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外壁塗装が必要ない家の条件とは?知っておくべき事実とリスク
2025.04.25
外壁塗装
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どうせならメンテナンスフリーの外壁がいいな、と思っている方は多いのではないでしょうか。
外壁は家の外観を保護し、美観を保つ重要な要素です。しかし、素材によっては塗装が必要ないものも存在します。例えば、タイルやレンガは耐久性が高く、塗装を必要としないことが多いです。
しかし、塗装は不要であっても、目地などのメンテナンスは必要になることを覚えておきましょう。
この記事では、塗装が必要のない家の条件や、必要なのに塗装しない場合どうなるのかといった内容をお伝えします。
外壁塗装が必要ない家の条件とは
外壁塗装の頻度を減らす工夫
必要になっても塗装をしないと、どうなる?
外壁塗装が必要かどうかの判断方法とは
外壁塗装が必要ない家の条件
塗装不要の外壁素材を使用している
塗装不要の外壁素材とは、長期間にわたりメンテナンスがほとんど必要ない素材を指します。代表的なものに「タイル」や「レンガ」があります。これらは耐久性が高く、色褪せや劣化が少ないため、塗装の必要がありません。
また、近年注目されている「樹脂系サイディング」は、軽量なうえ、防水性や耐候性に優れています。耐久性に優れているため、特別な手入れをしなくても30年ほど使い続けられる丈夫な壁材です。
これらの素材を選ぶことで、外壁の美観を長期間維持できるだけでなく、メンテナンスコストも抑えることが可能です。
タイルやレンガ

タイルやレンガは、外壁塗装が必要ない家を実現したいならおススメの外壁材です。レンガやタイルは、無機素材であり、自然素材や焼成による加工が施されています。このため、紫外線や雨風による劣化が非常に少なく、吸水性が少ないので塗装は必要ありません。どちらの素材も耐久性が高く、長期間にわたり美しい外観を維持します。
しかしレンガやタイルの目地に使われているモルタルやセメントは劣化するとひび割れなどが起こります。タイルの伸縮目地にはコーキング材が使用されていますので、外壁材自体は塗装が不要でも、目地のメンテナンスは定期的に必要になることを頭に入れておきましょう。
樹脂系サイディング

ゼオン化成株式会社
樹脂系サイディングは、塩化ビニルというプラスチックから作られた外壁材ですが、耐久性に優れ、紫外線や風雨に強く、塗装しなくても長期間にわたって美しい外観を保ちます。
目地がない場合はシーリングの補修も不要です。
メンテナンスフリーとして知られている樹脂系サイディングですが、経年とともに紫外線により割れやすくなるため、30年が経過した頃にはメンテナンスが必要になるでしょう。
まだ塗装が必要ない状態である
新築10年までの家であれば、外壁塗装は実施しなくても良いケースがほとんどです。劣化症状がほとんど無い場合は、まだ塗装は必要ないでしょう。
耐久性の高い塗料を使用することで、外壁塗装の頻度を減らすことができます。超耐久性の塗料で、30年程度メンテナンス不要な家も増えています。フッ素塗料や無機塗料が代表的です。
外観にひび割れ・色あせといった症状が出始めたら、塗装を検討する時期です。
外壁塗装を必要としないための工夫
外壁塗装を必要としないためには、耐久性の高い外壁材を選ぶことが重要です。それらの素材はメンテナンスが少なくて済むため、長期的に見てコストパフォーマンスが良いとされています。
また、外壁素材や塗料の種類によって劣化の速度や特徴が異なるため、選択時には耐久性やメンテナンスの頻度を考慮することが重要です。適切な素材選びが、メンテナンスにかかるコストを抑えることにつながります。
耐久性の高い素材を選ぶ

塗装が必要ない家を実現するためには、耐久性の高い素材を選ぶことが重要です。
例えば、タイルやレンガ樹脂系サイディングといった素材は耐久性が高く耐候性に優れているため、塗装をしなくても美しい外観を維持することができます。
定期的に塗装が必要な外壁材の場合は、耐久性が高い塗料を使うことで、メンテナンスの頻度を大幅に減らすことができます。塗料次第で、塗装が必要のない期間を延ばすことができるのです。
忘れがちなのは、目地です。目地に使用されているコーキング材も、塗料に合わせて耐久性の高いものを使用すれば、高い防水性を長期間維持することができるでしょう。初期コストは高くなっても、結果として塗装の必要性を大幅に減少させることができます。
定期的な外壁の点検が重要
外壁は常に紫外線や雨風にさらされ、見えない部分で劣化が進行する可能性があります。特に、塗装が必要ないとされるタイルやレンガでも、小さなひび割れや目地の劣化は、放置すると雨漏りなど大きな問題に発展しかねません。ひび割れや破損が見られたら、すぐに補修を依頼しましょう。
劣化は気が付かないうちに進行していることがありますので、定期的に外壁の点検を行うと安心です。
外壁塗装をしない場合のリスク
外壁塗装が必要な状態でありながら塗装をしない場合、建物の寿命や美観に影響を及ぼすリスクがあります。特に外壁の劣化が進むと、建物全体の耐久性が低下し、修繕費用が増大する可能性が高まります。また外壁のひび割れや塗膜の剥がれが見られる場合、早急な対処が求められます。以下で詳しく解説していきます。
建物の劣化とその影響
建物の劣化は、外壁塗装を行わないと著しく進行します。外壁のひび割れや剥がれが進行すると、見た目だけでなく建物の耐久性にも悪影響を及ぼします。ひび割れや剥がれた部分から雨水が建物内部に浸入しやすくなり、外壁の破損や構造の腐食を引き起こす可能性があります。これらにより、修繕費用が増大し、結果的に資産価値が下がるリスクも伴います。

