※空欄可

    電話番号

    例:09000000000

    メールアドレス 必須

    例:xxx@xxx.com

    お問い合わせ内容
    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Google プライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。
    ブログをご覧いただき ありがとうございます。
    長野市・須坂市の塗装会社
    株式会社霜鳥(プロタイムズ 長野若里店)です。
    長野市・須坂市・千曲市・中野市・小布施町の
    屋根塗装・外壁塗装ならお任せください!
    塗装以外の内装リフォーム・お家のお悩み事も、
    株式会社霜鳥にお任せ下さい!
    。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。

    ピックアップPICKUP