スタッフブログ

温暖な地域では「あまり雪が降らないから」という理由から、雪止めを設置していないお住まいが多いですね。しかし近年では、地球温暖化の影響から一度に大量の雪が降る、いわゆる「ドカ雪」が増えています。普段雪が少ない太平洋側の地域においても、太陽光パネルを施工した際に備えておけば安心なのが、雪止めです。
雪止めは、屋根から雪が滑り落ちるのを防ぐための装置で、特に太陽光パネルのある屋根に設置することは多くのメリットがあります。
雪止めは後付けが可能です。太陽光パネルがある場合、雪止めの設置を検討してみてください。

この記事のPOINT

☑ 雪止めを取り付けるメリット、デメリットを解説
☑ 太陽光パネルを設置した屋根には、金網型の雪止めがおすすめ
☑ 雪止めには適切な取り付け位置がある
☑ 雪止め設置にかかる費用と、優良業者の選び方

太陽光パネル設置屋根における雪止めの重要性

太陽光パネルを屋根に設置する際、雪止めの設置は非常に重要です。
太陽光パネルは雪が滑り落ちるよう角度を調整して設置されています。それは、パネルの上に雪が積もると落雪の危険や、荷重に耐えきれずパネルが破損する恐れがあるためです。積もった雪をすぐに落として、発電できるような構造になっているのです。

雪止めは、その太陽光パネルや屋根に積もった雪が、地面へ滑り落ちていくのを防ぐ役目をします。
屋根に雪止めがないと、大量の雪が一気に落ちてしまい、下にいる人や物、隣家に危険を及ぼす可能性があります。また、雪の重みで雨樋が変形してしまう、といったこともあります。

設置時には、地域の気候条件や屋根の構造を考慮し、最適な雪止めを選ぶことが大切です。

太陽光パネル設置屋根に雪止めがないと起こりうる問題

太陽光パネルを設置した屋根に雪止めがない場合、いくつかの深刻な問題が発生する可能性があります。
まず、積雪の重みで雨樋が破損するリスクが高まります。また、滑り落ちた雪が歩行者や車両に当たると、重大な事故につながる恐れがあります。隣家の車やカーポートの損傷、屋外機器の破損、植物への被害、通行人へのケガなどが挙げられます。
雪の重みで屋根自体が損傷するケースも考えられます。
特に都市部では住宅が密集しているなど、隣家との距離や周辺の構造物はそれぞれ異なります。地域ごとの気象条件や地形を踏まえ、適切な防止策が必要なのです。

太陽光パネル設置屋根に雪止めを取り付けるデメリット

屋根に雪止めを設置するメリットは、雪が滑り落ちるのを防ぎ、屋根や周囲の安全を確保できる点にあります。
一方、デメリットとしては、設置コストが追加で発生することや、雪止めが雪の重みを支えきれない場合、屋根に負担がかかることが挙げられます。特に古い建物では、屋根の耐久性を確認する必要があります
特に豪雪地帯では、屋根の雪下ろしの際に、雪止めがあると作業の邪魔になってしまいます。

発電量の低下

雪止め設置に伴うデメリットは、発電効率への影響が挙げられます。
雪止めが雪の滑りを防ぐ一方で、雪がパネル上に残りやすく、発電量が低下する可能性があります。雪止めがあることで、屋根や太陽光パネルに積もった雪がとけるまで待たなければならないことが多く、また、雪下ろしが困難なためです。
特に豪雪地域では、この影響が顕著に現れるため、雪止め以外の方法で対策を検討するのがいいかもしれません。

パネルの負荷や制約

雪止めの設置には、太陽光パネルに対する負荷増加というデメリットがあります。雪止めが雪の重さを一箇所に集中させることで、屋根材やパネルに余計な圧力がかかることが懸念されます。

また太陽光パネルの設置において、通常、雪止めからパネルまでの距離を確保する必要があります。太陽光パネルを1列減らして雪止めを設置するため、パネルの設置面積に制約が生じることになります。
太陽光パネル設置する前に、あらかじめ雪止めを設置するかどうか検討しましょう。

