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外壁や屋根の塗装工事を成功させるためには、現場調査が必要です。
塗装工事では建物の状態を把握し、それに基づいた施工計画を立てることが、耐久性を高める鍵となります。
例えるなら、身体の不調を感じた時に医師の診断を仰ぐように、家の”健康状態”をチェックします。
外壁の種類や劣化の程度などを確認し、長期にわたり美観を保ちながら住まいを守る改修プランを策定します。
本記事では、外壁・屋根塗装における現場調査の流れと、なぜそれが重要なのかを詳しく解説していきます。お住まいのメンテナンスを考える際の判断基準となるでしょう。

この記事のPOINT

☑ 屋根・外壁塗装の現地調査はどのようなことをするのか
☑ 現地調査の重要性とチェック内容
☑ 現地調査が外壁塗装の成功に不可欠な理由とは
☑ ドローンを活用した現地調査は効果的なのか

現場調査の役割とは?行うべき理由とは?

外壁・屋根塗装の事前調査・現場調査はどのようなことをするか?

家や建物の外観を美しく保っていくには、外壁や屋根の塗装が欠かせません。
しかし、ただ漠然と塗装をするだけでは、建物を健全に守っていくことはできません。
そこで重要になってくるのが、現場調査です。

この調査は、塗装工事の見積もりを正確に行うためも大切です。
建物のサイズや形状、現在の劣化具合を詳細にチェックします。さらに、周辺環境や土地の広さも考慮します。例えば、足場を運ぶのに十分なスペースがあるかなどです。これらにより、工事が順調に進むのか検討します。
通常、この調査には1時間程度を要します。

多くの塗装業者では、現地調査は基本的には無料で提供されています。
しかし、雨漏りのような問題がある場合、その原因を突き止めるために、別途料金が発生することがあります。
外壁や屋根の塗装工事における現場調査は、質の高い施工を実現するための基盤を築く工程とも捉えることができます。

現場調査の重要性とチェック内容

ひび割れや浮き等がないか?外壁の劣化状況を把握

外壁や屋根塗装の現場調査では、住宅の健康状態を診るかのように細かく点検を行います。
最初に行うのは視覚的なチェックです。
ひび割れや外壁の浮き、そして破損があるかどうかを確認します。
特にサイディングを使用している場合、ボードが反っていないか、シーリング材の老朽化が進んでいないかも確認します。

ただ、目に見える範囲だけで全てを把握することはできません。
例えば、外壁や屋根の表面に触れてみて、粉をふいたような現象であるチョーキングが生じていないかも調べます。
また、RC造の建物では、モルタルやタイルの健全性を確認します。打診棒で叩き、音の響き方をチェックします。
内部の空洞や剥離を見つけ出します。
調査を通じ、塗装前の外壁や屋根の状態を把握、適切な修繕や塗装工程を計画します。

錆がないか?クラックがないか?屋根の劣化状況を把握

現場調査の一環として、屋根の劣化状況も点検します。
屋根を観察し、ひび割れや破損がないかをチェックします。特に、板金部分におけるビスの緩みや外れがないかも調べます。

瓦屋根においては、漆喰の割れや劣化も重要なチェックポイントです。
漆喰がしっかりしているかどうかは、屋根の防水性や耐久性に直結するため、細かい部分にも注意を払います。

屋根は家全体を保護する役割を担っており、外壁よりも直接的に紫外線や降雨の影響を受ける部分です。そのため、材質や構造の違いで起こる劣化の兆候を見逃さず、適切なメンテナンスを行うことが、屋根の寿命を延ばし、住まい全体の安全を守ることにつながります。

塗装品質を確かなものにする塗装面積の計測

塗装作業で必要な塗料の量を見積もるには、正確な面積の算出が必須です。
そのためには、図面が利用できる場合とそうでない場合とで、異なる工程を踏みます。

建物の設計図面が手元にある際には、これを基に専用の測定ツールを使って塗装面積を割り出します。しかし、図面だけでは判断できない部分があるため、実際の建物の寸法と照合し、最終的な面積を精密に計算します。

一方、図面が存在しない状況では、物理的な測定が必要になります。
この時、スケールや最新のレーザー測定器を駆使して、塗装を要する部分の長さや高さを計測します。
そのうえで塗装面積を導き出します。塗料の必要量を正確に見積もることができます。

足場の組み立てや設置に必要となる立地条件の把握

立地条件の把握も必要です。
作業に必要な足場の設置が実行可能かどうかを見極めます。具体的には、近隣の建物との間隔や、現場に至る道路の幅を測定し、足場が組めるスペースがあるかを検討します。

また、資材の搬入方法も検討します。
作業に用いる材料を運ぶトラックが難なく現場に行けるか?十分な駐車スペースが確保できるか?
事前に把握しておくべき事項です。確認を怠ると、作業が遅れたり、作業自体にも支障を及ぼす可能性があります。

現場調査が外壁塗装の成功に不可欠な理由

前述しましたが、施工前には現場調査が必要です。
調査を通して、建物の劣化の具合、周囲の環境などを詳細に把握し、正確な見積もりと最適な施工計画を立てることができるからです。
また、現場調査によって、最良の提案を行うことができます。

調査が不十分だと、想定できない問題が発生し、追加費用がかかることや、最悪の場合、施工ミスにつながる可能性があります。適切な見積もり算出と品質の高い施工を実現するためにも、現場調査は行われるべきなんです。

ドローンを活用した現場調査は効果的なのか?やるべき時と必要ない時

調査で注目されているのが、ドローンの活用です。
ドローンを用いることで、従来は人の手による目視や足場を組んでの調査が必要だった場所でも、安全にかつ迅速に状況を確認することができるようになりました。
高所作業に伴うリスクを減らしつつ、詳細な画像や映像を撮影し、タブレット端末などで即座に確認できます。

この方法は、作業員の安全を確保しながらも、建物の隅々まで精密にチェックすることができるため、塗装工事の品質向上に直結します。また、お客様がリアルタイムで調査状況を見ることができるため、透明性が高く信頼性のあるサービスを提供できるというメリットもあります。

ドローンによる現場調査は、最新技術を駆使して外壁・屋根塗装の質を高めるための一手段であり、これからの塗装業界においてはますますその重要性が増していくことでしょう。
ただし、戸建て住宅の場合には、屋根には効果的かもしれませんが、高所カメラでも十分に状態を把握することができます。
パフォーマンス的に使われていることもあります。
実際に行われるとなると申請やドローン自体の費用などがコストとなって帰ってくるかもしれません。
やるべき理由があるのか?診断書として本当に違いとして出てくるのか?考慮する必要があります。

最後に

外壁や屋根塗装を行う際には、建物の状態を把握するために現場調査が欠かせません。
建物の形状や劣化の具合を正確に把握し、最適な塗装計画を立てることが可能になるからです。
また、立地条件を考慮することで、周囲の環境に適した塗料選びや施工方法を決定し、見積もりに反映させることができます。

具体的には、建物の外壁や屋根の素材、損傷の程度、カビや苔の発生状況をチェックし、塗装前の下地処理が必要かどうかを判断します。

このように現場調査を通じて、塗装工事において品質を生み出すだけでなく、長期にわたる建物の美観と機能を維持するための基盤を築くことができます。専門家による丁寧な調査は、塗装工事の成功に不可欠なステップと言えるでしょう。
専門家による無料見積もりは、こちらからお申込みいただけます。そろそろ塗装した方がいいかな、と感じたら、お気軽にご利用ください。

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