防水性の低下による雨漏り
外壁の防水性の低下は、建物に深刻なダメージを与える要因です。特に雨水の侵入は、内部の構造材を腐食させ、耐震性や耐久性を著しく損なう恐れがあります。さらに、湿気が増えることでカビの発生を促進し、健康被害を引き起こす可能性もあります。
普段は問題なくても、台風など強風を伴う雨の場合に雨漏りする、というケースもあります。定期的な点検を行い、早期に問題を発見することが重要です。
シロアリ被害の可能性
防水性が低下すると、基礎部分から湿気が侵入しやすくなり、シロアリの活動が活発化します。タイルやレンガなどの塗装不要の外壁素材を使用している場合でも、接合部分や隙間から水が入り込むことがあります。シロアリは木材を好むため、木造住宅では特に注意が必要です。
塗装は不要でも、それ以外のメンテナンスが必要に
塗装が必要のないレンガやタイルですが、塗装以外のメンテナンスは必要になります。
レンガやタイル施工方法は大きく「湿式」と「乾式」に分けられます。
湿式工法とは、モルタルの下地の上にタイルを貼る昔ながらの施工方法です。一方、乾式工法は、タイルを貼る際にモルタルを使わず、代わりに弾性接着剤を使用する方法です。
レンガやタイルをモルタルの上から貼る湿式の場合、劣化した目地部分から水が入る事でタイルとモルタルの間に隙間が生まれ、タイルが剥落する恐れがあります。
モルタルはタイルの下にあるため、ひび割れや浮きが発生していても、表面からは劣化の進行が分かりにくく、気づいたときにはすでに剥離が進んでいることがあります。
乾式の場合であっても、接着剤は有機物であるため劣化しないものではありません。
外壁タイルが剥がれて落下すると、歩行者や車両への危険が生じるため、国や自治体が定期的な調査を義務付けており、ビルやマンションの場合は特定建築物定期調査(建築基準法第12条)により、自治体が定めた頻度で外壁タイルの調査が義務付けられています。(湿式の場合)
戸建て住宅の場合も10~15年ごとに目地の補修や、タイルの浮きの点検・補修が推奨されています。
外壁塗装が必要かどうかの判断方法
外壁塗装が必要かどうかを判断するためには、まず外壁の劣化症状を確認することが重要です。ひび割れや色あせ、カビの発生などが見られる場合は、塗装の必要性を考えたほうがいいでしょう。これらの症状は、外壁材の劣化や防水性能の低下を示していることが多いです。
また、プロの診断を受けることも大切です。専門家による診断では、目に見えない部分の劣化や将来的なリスクも考慮した判断が可能になります。プロの視点でのアドバイスを受けることで、適切なメンテナンス計画を立てることができます。

外壁の劣化症状を確認する
外壁の劣化症状を確認する際には、まずひび割れや色あせが目立つ部分をチェックします。特に、「触って粉がつく」状態は、チョーキング現象と呼ばれ、劣化が進んでいる証拠です。これらは塗装が必要な時期に来ているサインです。
また、外壁の反りや剥がれ、目地部分のコーキングの劣化も見逃せません。これらは雨漏りに繋がる可能性が高いです。
外壁が金属の場合はサビにも注意しましょう。サビは放置すると広がり、進行すると穴があいてしまいます。
これらの症状が見られたら、専門家に診断を依頼し、適切なメンテナンスを講じることが重要です。
プロの診断を受けるメリット

プロの診断を受けることで、外壁の状態を正確に把握することができるでしょう。プロに任せることで、普段は見えにくい屋根や基礎部分、2階以上の高所の状態も確認することができます。
これにより、今すぐに塗装が必要な状態なのか、あるいは今後必要になるのかを判断することができます。また、診断を受けることで将来的なメンテナンス計画を立てやすくなり、無駄な出費を抑えることができるでしょう。信頼できる専門家の意見を取り入れることで、家の価値を維持し、安心して暮らすことができるようになります。
まとめ
完全に「メンテナンスフリーな家」を実現することは難しいですが、塗装などの手間を大幅に減らすことは可能です。タイルやレンガ、樹脂系サイディングは耐久性が高く、メンテナンス回数を減らすことができます。
また、外壁材以外にも、耐候性の高い塗料を選定することで塗装頻度を減らし、メンテナンスにかかる費用や労力を減らすことができます。
しかし、どの素材も定期的な点検は必要で、外壁の劣化を早期に発見することが重要です。特に日本の気候は外壁に影響を与えるため、プロによる診断を受けることが推奨されます。
外壁の状態を定期的にチェックし、必要に応じてメンテナンスを行うことで、より安心して暮らせる住まいを維持できるでしょう。
自分で確認できない場所や、本当に塗装が必要なのか判断に迷ったら、専門家による無料見積もりをご利用ください。外装劣化診断士の資格を持つスタッフが劣化状況を正確に診断し、診断結果を分かりやすい写真付きの報告書でお伝えします。
プロタイムズ長野若里店は地域に特化した塗装業者で、地域で3,000件以上の実績を持つ塗装会社です。外壁の劣化症状が気になってきたら、私たちプロタイムズ長野若里店にお気軽にお問い合わせください。
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