太陽光パネル設置屋根に適した雪止めの選び方

太陽光パネルを設置した屋根に適した雪止めを選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮する必要があります。地域の気候条件や法規制にも注意を払い、安全で効率的な雪止めを選びましょう。

太陽光パネル設置屋根におすすめの雪止め商品

雪止めには、雪止め金具、雪止め瓦、アングル型、金網型などの種類があります。
太陽光パネルを設置している場合、金具タイプではなく「金網型」の雪止めの取り付けがおすすめです。金網の上に雪が溜まり、その隙間からとけた雪が流れてる構造になっています。日中にとけた雪は雨どいから少しずつ流れていきます。

太陽光パネル設置屋根に雪止めを付ける際の注意点

太陽光パネルを設置した屋根に雪止めを取り付ける際には、いくつかの重要なポイントに注意が必要です。まず、雪止めの位置と数を適切に設定することです。これにより、雪の滑落を効果的に防ぐことができます。
また、雪止めの材質選びも重要で、錆びにくく耐久性の高い素材を選ぶことが推奨されます。
さらに、太陽光パネル自体への影響も考慮する必要があります。雪止めの設置がパネルの発電効率に悪影響を及ぼさないように、専門家に相談することが望ましいです。
雪止めは定期的なメンテナンスを行い、雪止めの効果を維持することも忘れずに行いましょう。

太陽光パネルが屋根の先端まであって雪止めが付けられない場合

雪止めは通常、太陽光パネルの上部から50cmほど離れた位置に配置されます。この距離により、積もった雪が一気に滑り落ちずに安定して保持され、周囲への被害を最小限に抑えます。
太陽光パネルが屋根の先端まで設置されている場合、雪止めの設置が難しくなることがあります。屋根の端まで太陽光パネルが設置されていても、雪止めを設置したい場合は、パネルの一部を撤去しなければならないため、施工業者に相談しましょう。

このような場合、パネルの下部に融雪システムを取り付けることも一つの方法です。融雪システムは、電気や温水を使って雪を溶かし、安全性を高めます。
また、雪止め機能がついた太陽光パネルもありますので、太陽光パネルを最大限敷きたいという場合には導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

雪止めを後付けする際のポイント

太陽光パネル設置屋根に雪止めを後付けする際のポイントは、まず安全性を最優先に考えることです。設置作業は専門業者に依頼することが推奨されます。
特に積雪地域では、雪の重みに耐えられる強度のある雪止めを選ぶことが必要です。
定期的なメンテナンスも忘れずに行い、雪止めの効果を維持するよう心がけましょう。

安心して依頼できる業者の選び方

雪止めの後付けを安心して依頼できる業者を選ぶ際には、いくつかのポイントに注意が必要です。
まず、業者の実績を確認しましょう。多くの施工事例を持つ業者は、技術力が高く信頼性があります。口コミや評判も参考にすることで、実際の利用者の声を知ることができます。

次に、見積もりを複数の業者から取り、価格だけでなく施工内容やアフターフォローも比較しましょう。特に、雪止めの設置後のメンテナンスや保証が充実しているかどうかは大切なポイントです。

雪止めには適切な取り付け位置があります

太陽光パネルが設置されている屋根では、雪止めの位置がパネルの性能や安全性に大きく影響します。
雪止めは、屋根全体に均等に配置することが推奨されますが、特に軒先や屋根の中腹には注意が必要です。軒先に集中して設置すると、雪の重みで軒先が損傷する可能性があります。また、屋根の中腹に設置することで、雪が滑り落ちるのを効果的に防げます。
適切な位置に設置することで、屋根の耐久性を高め、太陽光パネルの効率も維持することができます。

雪止め設置に関する費用と注意点

太陽光パネルを設置した屋根に雪止めを施工する際の費用は、屋根の形状や面積、使用する雪止めの種類によって変動します。施工業者に依頼する際には、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。また、太陽光パネルのメーカーや設置業者に相談することで、適切な雪止めの提案を受けられる場合もあります。施工の際には、安全性を確保するために専門業者に依頼することをお勧めします。

