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外壁塗装を行おうと思った時、新築から、どれぐらいのタイミングで塗装を行えばいいのかとお悩みの方も多いかと思います。
実は外壁材も屋根材にも種類があり、それぞれで塗り替えのタイミングが変わってくるのです。ただ外壁塗装に関して言えば、使う塗料によって大体の耐用年数というものが明記されています。
そこで本日は塗り替えた後の次の塗装までの期間がどれぐらいになるのか、塗料の耐用年数についてお伝えしていきます。

この記事のPOINT

☑ 塗料の耐用年数はグレードによっても異なる
☑ 塗り替え時期の目安は、劣化の症状で判断する
☑ 塗り替え目安となる劣化症状 コーキングの劣化、チョーキング、ひび割れ、塗膜の剥がれ

塗料で違う耐用年数

外壁塗装工事が終わったからといって、ずっと建物を守ってくれて安心というわけにはいきません。
残念ながら、どんな物でも劣化するように、塗料も劣化します。つまり耐用年数があるということです。その合図として塗料が剥がれてきたり、チョーキングと言う外壁の塗装した部分を触ると白い粉が手につく症状が現れるようになります。これらの症状は塗り替え時期を把握する目安としても有名です。

もし、これらの劣化症状をそのまま放置してしまうとどうなるのでしょうか?
外壁材や屋根材そのものを傷めてしまったり、防水性がなくなり、雨漏りを引き起こしたりします。
風雨や紫外線などの外的要因から守っているのが外壁や屋根ですから、性能がなくなれば住まいを守れなくなってしまいます。

外壁や屋根に使われる塗料の耐用年数とは?

塗料の耐用年数は10〜20年となっています。幅がありますが、これは塗料のグレードによって変わるからです。
よく使われる、塗料の耐用年数をご紹介します。

・ウレタン塗料の耐用年数:8〜10年

・シリコン塗料の耐用年数:10〜15年

・ラジカル塗料の耐用年数:14〜16年

・フッ素塗料の耐用年数:15〜20年

・無機塗料の耐用年数:5〜25年

劣化の症状で見る、塗り替え時期の目安とは?

一概に塗り替え時期といっても、地域や建物の立地環境で劣化の進み具合は異なります。
また、使われている素材や塗膜でも違います。ではどのように考えればいいのでしょうか?
それは、劣化の症状を確認することです。外壁を直接、見て確認することで判断できます。

以下の症状が見られる時、塗装の時期が来ているといえます。

◆コーキングの劣化

外壁サイディングのジョイント部に使われているコーキングは劣化がしやすく、耐用年数が5年10年にといわれています。今では耐用年数が20年近いものもありますが、一昔前のコーキングは寿命が短いです。
劣化の症状は、まず硬くなり、その後ひび割れてきたり裂けてきます。外壁から剥がれてきたりもします。
この症状が見られる時は、打ち替え時期が来ていると言えます。

◆チョーキング現象

チョーキング

前述した通りチョーキング現象とは壁を手で触るとチョークのような白い粉が付着する現象です。なぜ白い粉がつくかというと紫外線で劣化した塗膜の成分によるものです。

この症状が見られる場合、外壁の防水性能がなくなってきています。塗り替えのベストな時期として知られています。それは、塗り替えだけのコストだけで済ますことができる時期だからです。

◆ひび割れ

窓サッシ下のひび割れ

一概にひび割れといっても、使われている外壁材によって危険性は変わってきます。
例えばコンクリートの外壁の場合には、髪の毛程度の小さなひび割れであれば普通に見られます。
対象がサイディングになると話は違います。構造的な問題や凍害の可能性がでてきます。外壁にまでひび割れている場合は早急な補修が必要です。

◆塗膜のはがれ

塗膜が剥がれている場合は、外壁を保護する性能が失われています。
そのまま放置すると、雨水などが建物の内部にまで浸入する恐れがあります。それは外壁材を傷めるだけでなく建物寿命まで短くする原因となります。
適切にメンテナンスを行うことで建物の長寿命が期待できますが、何もしないことで、逆に寿命を縮めてしまうことになります。

また、メンテナンスを先延ばしすることで、大規模な修理が必要となり高額な費用が掛かってしまうこともあります。これらの劣化の症状が確認出来たら、なるべく早く対応する必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?
塗り替え時期と塗料の耐用年数はお分かりいただけましたでしょうか?

メンテナンスコストを抑えたいばかりに、先延ばしにしている住宅もありますが、被害がないのが儲けものです。
外壁を定期的に確認し、劣化の症状がないか自分の目で確認しましょう。気になることがあれば、まずは業者に相談することをおすすめします。

プロタイムズ長野若里店でも外壁塗装を取り扱っております。外壁や屋根、そのほかの場所でご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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