雪止め施工にかかる費用相場

雪止め施工の費用相場は、設置する屋根の種類や勾配、使用する材料によって異なります。太陽光パネルを設置した屋根に雪止めを施工する際の費用は、一般的に10万円から20万円程度です。
設置の際は建物に足場を組む必要があり、その費用などもかかります。この他、雪止めの部材や固定工事費用、人件費などといった項目も追加されるでしょう。
施工業者によっては、現地調査や見積もりが無料で行われることもあるので、複数の業者に相談して最適なプランを選ぶことが重要です。また、雪止めの設置は安全性を確保するためにも専門業者に依頼することが推奨されます。

地元の経験豊富な業者に依頼する

地元の経験豊富な業者に雪止めの設置を依頼するメリットは多岐にわたります。まず、地域特有の気候や積雪量に精通しているため、最適な雪止め設置が期待できます。また、地元の業者は迅速な対応が可能です。緊急時にも迅速に対応してくれるため、安心感が違います。

長年の経験を持つ業者は、太陽光パネルとの相性を考慮した設置方法も熟知しています。パネルの効率を損なうことなく、雪の影響を最小限に抑えるよう施工してくれるでしょう。長期的なメンテナンスやアフターサービスも充実していれば、安心して任せることができます。

他の屋根工事と一緒に雪止め設置を依頼する

他の屋根工事と一緒に雪止め設置を依頼すれば、工事費用を節約することができます。
例えば屋根の塗装と雪止めの設置とを同時に行うことで、足場設置費用や作業時間を一度に済ませることができ、コスト削減が期待できます。工期が短縮され、建物の使用制限期間も減少します。
雪止めを設置することで、雪の滑落を防ぎ、屋根や太陽光パネルへのダメージを軽減します。これにより、メンテナンスの頻度や費用も抑えることができます。
他の屋根工事と一緒に雪止め設置を依頼することは、経済的で効率的な選択です。

まとめ

太陽光パネルを屋根に設置する際、雪止めの設置は安全性確保の観点から極めて重要です。
パネルは雪を滑落させる構造のため、雪止めがないと大量の雪が一気に落下し、人や物に危険を及ぼす可能性があります。また、雨樋の破損や屋根の損傷といった建物被害のリスクも高まります。

一方で、雪止めにはコスト増加や発電効率低下などのデメリットもあります。地域の気候条件や屋根の構造を考慮し、専門家に相談しながら最適な方法で雪止めを設置しましょう。

安全で効果的な雪止め設置のために、まずは複数の地元業者から見積もりを取得し、実績や評判を確認しましょう。他の屋根工事と同時施工することでコスト削減も可能です。

雪止めリフォームは、専門的な知識と経験が必要です。 まずは現地調査を行い、お客様の住まいに合わせた確かな提案を行います。
もし、雪止めに設置についての疑問がありましたらプロタイムズ長野若里店までお気軽にご相談、お問合せください。

◇外壁塗装の疑問や施工のこと、価格などお気軽にお問い合わせください◇


フリーダイヤル 0120-460-461

メールでのお問い合わせはこちら⇩から


・お問い合わせフォームに必要事項をご入力の上「送信する」ボタンをクリックしてください。
・メールアドレスは正しくご入力下さい(弊社より返信メールをお送りします。)
・【必須】の項目は必ず入力してください。

    お申し込みフォーム

    お名前 必須

    例:塗装 太郎

    住所

    例:000-0000

    例:例:○○県○○市○○0丁目00-00

    例:〇〇マンション000 ※空欄可

    電話番号

    例:09000000000

    メールアドレス 必須

    例:xxx@xxx.com

    お問い合わせ内容
    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Google プライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。
    ブログをご覧いただき ありがとうございます。
    長野市・須坂市の塗装会社
    株式会社霜鳥(プロタイムズ 長野若里店)です。
    長野市・須坂市・千曲市・中野市・小布施町の
    屋根塗装・外壁塗装ならお任せください!
    塗装以外の内装リフォーム・お家のお悩み事も、
    株式会社霜鳥にお任せ下さい!
    。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。

    ピックアップPICKUP